コミックス表紙の絵のキレイさで購入。どこか村田レンジさんのイラストに近い印象。 コミックスでは掲載当時のカラーページが白黒になっているので少し残念。 内容はファンタジーな世界観とギャグチックな日常を合わせた作品。

主人公が家好きなのでファンタジーにありがちな冒険はほぼしませんが、ギャグ、シリアス、恋愛要素と豊富です

これからどうなっていくのか楽しみな漫画です。 日常編から練られた伏線、日常とシリアスのギャップ、ブレない主人公etc… 非常にレベルの高い作品です。

剣の達人である主人公(高1男子)は14歳の時に魔法使いの証である謎痕(エニグマ)を授かったため、国立騎士学院の「剣技科」ではなく「魔技科」に入学して神魔と契約することが運命づけられた。 ※ここまではいい、理解できる ところが本来謎痕(エニグマ)を受け取れる者は「女性だけ」という前提があったため、彼は女性ばかりの魔技科に1人男子生徒として入学するって、これなんていうIS(インフィニット・ストラトス)？ 魔技科の生徒達の目標は、72柱いると言われる神魔とそれぞれに契約することだが主人公が契約出来たのは「72柱の神魔を統べる魔王」！ 彼は、魔技科の女生徒達を隷属させることで全神魔の力を扱えるようになるって、分かりやすくいうと72人のハーレムを作れっていう話なのか？すげーぜ、たぎるぜ！ なお作中では生徒会長を選ぶイベントが発生するのだが、その時行われるのが選挙ではなく「戦挙」って、誰がうまいこと言えと言った？ ちなみに、神魔と契約した女生徒達は単行本表紙のようにキワドいコスチュームになるので、こういうの(=おっぱい & 前張り)が好きな人向けの作品。ちなみにここまでの格好をさせながらエロ展開はなし。

一言でいうと「エロ漫画」。最初からエロを期待して読めば都合の良い、笑えるエロさが堪能できる。女の子も可愛くて良い。 原作は「なろう」R18部門の異世界転生ファンタジーもので、こちらもやりたい放題。 但し、「なろう」も書籍も最近更新されていないので、これ以上コミック新刊を期待出来ないのが残念なところ。 あともう一つ言わせてもらうと…「姫騎士がクラスメート」ってタイトルは、作品の内容的または文法的に合っているの？ というのも、挿絵には「A classmate is a princess knight!」と英文タイトルが書いてあるし、正確には、 「クラスメートは姫騎士」とか「クラスメートが姫騎士」なんじゃね？と思うのだが…

選霊の儀ではずれの精霊を引いてしまい、役立たずと見なされた主人公(男)が、実は有能だったというお約束の異世界ファンタジー物。 但し、他の作品と違うのは、主人公は王位継承問題に巻き込まれた結果、第三王女の足を引っ張るよう、悪意を持って彼女の騎士団へ送り込まれるとか、それなりに考えられたシナリオが用意されている点である。 ちなみに、この第三王女の異名は「剣姫将軍」！　このロマンあふれるネーミングに思わず脱帽してしまう。しかも彼女の騎士団は「全員女性」！　つまり全員ツンデレで、くっころさんかよ？妄想が止まらないよ、この展開は！ 原作は『世界最強の後衛 ～迷宮国の新人探索者～』の"とーわ"氏による「なろう」。こちらでも女性ばかりのパーティに男1人というハーレムを築いていたが、本作品は更に輪を掛けて素晴らしい構成となっている。なお、『世界最強～』同様にエロ展開はない。(ラッキースケベはあるけど) 何故なら、主人公は軍医として負傷した女騎士や王女の身体を見て触ることはあっても、あくまでも治療行為の一環なのでそれ以外の下心は全くないという気高い設定のためだ。 マンガとして判断すると、本作品は画力が高く、登場する女騎士達は皆魅力的に描かれている。というか全員巨乳で美人なので区別が付けづらいほどだ。 但し、コマ割りとかストーリー展開はイマイチであり、セリフなしで丸々1ページ費やすシーン(牧場主との別れ)がある一方で、グダグダな言い訳が続く説明シーンもあり、コミカライズに際して原作シナリオを取捨選択し、再構成するのが苦手なのではないかと感じた。 絵は綺麗で上手いので、今後の成長に期待して甘めの評価にした。