1 彼方のアストラ
完結済 巻数 : 5
あらすじ・ストーリー
宇宙への往来が当たり前になった近未来。高校生のカナタ、アリエスら9名は“惑星キャンプ”に旅立つ。未体験の宇宙旅行に胸を躍らせながら惑星に降り立った彼らを待ち受ける、予想外の事態とは!? 近未来SFサバイバルストーリー、始動!!
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やっぱりこの作者のギャグ、僕は大好きだな。 宇宙で遭難って重いテーマで、実際重いんだけど、話しの合間合間にギャグを差し込んでくるせいで 割りと明るい作風に仕上がっている。
マンガにも『旬』がある、と思う。『旬』すなわち、そのマンガを一番面白く読める時期。この『彼方のアストラ』についていえば、それはまさに「たった今」です。 宇宙進出が進んだ時代、課外活動の惑星キャンプに向かった9人の少年少女たち。ところが、正体不明の球体に襲われ、遠く離れた宇宙空間に投げ出されてしまいます。なんとか宇宙船・アストラ号に避難した彼らですが、待ち構えるのは星々を巡る苦難の旅路。なぜ彼らは漂流しなくてはならなかったのか?そして、彼らは無事に帰還できるのか? 少年ジャンプ連載『SKET DANCE』の作者による、SF版『十五少年漂流記』ともいうべき本作。未知の星々を探検するアドベンチャーと、宇宙漂流の理由を探るサスペンスを物語の縦糸に、個性的な仲間たちが織り成すドラマと軽妙なギャグを横糸に編まれた中編です。 特筆すべきはバランスの良さと構成力の高さ。すっきりとした画風や肩の力の抜けたギャグ、淡いラブコメ要素で読みやすさを確保しつつ、展開のスピード感で読者の心をガッチリ掴みます。ハードSFというよりはジャンプ的少年漫画色が強めで、老若男女がとっつきやすい一方、映画『インターステラー』を思わせる過酷な宇宙の描写には思わず手に汗を握らされたりも。 ここまで読んで、「手垢のついた宇宙漂流ものを優等生的に描いただけなんでしょ」なんて斜に構えちゃった、めんどくせーマンガ読みのあなた。そんなあなたにも、とりあえず手に取ってみてほしい。どうせ今んとこ4巻しか出てないし、よゆーよゆー。読んじまったが最後、作者のストーリーテラーとしてのしたたかさに下をまくことになるぜ!きっとな!たぶんな!そうなってくれればいいな!覚えとけよコノヤロー! 冒頭で私、今が旬って言いましたね。このレビュー投稿時点で既刊は4巻。ほんの少しネタバレになるけど、この4巻で物語に一つの区切りがつきます。これまでの丁寧な描写から、作者が過不足なく、非常にクレバーに物語を編んでいることが実感できる。そして、掲載サイト『ジャンプ+』上でつい先日、今月(2017年12月)末の完結が発表されました。彼らの旅がどのような素晴らしい完結を迎えるのか、(そうはいっても不安になりながら)楽しみにしています。私と同じような読者が、少しでも増えることを祈りつつ。 (最終巻が2月上旬発売!)
SKET DANCEの作者、篠原健太のSF作品。 無作為に集められた9人の高校生が、惑星キャンプの最中に謎の球体に吸い込まれ宇宙空間に投げ出されてしまう。 偶然近くをさまよっていた無人の宇宙船にメンバーは辿り着くが、そこは遥か5012光年も離れた場所だった。 水と食料が限られた状況下で彼らは、水と食料が調達可能な星をステップすることで、帰還が可能であることを確認。 帰還に向けて宇宙航路の旅が始まるという展開になっています。 少年たちが宇宙に投げ出されてサバイバルをしながら帰還を目指すこの手のジャンルは既に散々手垢が着いていて、今更何をやっても目新しさを感じないと思っているので本作も全く期待せずにページをめくったのですが、これがすごく面白かったです。 先人は多々いますが名作が多く描くのが難しい内容なので、本作も中途半端に冒険譚、友情譚だけ描かれて終わるんじゃないかと思ったのですが、全然そんなこと無く、全編にわたりプロットが綿密に作り込まれていて、伏線回収も見事でした。 普通に本作原作で洋画で映画化されたらヒットしそうな内容で、ワンクールアニメ以外に大したメディアミックスがされておらず話題にならないのはもったいないレベルだと思います。 SF的な作品ですが、ミステリー要素もあり、メンバー達の過去、奇妙な符号、謎の球体やたまたま浮遊していた宇宙船の謎など、きちんとした説明があり、たったの5巻という短さの中に全て収められているのもすごいです。 また、作品によっては一週間も持たずに殺し合いが始まりそうな状況ですが、笑いを交えてライトに読めます。 文章量もそれほど多い印象は無くて、テンポが良く、非常に読みやすいです。 ストーリーは壮大、なのにあくまでスポットは少年たちにあたっていて、世界がひっくり返る秘密が詳らかになった後も、「そんな事より恋バナが大事」みたいな雰囲気を崩さなかったのも良かった。 すごく良い作品でした。 SKET DANCE未読なので、そちらも読んでみたいと思います。
2 ぱらのま
連載中 巻数 : 5
あらすじ・ストーリー
「残念なお姉さん」と共に巡るオトナ力無駄に発揮な鉄道小旅行の数々。「乗り鉄」「撮り鉄」等、鉄道好きも様々ですが彼女は素直に「旅鉄」です。
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もっと見る3 旅の四宝
完結済 巻数 : 3
- 作者 : 藤崎聖人 他
- 時期 : 2017年-2018年
- 雑誌 : ビッグコミックスペリオール
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
旅行業界では、旅には三つの宝があると言われています
その三つとは・・・
その一、旅の計画・準備
その二、旅そのもの
その三、旅の思い出
だが、それら3つを上回る四つ目の宝が・・・・!?
それが『旅の四宝』!
本作では旅行会社でツアーを企画するツアープランナーを主役に、
国内の知られざる名所や旅行業界の裏側などをリアルに紹介…新感覚旅浪漫、始まりました!
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かなり新しい切り口の旅行ガイド漫画。旅行先がまた驚きです。絵も綺麗でキャラクターも立ってます。
4 極楽 青春ホッケー部
完結済 巻数 : 14
あらすじ・ストーリー
鈴木ハナは寝ること食べることが大好きな普通の女の子。超お金持ちのホッケー部キャプテン・織田泉に気に入られ、無理やりホッケー部(別名・旅行部)に入部させられる。個性豊かなキャラ達に囲まれ、行く先々で問題を起こす姿がおもしろくて飽きがこない。
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5 鉄子の旅
完結済 巻数 : 6
あらすじ・ストーリー
ある日の小学館。編集・イシカワから「トラベルライターと旅するマンガを描きませんか」と言われたキクチは、即答でこれを引き受ける。だが「旅」=「おいしい食べ物やお酒」を期待して、集合場所の木更津駅に来てみれば、件のライターはいかにも鉄道好きみたいな人。キクチがどんな旅をするのかと問うと「久留里線の全駅に行くんだ」。かくて奇妙な旅(?)が始まった…
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6 げんつき 相模大野女子高校原付部
連載中 巻数 : 4
- 作者 : アキヨシカズタカ
- 時期 : 2013年-
- 出版 : メディアファクトリー
あらすじ・ストーリー
相模大野女子高に通う沙耶と詩は「原付部」に入っている。放課後になると125ccの原付に乗って、ちょっと遠目のご近所へ小旅行。近すぎて知らなかった土地の魅力に触れていくのだ。ひなびた温泉、不思議な地名、気がつかなかった歴史スポット。彼女らの住む神奈川を舞台に、軽やかに少女達は走る!
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