陰キャ市川とJKモデル山田の尊い系ラブコメ。 コンプレックスマシマシな市川の拗らせ具合と、そこにグイグイ土足で踏み込みながらも恥ずかしがる山田のアンバランスは必見。 二人とも可愛くて、ずっと見守っていたくなる。

最初はギャグ漫画色が強かったのですが物語が進むにつれてラブストーリー要素強めになって面白くなってきました

浪人して大学に入学したヒロイン「上伊那ぼたん」(20歳)が、寮生の集まりの席で生まれて初めて酒を呑んだら美味しかったというエピソードから始まる女子大生が酒を呑む話。 コンプライアンス的に正しいと思うが、今まで全く酒を口にしたことのない娘が寮長の呑んでいるハイボールを欲しくなるってちょっと不自然というか、タイトル記載の通り百合の素質があるからかな… 単行本表紙でも分かるように「上伊那ぼたん」はツインテール・ツインリボン・衣装も凝りまくり(毎回衣装が違う)のゆるふわ系の超絶美少女なのに呑むと人に絡む。寮長の「いぶきさん」は寮長という立場にあるにも関わらず童顔でちびっこっぽいけど昼から酒を呑む。修士の「郡上先輩」は黒髪ロングの美少女なのにヘビースモーカーっと、なんだか男が知りたくもない嗜好が山盛りになっていてなんか、ちょっと苦手な感じ。 若い女性がお酒を呑むといえば『ワカコ酒』だがあちらは酒を呑むのに全集中の無駄が一切ないシナリオなので飲兵衛なら誰でもすんなり楽しめるのに対して、本作品は女性だけの特殊な日常生活の中に酒が入り込んでいる雰囲気で、まずこの生活に溶け込めないと作品を味わうのが難しいと思う。ちなみにキャッキャウフフの百合展開はない。 自分には評価できないと判断して3.0とする。

魔王の娘は、父の仇である勇者をゾンビとして生き返らせて下僕としてこき使おうとしたが、蘇った彼はイケメンで無駄にカッコよかったため、思わずときめいてしまうというラブコメ。娘ちゃんはキワドい服装をしているがエロ展開はない。 タイトルでは魔王の娘だけがポンコツのように思えるが、勇者・メイド・魔族の女幹部・女僧侶…　みんなポンコツで憎めない性格なのがいい。また男1人+女性ばかりのパーティとなるとふつうはハーレム展開になるはずが、本作品での女性陣は勇者と魔王の娘のイチャラブカップルを愛でる立場というほのぼのとした設定になっているのも意外なところだ。 画力もありストーリーもよく出来ているので、万人にお勧めしたい。

『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』(以降本編と記す)の公式スピンオフで、サバイバル技術に長けた織津江大志(おりつえ たいし)をメイン主人公とした作品。 本編ではKAKERU氏がストーリーと作画の両方を担当しているのに対し、本作品でKAKERU氏はストーリーのみで、作画は瀬口たかひろ氏が担当している。 ちなみに瀬口たかひろ氏の画力はKAKERU氏に匹敵しているだけでなく、絵柄もよく似ているので違和感なく楽しめる。 織津江大志(=俺TUEEEしたい)は、古武術をマスターしているという設定のためたった一人で異世界に転移してもモンスターを倒しまくって、文字通り俺TUEEEの連続。 更に独自のサバイバル理論を持っており、石器を整えたら次はいきなり「水車」を作り出すって、マジか？ これについても何故必要なのか、どうやったら作れるのかとか、作って何をしたいのかが懇切丁寧に文章で書き記されている。更にモンスターと戦う際に一番大事なのは何かとかのサバイバル技術についてもずらずらと記載されており、本編と同様に読むのが疲れる。 また織津江大志はコミュ障であるため、考え方が卑屈であり読んでいてイライラしてくる。ここに共感できれば良い作品だと思う。

２巻･･････上司･白崎の天然にけっこう笑えます。

川村拓が得意とするウザ可愛い女の子が出てくる学園ラブコメ。 『留年! とどめ先輩』でのお相手は同級生だけど留年しているので実際は年上だったが、こちらは正真正銘の年下の後輩。ちょっと素直じゃないけどスタイル抜群の彼女がホレホレと主人公に迫ってくるのが羨ましい。 毎回似たような展開だが、気楽に読むには良い作品。

若くて美人の時計職人「冠綾子さん」が営む「冠時計店」に訪れる客とのハートフルな日常を描いた人畜無害な良作。絵も綺麗で丁寧だ。というかスクリーントーンをほとんと使わず、手書き重視なのに驚く。 ただ、冠さんの右目が寄り目な感じがする(斜視？)のが気になる。 なお、第1巻のおまけには冠さんの入浴シーンがあるが、脱いだら大したことのないプロポーションでちょっとがっかり。

本作品の主人公は2人の男子大学生。 ・クリ娘(クリーチャー娘の略)が大好きでハーレムを築きたいと公言してはばからない"栗結大輔"(くりむすび だいすけ)と、 ・古武術をマスターしサバイバル技術に長けたコミュ障の織津江大志(おりつえ たいし) この2人がある日くだらないエロ話をしている最中、突然異世界転移してしまいそこでサバイバル生活をする話。 本作品では、栗結大輔をメイン主人公として描かれており、当初は亜人娘の身体構造を科学的に分析する内容が続く。たとえばアラクネ(上半身が人間で下半身が蜘蛛)については、実は「結合双生児の三つ子版」であり、女性器も3つあることを突き止めるなど…　そういう感じの一般的な異世界モノにはない考察があって面白い。 但し、そのうち彼がハーレムを営む上で亜人達の独特な性生活が明らかになってくるあたりから話がややこしくなってくる。 単純に人間社会にはない特別な性生活であると説明すればいいものを、何故か人間の生き方をディスるような発言が出てくる。作者としては今まで誰も指摘してこなかった人間の醜さを明らかにしたいのだろうが、ヒステリックにぎっしりと人間の悪口を書かれると、読んでて疲れてしまう。 また、主人公が新しい発明をするたびに、それについて原理とか効果が文章で延々と書き連ねられており、こちらも疲れる。 絵はとても綺麗で、登場するクリーチャー娘はグロテスクな身体ながらも顔は皆童顔で可愛らしい。というか絵面だけ見ると単なるエロ漫画である。 作者KAKERU氏はストーリーと作画の両方を担当しており、まさに天は二物を与えた感のある完成度の高いコミックである。 つくづく残念なのは前述の人間をディスる内容で、ここに共感できれば良い作品だと思う。

4、5年前にチャンピオンクロスで連載してた漫画。 今はジャンプ+ルーキーで全話読める。 スクールカースト最下位の朝倉がクラスをめちゃくちゃにする話。 序盤はギャグ調に見えて、中身は哲学満載の中々に曲者漫画。 どの方向を向いていようが全速力で走り抜け、結果がなんであれ一度立ち向かった者はとても強い。 フィクションらしくご都合主義や演出は感じられるけど、そこは序盤のギャグ調のお陰でホワッと許されてる感じがする。 はやく完全版の書籍を出せい！

『ふらいんぐういっち』を読んでから青森に興味を抱いているので気になって読んでみました。 まず、タイトルの「めじゃ飯」というのは作者が「おいしい飯」というのを津軽弁っぽく言い直した造語だそうです。 で、本作品は青森の美味いもの・B級グルメを紹介した漫画で、読めば青森に行きたくなること間違いなしの漫画です。 ちなみに自分は「味噌カレー牛乳ラーメン」というのを食べてみたいですね～

B級どころかC級以下 修学旅行中の飛行機が不時着したらそこは巨大な虫がいる島でしたという話 せっかく虫についての描写はそこそこなのに、あまりにもキャラクターがバカでリアリティーがなく魅力がありません こんな展開にしたいからと都合良すぎるせいでキャラクターが死んでるし、取ってつけたようなエロ描写でより低級感が増します 巨大な虫が人間を襲ってくるだけでも充分大変なのに、わざわざ意味もなくトラブルを起こすキャラクターが死んでは次が現れて、ヘイトを溜めた奴が無惨に死ぬのを楽しむ作品になってます 虫の脅威より人間の足の引っ張り合いになっていて、作者の虫への知識と理解は感じられるので、本当にこんなものを描きたかったのか不思議に思いました チープな作品の楽しみ方が分かる人には暇つぶし程度にはなるかも

絶望的な打ち切り。 起承転結が破綻気味だけど、キャラデザは良い。 ていちゃん可愛い。