おすすめ残酷漫画ランキング

51S80Byn0NL こんにちは!マンガーレ運営です。
このページをみてるという事は、おすすめの残酷漫画をさがしているという事でしょうか?
ここでご紹介するランキングはマンガーレに集まった1万人を超えるマンガ好きの口コミにより選出された人気漫画のランキングです。
ぜひ参考にして、素敵な漫画と出会ってくださいね!
※ちなみに左側から連載状況や巻数、また作者や雑誌名、そして漫画に含まれる成分などで絞り込んでさがす事もできますので、ぜひいろいろと活用してみてくださいね!
それでは、おすすめ人気漫画ランキングを紹介していきます。 今後はこの説明を非表示にする

ランキング更新日: 2024年02月14日

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1 東京喰種

完結済 巻数 : 14

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あらすじ・ストーリー
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人「喰種」が蔓延る東京。上井大学に通う青年カネキは喰種・リゼに襲われ瀕死となるが、鉄骨の落下により捕食は免れる。しかしその後、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩恐怖に満ちた日々を送ることになる。

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とにかく話が面白い。後半からはかなり濃い内容になっているように自分は感じました。 また、キャラクターが非常に魅力的。個人的にはキャラが狂っているシーンが好きです。 ただ、グロいところと絵柄に特徴があるのが難点かもしれません。 ですが、読むべき作品だと自身を持って言えます。 トーカちゃんかわいいです。

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この物語には悲劇という路線以外にとくにどうなれば終わりという終着駅はありませんでした だから毎話楽しみながらどうなるかまったく想像がつきません、なにせ指針が悲劇以外にないのですから そしてその悲劇というワードすらあくまで主人公が冒頭で思ったことで絶対ではないのです。 だからこの作品が終ったとき本当に驚きました そういったドキドキさせてくれたことや金木という最高に応援したくなる主人公や続編の:Reを早々に初めてくれた事への感謝を込めMAXの点数を付けました どうか金木の悲劇は無印で終わって:Reでは最終的にはハッピーエンドを迎えますようにと思っています。 余談ですが石田スイ先生は絵に伏線となる数字や文字を描くことが多くそれを見つけ考察するのも一興かと思います

姿形、思考、言語など、人間と全く変わらないが、人の物を受け付けず"人間"しか食べることができない喰種という生き物が蔓延する世界で、人でありながら喰種の臓器を移植されたために喰種として生きることとなってしまった「金木研」を主人公に、喰種と人との戦いを描いた作品。 この手の作品は大抵出だしの勢いだけで、設定だけで突っ走ってグダグダになるものが多いのですが、本作は最後まで中弛みなく面白かったです。 ただ、本タイトルだけでは完結していなくて、色々伏線や人間ドラマがタイトルだけ変えた続編に続くために、本作では非常にスッキリしないラストになっています。 一応、主要キャラがあらかたMIAとなり、主役がバトンタッチできるところで終わっているので、全くの途中というわけではないのですが、本作のみではお預け状態となるのでご留意を。 喰種は人並外れて身体能力が優れており、赫子という捕食器官を自在に操ることができます。 同種でも食いあう為、喰種はお互いを牽制し合っており、それらの喰種の社会や設定、仕組みを喰種になりたての金木を通して展開していく内容となっています。 矢継ぎ早にストーリーが展開される作品で、激しくかつトリッキーな戦闘シーンが多く、また登場キャラや組織も多いので、流し読みをすると内容が頭に入らずに置いていかれる懸念がありますが、キャラが個性的で読みやすく、先が気になる作品なので、内容は濃いのにサクサク読み進めることができます。 基本的にはダークファンタジーですが、キャラ同士の掛け合いも読んでいて楽しかったです。 次々現れる鍵を握る人物、少しづつ明かされていく謎、そんな中、物語の幕は急に降りるので、余程のマゾじゃない限りは続編を読み進めることが前提となると思います。 人が捕食される描写のある作品ですが、ショッキングなというレベルでグロいシーンはないと思います。 初期の設定が最後までブレないのも良かった。 この風呂敷がどう畳まれるのか、続編も楽しみです。

2 デッドマン・ワンダーランド

完結済 巻数 : 13

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あらすじ・ストーリー
東京大震災から10年。突然やってきた赤い男‘レチッド・エッグ’によってクラスメイトを惨殺され、その容疑で死刑を宣告された主人公・丸太は、日本唯一の完全民営刑務所「デッドマン・ワンダーランド」に収監されてしまう。そこは「不条理こそが現実」という世界。果たして丸太は無実を証明することができるのか?そしての赤い男、レチッドエッグとは?もしかしたら近い未来、在りうるかもしれない世界がここにあります。

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自分はこの絵が好み。内容は結構グロイがそれを乗り越えれば面白い。

キャラクターもいいしストーリーも良かったけど、あまりに綺麗に終わり過ぎていてちょっと物足りなかった。

能力バトル+謎+ボーイミーツガールといった感じの漫画です 色んな要素の部分で楽しめると思います

3 エルフェンリート

完結済 巻数 : 12

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あらすじ・ストーリー
ある日、偶発的な事故によって研究所に隔離されていたミュータント少女・ルーシーは、拘束を破って警備員と研究所室長の秘書を殺害し、研究所からの脱走を試みる。 に飛び込む直前に頭部を撃たれるも幸い軽傷で済んだルーシーは、そのまま海へ投げ出される。 一方、大学に通うために親戚を頼って鎌倉にやってきた青年・コウタはいとこのユカと共に由比ヶ浜を訪れた際、海へ投げ出された後に由比ヶ浜に流れ着いたルーシーを見つける。 彼女は頭部への銃撃が元で記憶を失った上、人格が分裂して全く別の人格が発現していた。 「にゅうにゅう」としかしゃべれなくなった彼女をにゅうと名付けたコウタとユカは、彼女が人類を滅亡させる存在であることを知らないまま、コウタが住むことになる楓荘に連れて行き、一緒に暮らすことになる。

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最初はどうみてもただのエロマンガでした。 黙って最後まで一気に読んでみたら感動で涙しそうでした。 キャラ一人一人が、それぞれの人生を生きてるんだよなぁって思わされます。

かなり面白いし、それなりの感動もあります 絵柄とかグロっぽいのは、気にならなくなります 敬遠している方はぜひ読んでみて欲しいです

差別と純愛の物語。 感情を揺さぶるのがとても上手い。気づいたら引き込まれてた。 誰もが不幸に突き進むしかない。 みんな皮肉な結末を迎えるんだろうなぁ、と思わせる空気感のお陰で、ずっと緊張感が漂っていて面白い。 ただ、後半はちょっとぶっ飛び過ぎてる感がある。

4 東京喰種:re

完結済 巻数 : 16

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あらすじ・ストーリー
群集に紛れ、ヒトの肉を喰らう。ヒトの形をしながら、ヒトとは異なる存在…“喰種"。“喰種"を駆逐・研究する〔CCG〕は、あるひとつの命題を果たすため実験体集団を新設。──その名は「クインクス」。「まともな人間」ではない彼らと、佐々木琲世一等捜査官が“東京"で向き合うものとは──!?

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いしかな

前作からの続きでとてもおもしろいと感じております。 無印は喰種の世界を中心に、:reは喰種を駆逐する捜査官の世界を中心に描かれています。 これからさらにおもしろくなるという期待を込めて★4.5! 前作を読んでから読み始めてください。

亜門さんや、万丈さんなど前作のキャラが全然活かされていないことが不満だった。良くも悪くも前作と環境の違いが感じられる。 ボスが旧多というのも若干インパクトに欠けるし、重要なキャラがさらっと死んだり、結構なことをやらかしているキャラが簡単に許されたりと釈然としない感じが残った。 カグネやクインケのバトルは個人的に好みのでとても面白かった。 もう少し面白くできただろうに、普通にまとまってしまって少しもったいなく思えた。

東京喰種からタイトルだけ変えた続編。 前作(無印)からしばらく経った後の話で、そのまま続くというより、話が1度仕切り直しとなっています。 進むにつれて、無印のころのキャラが少しづつ登場し、無印で中途半端に投げ出された伏線等が回収される形になります。 主人公は真戸暁の部下にあたる喰種捜査官「佐々木琲世」で、暁は赫包を体内に埋め込んだクインクス(Qs)と呼ばれる集団を率いて喰種操作にあたり、琲世はそのメンターとして業務にあたっている。 トルソーと呼ばれる喰種の捜査を起因に、激化する人と喰種の戦いについて描かれるという内容です。 登場人物、登場組織がびっくりするくらい多いです。 大きくは人か、喰種か、なのですが、人の中でも、そして喰種の中でも反する組織があり、1つの戦闘で人や喰種同士の戦闘もまた、あちこちで行われるので理解が追いつくのがとても大変です。 というか、ぶっちゃけ理解が追いつかなかったです。最終回とか各キャラのその後みたいな感じで描かれているのですが、ちょこちょこ「こいつ誰だっけ」みたいなのがいました。 話中も、見たことあるようなないようなキャラが最初からいましたみたいな顔で突然現れて、場を締めるような台詞を吐くようなことも度々、いや、ちゃんと読んでない私が悪いんですが。 戦闘以外のパートでは文章量が多く、専門用語も多数出てくるので、状況が理解できず、読み切るのに時間と体力が必要な作品だと思います。 また、キャラを使い捨てせず、死にかけてもすごい回復力で次の戦闘に参加していたり、また死んだと思ったら生きていたパターンが度々あります。主要キャラは琲世以外が主人公でも問題ないほど活躍するので、ハマる人はハマるのだろうと思います。 世界観は引き続き独特で、難しいながらも惹き込ませられる作品でした。 ただ、私的には無印の方が好み。 時間のある時に読むことをおすすめします。

5 BTOOOM!

完結済 巻数 : 26

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あらすじ・ストーリー
日々を無為に過ごす典型的なニートの坂本竜太は、突如見知らぬ男たちの手によって南海の孤島に連行される。そこで彼が強いられたのは、同じくに連れ去られて来た人々との爆弾を駆使した殺し合い!? なぜ、誰が、何の目的で!? ゲームの名は『BTOOOM!』。その中身は驚愕の「リアルボンバーデスゲーム」。時限式、クラッカータイプ、リモコン型。数種の爆弾を使いこなし生き残るために爆殺せよ!! 容赦なしのサバイバルゲームがスタート!!

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デスゲーム系漫画の中でも群を抜いて面白い。所謂リアルボンバーマン風のバトルが展開されます。話のテンポが良いのでさくさく読め、読んでいる側もハラハラさせられます。

訳あり日本人が無人島に集められた。様々な種類の爆弾が配布され、爆弾、食糧を奪い合って生還を目指す。騙し合いや人間関係の描写も細かく見応えがある。

オンラインゲーム『BTOOOM』では世界ランカーだが、実社会では専門中退の引きこもり青年「坂本 竜太」。 彼はある日、コンビニからの帰り道に見知らぬ男たちに拉致され、南海の孤島に置き去りにされてしまう。 そこでは同様に拉致された人々が集められ、様々な爆弾を使って殺し合いをさせられる、"BTOOOM"そっくりの世界だった。 そこに集められた人々の左腕にはICチップが埋め込まれ、チップを8個集めることで島を抜け出せるが、基本的にチップは殺さないと奪うことができない。 今までオンラインゲーム内でしか生きる世界の知らなかった竜太は、そこで生き残るため死力を尽くす、という展開です。 集められた人々は必ずしも『BTOOOM』の経験者ではなく、ある共通の方法で集められています。 元々『BTOOOM』の上位ランカーで、引きこもりの割には肉体の衰えがあまりない竜太には有利なのですが、竜太は他人に甘く、時には敵に手を差し伸べてしまう。 また、彼らを集めた巨大な組織、そしてその思惑、そのゲームを破壊しようとする動きも出てきて、やがてゲームは混戦していくという内容となります。 人間同士が殺し合うという残酷なゲームに巻き込まれたデスゲーム的な作品かと思いきや、題材だけにアクション性が高く、グロ要素はほぼなかったです。 ドローン部隊による殺戮や、兵器によって人体が真っ二つになるシーン等もあるのですが、殺戮ショーというよりもゲームを観戦している感覚に近い感じがしました。 また、ゲームの内容的に戦略性が肝になりそうですが、そういう知力を振り絞るシーンはあるにはあるけれど、いまいち凄さが感じられなかったのも残念なポイントです。 殺し合いをしているという臨場感という意味では薄い気がしました。 ただ、展開のテンポは良く、最初から最後まで中だるみなく、飽きずに読めました。 主人公たちのおかれている特殊な設定と、そこから抜け出そうと抗う展開が良かったです。 設定がわかりやすく、インフレせず、最初から登場した武器とルール以上のものが一貫して出なかったのも良かったと思います。 中盤からはゲーム外の出来事も大きく関わってくるため、殺し合いをさせて人間の本質をえぐり出すような内容というよりは、特殊な巨大企業の内情を描いた作品という印象を持ちました。 最終巻の26巻が2種類あり、それぞれで終わり方が異なります。 端的に言えば、すべて解決とはならないGood Endと、もう片方がキレイに終わるTrue Endとなっています。 Good Endの方がある程度仕方ない中でのベストな終わり方で、True Endの方がご都合主義的にとにかく大団円に持っていった感じがしました。 個人的には後者の方がスッキリして良いと思いましたが、読む人によってどっちが良いかは違う気がします。

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あらすじ・ストーリー
1420年、ボヘミア王戦争により家族を虐殺された12歳の少女シャールカは、フス派義勇軍の英雄ヤン・ジシュカに導かれ、仲間たちと共に反カトリックの戦いに身を投じていく。15世紀、中央ヨーロッパで起こり「宗教改革」の端緒となった「フス戦争」をモチーフに、少女の視点で、史実に基づいた凄惨な戦争を描く歴史巨編!!

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中世チェコを題材にした歴史漫画です。拷問や性暴力等の残酷な描写が非常に多いので人を選ぶ作品だと思います

ある意味では表紙詐欺。 絵柄とタイトルから連想されるものとは違い史実のフス戦争を題材にした実はシリアスな内容。 フス戦争とはフス派とカトリック派の宗教戦争のことらしい。 それを1人の少女を主役にすることで物語は展開して行く。 絵柄は割りと可愛らしい感じではあるが戦争につきものであるあんなことやこんなこと等のエグい描写も きっちりされており結構容赦のない凄惨な内容になっている。 例を挙げれば拷問や強奪強姦等々。 主人公を始め一般的にロリに見える少女にも容赦のないのが特徴。 勿論そんなのばかりでは見てても気が滅入るので少女と仲間との交流等コミカルに描かれてる部分も割りと多いという親切設定。 実際このおかげもあってか登場キャラは結構魅力的でありだからこそよく出るキャラですらあっさり死んで退場してしまう無情さが際立つ。 タイトル通り戦争がメインなので当然戦闘描写は多い。 中世ヨーロッパと言えば騎士道精神だがその騎士道も最盛期を過ぎ新たな集団戦術が登場してくる。 ちょうどその境目となる時代でありそういう視点でも戦争描写は中々面白いものがある。 少女主役ということで少女無双が始まったり恋愛に突入してグダったりするのではないかと危惧されてるそこのあなた。 少なくとも現時点ではそのようなことは無く(恋愛に関しては多少あるが許容範囲)その点も安心。 自分は歴史系の漫画や映画は大好きだがこの作品はその中でも結構面白いし良く出来てると思う。 作者のあとがきの歴史うんちくも地味に面白くこの点も非常にポイントが高い。

人に勧めることはしないけどいろいろと衝撃的な作品でした この漫画の魅力に引き込まれました

7 今際の国のアリス

完結済 巻数 : 18

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あらすじ・ストーリー
落ちこぼれの高校生・有栖良平(アリス)は友人のカルベやチョータと共に自堕落な日々を過ごしていた。どこか知らない場所へ行って好きに生きてみたい。そんな願望を抱くアリスたちは夜明け前の空に咲いた巨大な花火を見る。気がつくとアリスたちは荒廃した街の中にいた。これは夢か、あるいは自分の望みが叶ったのか。自分の身に起きたことへの不安を押しのけ、アリスは奇妙な世界で自由を満喫する。しかしアリスはまだ知らない。この「今際の」で生きる術を。そこで繰り広げられる残酷日常を。

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よくあるデスゲーム系の中でも良作。これからが佳境なので目が離せません。

出会えてよかった。最終回で賛否両論わかれるだろうけど客観的な描き方が他人行儀な感じでこの漫画っぽい。私はあんまり好きになれない最終回だと思いましたがとにかくこの漫画っぽい。そういうとこ含めて良作漫画だと思います。

デスゲーム作品。 デスゲーム作品の中でも、ゲーム自体の面白さはトップクラスだと思います。また、終盤の盛り上がり方が良かったです。 真相まで描かれており、ラストも賛否分かれると思いますが、個人的には綺麗にまとまった作品だと思います。

8

完結済 巻数 : 14

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あらすじ・ストーリー
二目と見られぬ醜悪な容貌を持つ少女・累(かさね)。その醜さ故、過酷な道を歩む累に、母が残した一本の口紅。その口紅の力が、虐げられて生きてきた、累の全てを変えていく――。

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どう考えても主人公の末路が破滅としか思えない書き方してるので、最後はいい意味で裏切って欲しい。

2017,12/22-24 1-12巻 実写化するので読み始めたけど演技難しそうだな~~

映画から入ったが、ずいぶん早くに映画の部分が終わりそう つまり、映画での先の話がありそう

9 自殺島

完結済 巻数 : 17

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あらすじ・ストーリー
主人公セイ自殺未遂を繰り返した末に、「生きる義務」を放棄した意思を示す書類にサインをする。病院のベッドの上で意識を失ったセイは、目が覚めた時、自分がまだ生きており、そして自分と同じ未遂者達が周囲に何人もいることに気付く。そして、ここが自殺を繰り返す“常習指定者”が送り込まれる「自殺島」であることを知る。その直後、未遂者達は飛び降り自殺をする瞬間とに損ねた者のおぞましい姿を目の当たりにし、一時自殺することを踏みとどまる。“死ねなければ生きるしかない”彼らのサバイバルが始まる。

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登場人物の9割が自殺未遂者なのでどうしても暗い展開になりがちですが続きが気になって一気に読めました。

10 シグルイ

完結済 巻数 : 15

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あらすじ・ストーリー
寛永6年924日、駿府城内で御前試合が行われることとなった。御前試合は、慣例として木剣を使用することになっているが、周囲が諌めたにもかかわらず、駿河大納言・徳川忠長の命により、今回はを用いることが決定され、剣士達による凄惨な殺し合いが幕を開ける。その第一試合、隻腕の剣士・藤木源之助の前に現れた相手は、盲目・跛足の剣士、伊良子清玄だった。まともな試合ができるかどうか危ぶむ周囲の心配をよそに、伊良子は奇妙な構えを取る。を杖のように地面に突き刺して足の指で挟み、体を横に大きくのけ反らせるように捻るという構えに群衆が唖然とする中、対する藤木はまったく動じることなく刀を抜き放ち大きく構える。両剣士には浅からぬ因縁があった。

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「みしり」がネットで有名なのでそれだけを目当てに読み始めた所、あっという間に出てきてしまいました。思わずそのまま読み進めたら止まらなくなりました。

狂気といえば、狂気。 行き過ぎたグラップラー刃牙、マイルドなエロマンガ、劇画調のシリアスさ、 変態性のある人に刺さる要素が満載ですが、道を究めるって、そういうことだよね。

南條範夫原作の時代小説『駿河城御前試合』を原作とした時代劇漫画。 作者は"覚悟のススメ"などを描いた山口貴由氏で、氏の作品らしい、鍛え抜かれた肉体、個性豊かすぎるキャラクターと、内臓飛び散らせながら絶命する壮絶な描写が特徴的な作品です。 原作があり、『駿河城御前試合』内の一作『無明逆流れ』が中心となったコミカライズです。 ただ、原作も読了済みですが、マンガは原作をほとんどとどめておらず、アレンジが加えられた別作品と見て良いと思います。 寛永6年9月24日、駿府城内で行われた御前試合に至るまでのエピソードとなっています。 その御前試合は、通常木剣を用いるところ、駿府城大納言の徳川忠長の命により真剣が用いられていました。 第一試合として現れたのは、隻腕の剣士「藤木源之助」、そして他方は、盲目の「伊良子清玄」でした。 到底まともな試合が望めそうにないと周囲は訝しんでいましたが、盲目の清玄は大地に剣を突き立て、その剣を割れた足の間に挟むという奇妙な構えを取り、対する源之助も、刀を大きく構えます。 そして次のシーンからはその7年前に遡ります。 掛川で剣豪「岩本虎眼」が開いた道場に道場破りとして現れた清玄は、源之助を破るも、師範の「牛股権左衛門」に追い詰められ、虎眼流への入門を希望する。 メキメキと力をつけ虎眼流の後継者として目されるまでになった清玄が、盲目となり、虎眼流から放り出された経緯、隻腕となった源之助と、御前にて決着をつけるに至った経緯が述べられます。 時代劇で、舞台となる駿府城も、駿府城城主・徳川忠長も実在しましたが、読む上で歴史を知っておく必要はないです。 ストーリー展開はわかりやすくてテンポも良く読みやすいです。 罪のない人が無慈悲に殺されたり、犯されたりするシーンも多く、世界観は非常にバイオレンスです。 腸から溢れる内蔵や剥かれる肌、断面から覗く大脳のグロテスクな描写があり、読む上である程度の耐性は必要と思います。 一手違えば、うっかりとしたことをすれば、即時命を失うような緊迫した状況下が伝わってくる作品で、緊迫感があり夢中でページを進めました。 また、作中の雰囲気は緊迫しているのですが、ネタとして語られるシーンも多くあります。 舟木道場の兵馬数馬が、同時に達した時の「ぬふぅ」という掛け声や、弟弟子である涼之介を想って妄想にふける山崎九郎右衛門、通称「チュパえもん」などは有名ですね。 ギャグなのか否か判断に困るシュールなシーンが随所にあって、知っていても知らなくても楽しめると思います。 ただ、ラストは判断に困りました。 ここまで来たら大団円でも良さそうなものですが、"なぜ"という気持ちしかなかったです。 安易に丸く収めるには血が流れすぎている気がするので、悲惨ですがどこか仕方ないという気持ちにもさせてくれる終わり方でした。

11 エデンの檻

完結済 巻数 : 21

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あらすじ・ストーリー
存在しない場所! 不可解な動物たち! 底知れぬ! 全力で生きなきゃ死んじまう! このハンパねぇ!! ――グアムでの修学旅行の帰路、アキラたちは原因不明飛行機事故に見舞われた! 気を失って目覚めたのは、見たこともない動物が生息しているジャングル。その島は絶滅したはずの動物が闊歩し、しかも島自体が地図に存在しない島だった。襲いかかる猛獣たち。非日常の緊張からパニックを起こすクラスメイト。謎だらけのジャングルで“生き残り”が始まる!

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作者の都合か、出版社の都合か分かりませんが最後の終わらせ方は賛否が分かれるところでしょうか?自分は「否」です。ただ全巻通しての内容は十分に面白く内容もエロとサバイバル、謎解きとわりかしいい感じです。それだけに最後の終わらせ方は・・・

だいぶ昔に読んだ。くんにしろおらという名言が有名かも。展開は普通に面白いのだけど、終わり方がひどすぎる。本当にひどすぎる。もしむりやり打ち切りにするにせよましな終わり方は100とあったはず。

サバイバル作品。巻数が多い割にはサクッと読める作品です。終始先が気になる展開で、飽きずに読めました。面白かったです。

12 ドラゴンヘッド

完結済 巻数 : 10

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あらすじ・ストーリー
20世紀最後に放たれた、恐怖の大巨編「世紀末サバイバル」!! 修学旅行帰りの新幹線は、突然のトンネル落盤事故によってすべての光を失った……!! 闇につつまれ、血みどろになった凄惨な“墓所”。生存者はテル、アコ、ノブオ、3名のみ。ほか全員、即死……。酸素も食料も出口すらも断たれた少年たちは、次第に壊れゆく「心」と闘いながら、動きはじめる。たったひとつの“希望”――「東京に、家族のもとに帰ること」を、生き延びるための支えとして……!!!!

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なんともいえない。考えさせられる題目だけど尻すぼみな気もする。 個人的には「普通」のランクかなー。そんなに長くも無いからスパッと読めるし。 こちらよりチャイルドプラネットをおすすめします。

設定や中盤までの展開はとても惹きつけられるものがありました。 しかし、後半は失速感が強く感じられます。 正直、後半は読んでて苦でした。

修学旅行から帰る新幹線の乗車中に、突如発生した大災害によって車両ごとトンネル内に閉じ込められた高校生が、そこからの脱出を図るストーリーです。 日常が突如崩壊し、出口を塞がれた漆黒のトンネル内での恐怖が描かれた作品となります。 生存したのは主人公を含めたったの3名で、それ以外はクラスメイトも嫌な教師も、他の乗客も乗員も皆死体に変わっているという凄まじい状況です。 水も食料も限られた暗闇の空間で、外に出ることも叶わず、精神が蝕まれていく様が描かれます。 その後、トンネルからの脱出には成功するのですが、地上は暗雲立ち込める死の世界に変わっています。 そして、何が起きてどうなってしまったのかを確かめる展開となります。 いわゆる、終末もののようなストーリーです。 生き物は死に絶え、自分たち以外の生存者がいるかどうかも険しい世界が舞台です。 そこで、普通の高校生だった主人公の「青木輝」は、偶然生き残った同級生の「瀬戸憧子」と、繰り返し襲いくる自然災害から命を守りながら行動を続けます。 1994年連載開始の、今となっては古い作品ですが、テンポは良く、先の気になる展開です。 死体描写は多々ありますが、死体はあって当然の世界観のため、気にならないレベルです。 地面は沈み、陽の光は届かず、竜巻や大火災、大地震が絶えず発生しているため、まさに死と隣り合わせという緊迫感が伝わってくる作品だと思います。 ラスト直前まではとても良かったです。 人が自然の前にちっぽけな存在であると思い知らされ、恐怖というよりも畏怖感が伝わってきます。 ストーリーが進む度に、為す術もない絶望感が感じられました。 ただ、ラストが酷いです。 終盤に謎をばらまき、"わけがわからない"としか言いようがない終わり方になっています。 終わり方さえちゃんとすれば、文句なしの名作になっていたと思うのですが、そこだけとても残念です。

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あらすじ・ストーリー
『ぶっせん』『イムリ』と常に話題作を送り出し、唯一無二の個性を発揮し続ける鬼才・三宅乱丈の代表作、大きな話題を呼んだサイキック・ロマン巨篇が、全編にわたる徹底的な加筆修正と150ページ以上の描き下ろしクライマックスを加えた「完全リマスター・エディション」が、ここに新生!

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こんなに面白いのになんでマイナーなのか、そんな感じ けっこう暗めの絵柄と内容ですが、それがいい 自分が選ぶSFマンガのトップ10には絶対入る感じ

14 新宿スワン

完結済 巻数 : 38

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あらすじ・ストーリー
スカウト会社“バースト”の見習い社員となった(しらとり)タツヒコ、19歳。街角でギャルに声かけて、お水のシゴトを斡旋(あっせん)し、紹介料でメシを食う。そんな歌舞伎町ディープビジネスの世界に飛び込んだ彼を待っていたのは、何よりもカネがモノをいう弱肉強食の掟だった……!! 日本最大の繁華街の雑踏に立ち、覗き込んだ裏社会のリアル。歌舞伎町のスカウトほどサイテーで最高な商売はない!!

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次々と出てくるヤバそうなキャラには魅力を感じますが、エピソードの殆どがいつも強引に終わらせてるのが残念

スカウトマンという題材は珍しくて新鮮でした。 展開は面白いのですが、印象的な広げ方が特に無く、内容があまり残ってないです。 でも読んでる時は普通に面白かったです。

後に"東京卍リベンジャーズ"を描く和久井健のアウトローマンガ。 2000年頃の新宿歌舞伎町を主な舞台として活動するスカウトマンを題材にした作品です。 長身で天然パーマ、ケンカがめっぽう強い男「白鳥龍彦」が主人公です。 彼はパチンコで所持金をほとんど失ってしまい、落胆していたところスカウト会社『バースト』幹部社員の「真虎」に誘われ、スカウトマンとして活動を始めます。 作者の和久井健氏は元・スカウトマンだったらしく、その体験談を交えた内容になっているとのことです。 そのため、スカウトマンというお仕事の内容、給与システム、スカウトのテクニック等の説明はリアリティがあり、全く知らないスカウトの世界のことを興味深く知ることができました。 ただ、スカウトについての説明を描いているのは序盤のみで、以降はバーストと他のスカウト会社との縄張り争いや、ホスト界やヤクザの抗争などの話にシフトします。 実際のスカウト会社でも同じかは不明ですが、本作中のスカウト会社は基本的にけつもちとしてヤクザがついていて、スカウト会社間のいざこざなどのトラブルではヤクザが出てきます。 スカウトの対象地域を広げるため、他会社の縄張りで火種を作り、仁義を通させて上がりを増やす方法は、スカウトという業界らしいと思いました。 他にも、借金まみれでホストに狂う女性をヤクザに流したり、ヤクの売買を行ったりと、歌舞伎町を舞台とした裏社会が描かれていて、人身売買や強姦、殺人描写もある、やや過激な作品です。 そんな世界の出来事なのですが、主人公のタツヒコはスケベで単純バカな男なので安心して読めました。 本作は、いちスカウトマンだったタツヒコが、やがて歌舞伎町で巨大な存在になる、成り上がりストーリーとも言えると思います。 一方で、登場人物や登場組織が多く、組織の上下関係や歴史、登場人物同士も古い付き合いだったり裏切ったり裏切られたりした上、髪型や組織も変わったりするので、途中で誰が誰やら追えなくなりました。 さらに男キャラは特徴的なのですが、女性キャラは登場も少なく個性も希薄なので、結構見分けがつかないのが難点です。 それを踏まえても、各ストーリーともスッキリした落ちがついておもしろい作品でした。 ちなみに本作の内容は現実とも微妙にリンクしていて、2004年より開始された"歌舞伎町浄化作戦"により、スカウトが規制された出来事がとりあげられています。 私も記憶があるのですが、2010年代初頭頃に、歌舞伎町でよく声をかけてきたビデオ販売のお兄ちゃんが、いつの間にかいなくなっていて、その裏ではこういうドラマがあったのかなあと思いました。 正直、うっとおしいと思わなくもなかったですが、いないといないで歌舞伎町の活気が失せた感じがして、少し寂しい気持ちにもなりますね。

15 殺し屋1

完結済 巻数 : 10

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あらすじ・ストーリー
狂気、殺戮、快楽、欲望。人の闇を凝縮した舞台新宿いじめられっこの一は、すでに現実と過去が混濁する精神状態。そこに目をつけた1人の男が、新宿をむちゃくちゃにします。

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究極のドSと究極のドMの恋愛(殺し合い)を描いた超大作。 ドス黒い裏社会を舞台に登場するキャラクター達は、あまりにも濃い面々です。 この作品ばかりは、どれだけがんばっても綺麗にまとまったレビューはできないでしょう。 セオリーに沿っているのかいないのかも分からない。 ともすれば滑稽になる展開や設定を、すんなり受け入れられるのは、偏に山本英夫さんの実力なのでしょう。 とにかく、とてつもなく面白い。それだけは間違いない作品です。

色々な箇所で設定や展開が雑だけど継続的に読ませる力はある。 荒々しくも魅力的なタイプの漫画と感じた。 そして読む人を極端に選ぶタイプの漫画でもある。 扱うテーマがテーマなだけにこれは避けて通れない。 中途半端にしてしまったら誰も得しない。 物語の終わり方はそれで良かったのかな?という感じも残り、名作の域には入らない。

作中ではとんでもない変態が多数登場するので、変態であればあるほどに楽しめる作品。この作品のお陰で自分がかなりの変態であったことを認識させてもらいました。ちなみに、作中に登場するカ○ンのモデルとなったと自慢していた知人女性から作者は結構なド変態とも聞いております。

16 人魚の森

完結済 巻数 : 1

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あらすじ・ストーリー
現代より約500年前。漁師の湧太は仲間と共に浜に流れ着いた人魚の肉を面半分に食べてしまう。すると仲間は次々に死んでいき、湧太だけが生き残り不老不死の体となってしまった。 不老不死の妙薬と呼ばれる人魚の肉。それは力が強すぎるために、普通の人間にとっては猛毒であり、死ぬか、“なりそこない”と呼ばれる化け物に変わる。それに耐え切り不老不死を得ることができる者は、数百年に一人。湧太がその一人の人間であった。そのために湧太は、人と交われぬ永遠の孤独をその身に背負うことになる。親しいものは皆に絶え、永遠の時を生きなければならない。いつしか湧太は元の人間に戻ることを切望するようになる。 元の人間に戻るためには人魚に会うこと、「人魚に会えば何とかなる」と聞かされた湧太は人魚を探すを続けることになった。戦国江戸、明治、大正昭和。数多き時代を流れ生きる湧太だったが、ある日ついに人魚の里を見つけ出す。 湧太がそこで出会ったのは、囚われの身の少女魚であった。彼女は人魚の里の陰謀により人魚の肉を食べさせられて不老不死になった人間だった。 「元の人間に戻る方法は無い」と言い渡された湧太は、助け出した真と共に旅に出る。その永遠の旅の中、彼らは「人魚の伝説」に翻弄される人々の悲哀を見続ける。[wikipediaから引用]

17 ダーウィンズゲーム

連載中 巻数 : 29

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あらすじ・ストーリー
見知らぬアプリ「ダーウィンゲーム」を起動させてしまった高校生・カナメは、異能(シギル)と呼ばれる不思議な力を駆使してプレイヤー同士が現実世界で戦う、殺人ゲームに巻き込まれてしまった。次々と現れる強力プレイヤーとのバトル。カナメは生き残ることができるのか!? そしてこのゲームの目的とは!? TVアニメ化もされた「神やおよろず」で知られるFLIPFLOPsが放つ、現実を侵食するダークサスペンス!!

18 なるたる

完結済 巻数 : 12

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あらすじ・ストーリー
巻が進むにつれ作品の持つ力に引っ張られて行き読む手を止められなくなっていきました。テーマは、「命」という事になるんでしょうか。作品は全体を通じて悲観的な描かれ方をしています。こういった作品ですと、命は大切なものであり、かけがえのないものだと描かれる事が多いのでしょうが、[なるたる]は違います。どう違うかは作品を通じて感じていただけると思います。作者は現実的な理想主義。作品の根底に流れるものはプラスのエネルギーなんですが、それを決して押し付けがましくなく、時に非情に、細やかにシナプスとして配置して描ききったのは素晴らしいと思います。巻末の作者コメントは必読です!!これを読んだ方がより作品を楽しめると思いますよ。

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5巻までは普通のSFファンタジー 6巻以降は噂通り非情な展開になっていきます。 徹底したダウナー志向。 負のエネルギーがほとばしる作品なので人には勧めにくい。 特に影響受けやすい人はやめといた方がよいかもしれないですね。

「ぼくらの」同様死生観の物語。 特に共通しているのは、死ぬのは簡単生きるのは難しいというもの。 氏の作品では非常に簡単に人が死ぬ。でもそれは死を適当に描いたものではない。 重く描こうとかサラッと描こうとかそんな表面上で捉えていない。 ただそうなるべくしてそうなったと言うだけの話。 話の大筋は、起承転結どれを取ってもありきたりなSFだけど、作者独自の味付けが濃いことこの上ない。 哲学が重くのしかかり、残酷にも優しく問いかけてくる。 その哲学を支える残虐な描写とショッキングな展開。 有名なもので言うと豚食いとノリ夫のシーンだが、これはネタバレを見ずに初めっからしっかりと読んで楽しんで欲しい。 さて見る人を選ぶ大傑作だが、つまりは他に代替のない名作でもある。 漫画読みならば抑えておきたい一作。

前作で、複数の少年少女を主人公として地球を舞台に戦うロボット漫画"ぼくらの"を描いた、鬼頭莫宏氏の描く現代メルヘン。 "竜の子"と呼ばれる異能の力を持つ存在とリンクした子どもたちの偶像劇です。 中心となるのは小学六年生の少女「玉依シイナ」。 彼女は小学生最後の夏休み、祖父母の家に父と訪れ元気に遊ぶのですが、海中で不思議な生き物と出会ったことで驚き海水を飲んで溺れてしまう。 そのまま行方不明になったシイナだったが、その後、診療所の玄関先で発見される。 その不思議な生き物が助けてくれたと考えたシイナは、その生き物を「ホシ丸」と名付け、存在を隠しながら一緒に行動する。 そのホシ丸は"竜の子"の一体で、他にも多数の"竜の子"とリンクした子どもたちが登場します。 最初にリンク者で自宅の近くに住む中学生「佐倉 明」に出会い、彼女とは持ち前の明るさで友達になるのですが、独自の思想でリンク者を束ね、大勢の人間を殺害する子どもたちの集団"黒の子供会"が登場し、"竜の子"を用いた戦いの渦が巻き起こります。 さらに、いじめられっこのリンク者が、"竜の子"の強大な暴力でいじめっ子を虐殺するシーンがあり、そのシーンはかなりグロくトラウマモノです。 はっきりいって一般向けではなく、かなり読み手を選ぶ作品だと思います。 ショッキングなシーンは他にもあり、豚食いのシーンなどは有名すぎて書くまでもないですね。 恐ろしいのは、割りとそのシーンが本筋にとって重要ではなく、必要性も薄い、なんなら脈絡もあまりないというところです。 誰もが振り向く美少年が、愛する男性を守るために歯を食いしばって拷問に耐え、そのまま無惨に殺される様にエンターテインメント性を感じる変態向けの作品なんじゃないかなと思います。 キャッチーなシーンの多さとは裏腹に、ストーリーは難解な部類だと思います。 それというもの、リンク者それぞれにドラマがある"偶像劇"となっているためだと考えます。 脇道にそれた短いストーリーが展開されながら、主人公「シイナ」に関して伏線が散りばめられます。 最初に出会った"乙姫"と呼ばれる竜の子、シイナの夏休みの宿題の絵、なぜかホシ丸とリンクできないこと、そして、"シイナ"という名前の意味。 ただ、それらもまた『シイナ』というキャラクターを主役にした偶像劇の一つであり、ストーリーの大きな幹とは違うものだったりします。 ラストは、サイコーにひどいもんです。 打ち切りではないかと思うようなスピーディー過ぎる畳み方をしますが、賛否が発生する間もなく、最終話の前時点で既に賛否の塊のようなものですね。 "ぼくらの"と同じく鬼頭節が好みか否かで分かれる作品だと思います。

19 漂流ネットカフェ

完結済 巻数 : 7

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あらすじ・ストーリー
エロ純愛が同居する独特の作風で、多くの支持者を持つ押見修造。ふと入ったネットカフェ初恋の人に再会した土岐耕一、29歳。再会を喜ぶふたりだが、ネカフェの外の街が消えてしまった。宿命のふたりの他にネカフェに居た、オタク暴力男、生意気な小僧やギャルサラリーマンなど、日常では接点が無い人々を巻き込んで繰り広げられる、突発的空間断絶ラブストーリー!!

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主人公に共感が持てなくて^^; 押見作品としては珍しく読むのが苦痛に感じる程でした あとヒロインもあまり魅力を感じなかったかなぁー でも押見ファンとしては先生の初恋話を興味津々で読ませて頂いたと言う事で^^ しかし押見作品でアニメ化が出来そうなものって・・ ノイタミナ枠でぼく麻理やってくれないかなー

コンプレックスに塗れた、押見さんらしさは感じられました。 ただ、内容的には凡百のパニックホラー。そこまで深みには潜らない。

後に『惡の華』などを描いた押見修造氏の代表作の一つです。 たまたま同じネットカフェに入った人々が、ネットカフェのフロアごと異世界に漂流してしまうという作品です。 主役は一般的なサラリーマンの土岐耕一。 彼は妊娠中の妻がおり、ある日、ヒステリックになった妻と喧嘩してしまう。 翌日、まっすぐ帰宅するのが煩わしくなった耕一は、仕事帰りにネットカフェに寄り道するが、そこで中学時代に片思いしていた遠野果穂と再開します。 話をはずませる二人ですが、そこで店内のパソコンや、客の携帯電話が不通となり、停電になる。 停電は復旧するが、外は大雨で店内まで水が侵入し、外へ出ることができないため、耕一、果穂を含んだネットカフェの客と店員は、店内で一夜を過ごすこととなる。 翌朝、外に出てみると、そこは見慣れた街並みではなく、日本に見えない湿原が広がっていた、という展開です。 展開としては、楳図かずおの漂流教室が近いと感じました。 異世界に流されたネットカフェのメンバーがサバイバルをし、元の世界に戻るため調査を行います。 異なるのはネットカフェのメンバーは、元はほぼ他人であり大人の男女です。 そのため、限られた資源を奪い合ったり、殺し合いが行われたり、場を支配しようとするものが現れたり、強姦を企てたり、ストーリーはダークでドロドロとしています。 特に寺沢という男が暴力と女の体を使ってメンバーの籠絡を画策しており、耕一は寺沢の動きに注目しながら、果穂を守るというスリリングな展開が繰り広げられます。 また、ネットカフェのメンバーは20名いるのですが、全員に個性があり、見せ場があったのも良かったです。 展開のテンポもよく、最後まで中だるみ無く読めました。 作中、レイプや殺人があり、主人公も初恋の相手と再開しましたが現実世界には妊娠中の妻がいるという設定なので、大団円とはいかないだろうなと思いましたが、ラストはまさかのどんでん返しがあります。 ただ、あまりいい意味での"まさかの展開"ではないです。 賛否がある終わり方だと思いましたが、結末以外は安定して面白く、巻数もそれほど多くないので、機会があれば読んでいいと思います。

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あらすじ・ストーリー
時は遥かに遡る。ごく普通の少女・田無美代子は、事故で両親を失ってしまう。孤児院へ行った美代子を待っていたのは凄惨な虐待だった。そしてそこから、昭和58年6の雛見沢へ至る、運命の扉が開かれていく……。「ひぐらしのなく頃に」シリーズの完結編がついにスタート。すべての謎が明かされる――!!

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「ひぐらしのなく頃に・解」4作目にして最終章、祭囃し編のコミカライズ。 前作では、ミステリーの枠をとっぱらってしまい、オヤシロ様や未知の病原体、国家的な秘密組織を登場させ、真面目に考察していた層を阿鼻叫喚させることになりました。 本作は完全にそれありきのため、過去作とは違い、少年少女の冒険活劇のような展開となっています。 "未知のウイルス"、"ヤマイヌ"と呼ばれる特殊部隊、突拍子もない話を訴える少女と、それを信じ行動する仲間たちが激突する物語です。 もはや惨劇ではなく、今までの物語を終わらせるためのクライマックスそのものでした。 第1巻表紙の少女は、幼き日の"鷹野三四"です。 鷹野三四の生い立ちから、入江京介、富竹ジロウの招待、これまでの鬼隠しの舞台裏が描かれており、かなり非現実的な内容ではあるものの、これまでの惨劇にまるっと説明がつけられているのは見事と思います。 雛見沢症候群という病について対策が示せていないのが気になりますが、本作でようやくハッピーエンドで終了していて、一作目製作時点でここまでプロットを考えていたとして紛れも無い名作と思いました。 圭一もレナも魅音も沙都子も梨花ちゃんも詩音も羽入も、かつて見せた表情は本作には無く、本作では未来を掴むためにみんなで協力して戦う前向きな姿が見られます。 これまでの作品を追ってきた身からするとその姿だけで非常に感動的で、同時に終わりが近いことを感じられ、寂しさもありました。 なお、中盤にある人物の頭を生きたまま開いて脳をいじくるという"猿脳"を彷彿させる禍々しいシーンがある他、序盤、幼少期の三四が壮絶な虐待を受けるシーンがあるなど、グロ・ホラーなシーンは本作でも健在です。 後半までは暗い展開となるので期待していいと思います。 なお、終盤、有名な"ひぐらしコピペ"のシーンがあるのですが、なんか感動しました。 コピペだけ見ると痛いセリフでしかないですが、一連の流れの中で読むと自然で、何より熱いセリフのように感じられます。 このシーンや、機関車富竹、入江京介の固有結界・メイドインヘブンのシーンは象徴的な名場面ですね。 メインストーリーは本作で終了ですが、コミック版はいくつかサブストーリーやオリジナルストーリーがあるので、そちらもあわせて読む予定です。

21 狂四郎2030

完結済 巻数 : 20

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あらすじ・ストーリー
第三次世界大戦後の日本は優生学思想を背景としたゲノム党の独裁により男女隔離政策がとられる徹底的な管理社会となっていた。そんな中、元軍人で巡査の狂四郎はバーチャルSEXマシンを介して知り合った志乃(ユリカ)に逢うため、関東から北海道の中央政府電子管理センターを目指す。しかし、狂四郎の前に八木少将が立ち塞がる。

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なんかこの絵柄とエロっぽい内容で敬遠されてる人もいるけど、 話はすごくいいし、SFっぽいよ、かなーりお勧め もっと評価されるべきw

「えっ 今日は全員カレーライス食っていいのか!!」 「ああ…しっかり食え」 「おかわりもいいぞ!」

22 魔法少女サイト

完結済 巻数 : 16

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あらすじ・ストーリー
学校でも家庭でもヒドイ目に遭っている女子中学生の彩。彼女は、あるサイトと契約し魔法の力を手に入れる。だが、それ故に過酷な運命に巻き込まれ…!?

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学校で陰惨なイジメを受け続け、自宅では両親の無関心な眼差しと兄からの虐待を受け、死ぬことを願う女子中学生・朝霧彩が本作の主人公です。 ある日、彼女は、自宅のPCから突然繋がった"魔法少女サイト"というウェブサイトから、魔法のステッキを与えられる。 おもちゃのピストルのような形のそれを受け取った彩は、いつものようにイジメを受けている中でそのステッキを使ってしまい、意図せず相手を殺してしまう。 罪悪感に苛まれる彩の元に、同じく魔法少女サイトからステッキを受け取った少女・奴村露乃と出会う。 魔法のステッキはそれぞれ形状も機能も異なり、スマートフォン型やペン型、能力も単純に対象を破壊するもの、時間を操るもの、コピーや対象を操るなど様々です。 "魔法少女"とタイトルについていますが、フォームチェンジなどはなく、作中では単に魔法の道具を与えられた人物を指します。 また、魔法のステッキは与えられた人物以外も使用できるため、ライダーベルトさえあれば変身者は問わない平成ライダーのような内容ですが、"魔法を行使すると寿命が減る"という大きな制約があります。 最初は魔法少女同士のバトルロワイヤルのような雰囲気で始まり、一撃必殺、一触即発な魔法少女の力を交わし合うのですが、やがてカウントダウンの先にある謎のテンペストに抗うため魔法少女たちが運命に立ち向かうストーリーとなります。 作者の佐藤健太郎氏は、前作でも(一応)魔法少女モノを描いています。 前作は容赦なくグロい魔法少女モノだったので、本作もそのつもりで読んでいたのですが、前作に比較するとまだマシだと思いました。 ただ、串刺しにされ、ぺしゃんこにされ殺される程度のグロはあるので、ある程度は覚悟が必要と思います。 私は前作読んだとき終盤よくわからなくなったのですが、本作は割りとまとまっていて読みやすかったです。 ラストも、まどかマギカっぽさも感じましたが、かなり良い終わり方でした。 グロいはグロいですが、それ以上に、ストーリーを楽しめる作品だと思います。 キャラクターは個性的です。 タイトルの通りメインキャラクターは少女で、ビジュアルもかわいらしいです。 また、それぞれの生い立ちや与えられた力も個性が強く、戦う姿を追っていて楽しい作品でした。 男性キャラも、変態率が妙に多い気がしますが個性が強いです。 一点、終盤に前作『魔法少女・オブ・ジ・エンド』のキャラが唐突に登場します。 主人公と同格の活躍をするのかと思いきやすぐにフェードアウトしたので、本作を読む前に前作を読んでいる必要はないですが、なんのために出したのか謎ですね。

23 ヴォイニッチホテル

完結済 巻数 : 3

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あらすじ・ストーリー
太平洋南西に浮かぶ小国・ブレフスキュ、その小さな島のホテル舞台。陽光降り注ぐのんびりしたムードの中、一癖も二癖もある宿泊客達の悲喜交々ドラマ

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絵柄は可愛いが、混沌としており、狂った世界で話が四方八方へ飛ぶ はじめは「?」となりながらも読み進めていくと これがなかなかどうして面白い! 3巻という短い巻数で終わったが だからこそ綺麗にまとまっていて軽妙な印象、蛇足を感じない。 カワイイキャラクターとシニカルなギャグ 個人的には読了後に、また読み返したい漫画 ネットカフェで1回だけさらっと~はもったいないかな。

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いこ〜れ

メイド、魔女、ゾンビ、殺人鬼、悪魔、少年探偵団、ロボット刑事、殺し屋、幽霊など達による、純愛とエロとグロと友情と姉妹愛、そして成長譚。 という感じで、ごった煮ですが非常にあっさりしていて、しかもどこかユーモラス…いや、トボけているとしたほうが正しいか? ともかく掴みどころがない独特の感じが癖になります。全3巻一気読みしてしまいました。 吾妻ひでおの遠い親戚と言えば伝わりますか?この感じが。 面白い!と、断言はしにくいですが、これ、いいですね~。

3人の魔女の伝説が残る南の島の小さなホテルに来た青年とそこに住み込むメイドの関係を中心とした物語。 シュールギャグ!ポップな絵柄にエロとグロ! 日々殺し屋さんが行き交う中の非日常風、日常ストーリーです!

24 人魚の傷

完結済 巻数 : 1

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あらすじ・ストーリー
現代より約500年前。漁師の湧太は仲間と共に浜に流れ着いた人魚の肉を面半分に食べてしまう。すると仲間は次々に死んでいき、湧太だけが生き残り不老不死の体となってしまった。 不老不死の妙薬と呼ばれる人魚の肉。それは力が強すぎるために、普通の人間にとっては猛毒であり、死ぬか、“なりそこない”と呼ばれる化け物に変わる。それに耐え切り不老不死を得ることができる者は、数百年に一人。湧太がその一人の人間であった。そのために湧太は、人と交われぬ永遠の孤独をその身に背負うことになる。親しいものは皆に絶え、永遠の時を生きなければならない。いつしか湧太は元の人間に戻ることを切望するようになる。 元の人間に戻るためには人魚に会うこと、「人魚に会えば何とかなる」と聞かされた湧太は人魚を探すを続けることになった。戦国江戸、明治、大正昭和。数多き時代を流れ生きる湧太だったが、ある日ついに人魚の里を見つけ出す。 湧太がそこで出会ったのは、囚われの身の少女魚であった。彼女は人魚の里の陰謀により人魚の肉を食べさせられて不老不死になった人間だった。 「元の人間に戻る方法は無い」と言い渡された湧太は、助け出した真と共に旅に出る。その永遠の旅の中、彼らは「人魚の伝説」に翻弄される人々の悲哀を見続ける。[wikipediaから引用]

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人魚の森の続編にあたる作品。ギャグ要素はひとつもなく終始シリアスな漫画だが、1巻だけなのですぐに読めていいですね。 人魚っていうと、リトル・マーメイドみたいな可愛いものを想像する人がほとんどだと思いますけど、この漫画の人魚はほとんど化け物でメルヘン要素がひとつもない。その分、限られた命の尊さについて考えさせられる名作だと思います。

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あらすじ・ストーリー
漫画界、戦慄。衝撃のエレメンタリー・サスペンス! ――理花りか)は引っこみじあんな女の子。やっとできた友だちとはなれ、赤ヶ瀬(あかがせ)小学校に転校してきました。「新しい学校で、新しい自分にかわりたい!」と意気ごんできたものの、なかなか勇気をだせません。そんな理花に最初に声をかけてくれたのは、勉強も運動もできる、かんぺき美少女のあいちゃんでした。「ようこそ4年2組へ! 君も今日からぼくらの×××だ!」

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3寄りの3.5 初めの方は面白く、ページを捲る手が止まらなかったです。 しかし、話が進むにつれどんどん主題からズレていき、シュールなツッコミどころが増えていきます。 ちょっと期待していた形とは違っていました。

ある小学4年生のクラスを舞台とした、イジメをテーマにしたサスペンスもの。 イジメは特定のメンバーで行われるものではなく、「わんこ」と呼ばれる生徒1人をターゲットにしたクラスのほとんどのメンバーに寄るもので、集団による暴力の恐怖を感じられるものになっています。 全7巻と短く、尚且つストーリーは一旦、5巻で終了し、残2冊は主人公格が中学校に進級した後の別のストーリーとなっています。 後ろ2巻分のストーリーもイジメがテーマですが、どちらかと言うとミステリー色が強くてイジメの凄惨さのようなものはあまり感じられませんでした。 また、キャラクターの思惑が複雑に絡まっているのと描きわけがあまり上手くないので読んでいて意味がわからなくなりそうになります。 加えて、性的な方向へ持って行こうとしがちで、しかも未遂で終わるパターンが多いので、トラウマレベルまで追い込んでくれる小学生編の方が私的には好みです。 小学生編もミステリー要素のある内容ですが、イジメの内容が半端ないです。 「わんこ」とされた生徒はハブられ、暴行を受け、"かいぼう"と称した性的イジメを受けます。 教師も勘づいているが認めようとせず、「わんこ」の生徒は閉塞感と絶望感を募らせることとなります。 また、クラスを上げてのイジメなので、メインメンバー以外の日和見主義は当事者意識が無く、助けられる立場にいる人も助けないという状況がより、「わんこ」を絶望的にさせます。 イジメの舞台が小学校4年生のクラスなのに、強姦や殺人のようなレベルのイジメが行われていて、この作品が別フレで連載していたのがちょっと信じられない内容でした。 ただ、小学生編もちょっといい終わり方みたいになって、スッキリした終わり方ではないんですよね。 個人的には日和見メンバーも含めて、然るべき社会的な制裁が下されて欲しかったのですが、そういったカタルシスが感じられなかったのが残念なところです。

序盤はそこそこ読めたが中盤にかけて失速…。また判子絵過ぎてキャラの描き分けが出来ておらず、男女問わず、こいつ誰? 状態。

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