1 洞窟王からはじめる楽園ライフ ~万能の採掘スキルで最強に!?~
連載中 巻数 : 5
あらすじ・ストーリー
採掘チートで無人島を自由自在に開拓する、楽園ライフが開幕!
使えない<紋章>持ちと嘲笑され、荒れ果てた離島に追放されたヒール。 なんとか島を開拓しようとピッケルを握ったそのとき、紋章の真なる効果が発揮されて――!?
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誰もが"紋章"を持って生まれてくるファンタジー世界での追放系マンガ。 主人公はその国の王子だったにも関わらず、なんの効果も確認出来ない意味不明な"紋章"を授かって生まれたため役立たずとされて一人島流しされてしまう。 そこで彼は生き延びるために洞窟の奥を掘ったところ、謎の紋章が発動して「洞窟王」として目覚めるというのが導入部。今まで王族という立場のため採掘行為などをしたことがなかったので気づかなかったという説明である。なるほど…理屈はあっている。 そんなある日、難破した船からゴブリン達がやってくる。ちなみに本作品ではゴブリンの扱いが変わっていて、普通に人間並みに知性があるばかりでなく、女性ゴブリンもいるという特徴がある。 主人公は負傷したゴブリン達を回復魔法で治すとともに、「寿命が縮まる呪い」が掛けられて瀕死の「ゴブリンの姫」を解呪するなどした結果、ゴブリン達から感謝・信頼されるといういい話。 本作品のすごいところは、その後「魔物を進化させる」というレアな鉱石を発見し、この石の力によって「ゴブリン姫がエルフ美少女へ進化する」という超展開!え?そんなのあり? 個人的にもチンチクリンなゴブリン娘より黒髪ロングのエルフの方が好みだし、『転生したらスライムだった件』でもゴブリンが進化することはあるのでダメとは言わないが、ゴブリンがエルフに…というのは斬新すぎる。 そうこうして更に採掘が進むと、なんとその孤島の地下に古代遺跡が見つかる。 最初のうちはなんともご都合主義のマンガだな…と鼻で笑っていたのだが、話が進むにつれそもそも主人公をその島へ島流しにされたのも古代遺物を手に入れようと最初から仕組まれた計画だったのではないかという疑惑が浮上してくる。 とすると、単なる追放系の作品ではない奥の深い設定があるのではないかとオラわくわくしてきたぞ。 原作は「なろう」で今も更新が続いているようなので、今後の展開が楽しみである。