1 名探偵コナン
連載中 巻数 : 105
あらすじ・ストーリー
大人顔負けの推理力と洞察力を併せ持つ高校生探偵・工藤新一。ある日、幼なじみの毛利蘭と遊園地へ遊びに行った帰りに、謎の組織の取引現場を目撃する。取引の模様を見るのに夢中になっていた新一は、組織のもう1人の仲間に気付かず殴り倒され、口封じのためにその男に毒薬を飲まされるが、組織が知らなかった薬の副作用によって神経を除いたすべての組織が退行し、小学1年生となってしまう。そのため小さくても推理能力は大人顔負けという状況を生みだした。
自分がまだ健在であることを組織に知られれば再び命が狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。何とか生き延びた新一は、正体を隠しながら謎の組織を追うために、周囲には阿笠博士の遠い親戚である江戸川コナンと名乗る。蘭の父親で探偵の毛利小五郎の家に居候し、周囲で次々に起こる事件を持ち前の推理力で解決しながら、元の身体を取り戻すために謎に包まれた黒の組織の陰謀を追っていくことになる。子供の姿のままで推理を披露しても信じてもらえないため、発明家の阿笠博士の作った時計型麻酔銃で高校生以上の人物を眠らせて、変声機でその人物の声になりすまして推理ショーを展開する。ほとんどの場合、眠らされるのが毛利小五郎のため、小五郎は名探偵と評されるようになる。
[wikipediaから引用]
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おもしろい
2 金田一少年の事件簿R
完結済 巻数 : 14
あらすじ・ストーリー
50年前、雪鬼の仮面をかぶった大男が村人達を惨殺したという雪鬼伝説。この噂が残る雪鬼ヶ岳のスキーリゾートにスタッフモニターとしてやってきた一(はじめ)と美雪(みゆき)。主催者のIT企業関係者、招待客とともに楽しいひとときを過ごすはずだったが……。やがて起きる不可解な事件! 雪鬼ヶ岳に潜む雪鬼の伝説が、恐怖へと姿を変え、人々を喰らう!!
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3 親愛なる僕へ殺意をこめて
完結済 巻数 : 11
あらすじ・ストーリー
「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。
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ヤングマガジンに連載されているサスペンスホラーです。読んでいると止まらなくなるタイプの展開です。
綺麗に完結しました。 浦島エイジは強いですね。
スリリングで二転三転する展開が面白い
4 金田一37歳の事件簿
連載中 巻数 : 15
あらすじ・ストーリー
数々の難事件を解決した天才高校生・金田一一(きんだいちはじめ)は、37歳のオッサンになっていた。PR会社で働く金田一は、上司の命令で離島リゾートのイベントを担当することに。なんとその島は、3度も殺人事件が起きた”オペラ座館”のあった歌島だった!「もう謎は解きたくない」と思っている金田一は、何も起きないことを祈りつつ上陸。しかし、そんな彼を嘲笑うかのように歌島にファントムの笑い声が響くのだったーー。
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5 僕だけがいない街
完結済 巻数 : 9
- 作者 : 三部けい
- 時期 : 2013年-2017年
- 雑誌 : ヤングエース
- 出版 : 角川書店(角川グループパブリッシング)
あらすじ・ストーリー
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。
ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。
後日、佐知子との買い物中にリバイバルが発生、このとき子連れの男の挙動に注目した佐知子は誘拐を未然に防いだことを確信し、同時に1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人の正体に気づく。
しかし、真犯人も気づかれたことを察知し、正体を伝えられる前に佐知子を殺害、死体の発見者である悟を犯人に仕立て上げる。悟は死体を発見後、リバイバルで殺害を阻止できないかと試みるが失敗。さらに強く念じたところ、それまで経験したことがない長期間のタイムリープが発生し、1988年にいることに気づく。2006年で母親を殺害した犯人と1988年の連続誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。
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取りあえず第1巻の展開力は本当に素晴らしい。それ以降は主人公が悲劇的な結末を避ける為に奔走する姿が描かれているが、犯人が分かって終わりの作品ではない。アニメ版は1クールで少し急いだ感じがするので、この物語を楽しみたいのなら、こちらの原作の方をお勧めする。ただ、序盤の期待感に応えるだけの結末だったかと言われると、素直に「はい」とは言えない気がする。
タイムリープものの当たり年だった2016年。 この作品が一番出来が良かったと思います。 SF要素のあるミステリ漫画として紹介されることも多いですが 犯人探しや謎解きに期待して読まない方がいいでしょう。 犯人の候補は少なく、そこに行きつくまでの作業もかなり地味。 タイムリープの能力(本作ではリバイバルと呼ばれる)は本人の意志で起こせるわけではなく 後半覚醒して自在に操れるようになり犯人を追い詰める!・・・といったベタな展開もありません。 この漫画の魅力は何と言っても主人公の成長を描くストーリーの熱さ。 リバイバルは能力というよりむしろ彼に与えられた試練です。 主人公は宅配ピザのバイトで生計を立てている売れない漫画家。 自分に自信がないから他人と深く関わることを拒み、優しさを素直に受け入れられない。 そんな最近よく見かける設定の冴えない男が事件に巻き込まれ、 解決に向けて自分を奮い立たせ奔走する姿に心を動かされます。 家族の愛情の深さに気付いたから犯人を見つけ出すための行動を起こす勇気を持てる。 どん底の中でも信じてくれる人がいたから他人と手を取り、一人では為しえなかったことを実現できる。 この漫画にはそんな作者の強い信念がこめられていて、少年漫画的な熱さがあります。 だからこそ主人公に共感し、犯人と対峙する場面に手に汗を握り、 邂逅のシーンで思わず泣きそうになってしまう。 少々エンジンのかかりが遅いところはありますが、是非最後まで読んでください。 SFサスペンスで家族の愛情、友情の尊さ、人生への賛歌を表現した傑作だと思います。
犯人がわかっても楽しめる。 アニメよりも全体的にストーリー構成が素晴らしい。 そして何より。最近ダラダラダラダラ長いだけの漫画が多いけど、ポイントしぼって9巻で完結。 最高です。
6 七夕の国
完結済 巻数 : 4
- 作者 : 岩明均
- 時期 : 1997年-1999年
- 雑誌 : ビッグコミックスピリッツ
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
ちょっとした超能力が使えるのが取り柄の南丸こと、ナン丸はある日、知り合いでもない民俗学の教授・丸神から呼び出しを受けた。だが丸神は調査のため「丸神の里」へ行ったきりで戻っておらず、残された研究生からは「教授とナン丸は、同じルーツを持つらしい」と告げられ、心当たりを尋ねられた。だが何も知らない――。いっぽう「丸神の里」東北の丸川町では、殺害方法のわからない猟奇事件が起きた。失踪した丸神教授の研究内容と足取りを追って、丸神ゼミとナン丸は「丸神の里へ」おもむくが…。
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寄生獣の作者のSFミステリー作品です。寄生獣と比べると物語は良いのですがスケールが若干しょぼいです。
なぜ打ち切りに
7 ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編
完結済 巻数 : 4
- 作者 : 竜騎士07 他
- 時期 : 2006年-2008年
- 雑誌 : ガンガンパワード
- 出版 : スクウェア・エニックス
あらすじ・ストーリー
「ひぐらしのなく頃に」シリーズの中でも異様な雰囲気を纏うヒロイン・竜宮レナ。何故レナは執拗なまでにオヤシロさまにこだわるのか…。今、レナとオヤシロさまの関係が明かされる―。誰よりも必死に生きてきたレナ。過去と現実に縛られ、少しずつ狂っていくレナの姿はあまりにも悲しすぎる。
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屋上のシーンなんか大好きです!
「ひぐらしのなく頃に」罪滅し編のコミカライズ。 "綿流し編"の舞台裏が語られていた目明し編とは違い、出題編の特定の章に対応した解答編ではなく、基本的に新章となっています。 ただ、鬼隠し編での前原圭一の体験に関する解が述べられており、他の章で語られた内容を"思い出す"というメタな表現が初めてされる章となります。 ストーリーは前半はレナ目線で語られます。 レナにはお人好しの父と、そんな父を見捨てて知らない男と家を出た母がいたのですが、ある日、父からリナと名乗る女性を紹介されます。 リナの言う通り貯金を切り崩す父に不信感を抱くレナだったが、ある日、リナの正体に気づいたレナは、日常を守るためある決心をするという展開です。 本作も前作に続き直接的な殺人描写があります。 残虐性が高く、日常が崩壊し、非現実が現実となり狂っていく様が描かれる展開は引き込まれます。 本作においては竜宮レナが狂っていくのですが、終盤のバトルシーンは"ひぐらしのなく頃に"一番の名シーンとして有名な場面で、ゲームで1度読んでいましたが感動しました。 序盤の水鉄砲の伏線がここで出てくるのも見事。 そこからまさかのハッピーエンドと思いきや。 ここまでの章からネット民のユーザー考察で出てきた"未知のウイルス説"、"宇宙人の仕業説"が作中で一笑に付される内容になっています(否定はしていない)。 また、古手梨花の神秘性が増すシナリオですね。 昔昔ゲームでやって以来でしたが、色褪せず楽しめました。 次回作はいよいよ当時真面目に考察していた組をボコボコにしてしまった、アレの登場ですね。
8 骨が腐るまで
完結済 巻数 : 7
あらすじ・ストーリー
11歳の夏、人を殺して、洞窟の奥に死体を埋めた。それから毎年、5人の幼なじみは、夏休みの夜に儀式をする。罪を忘れず、友情を裏切らぬための儀式を。そして5年。16歳の夏。白骨化した死体。暴かれる嘘。姿のない脅迫者。鳴り響く電話と、命の千切れる音。骨は腐らず、罪は朽ちず。――いま、地獄がはじまる。
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ミステリーでグロい表現も多数含まれているので万人は薦められませんが、一気に読める作品です。
2019
9 ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編
完結済 巻数 : 8
- 作者 : 竜騎士07 他
- 時期 : 2008年-2011年
- 雑誌 : 月刊ガンガンJOKER
- 出版 : スクウェア・エニックス
あらすじ・ストーリー
時は遥かに遡る。ごく普通の少女・田無美代子は、事故で両親を失ってしまう。孤児院へ行った美代子を待っていたのは凄惨な虐待だった。そしてそこから、昭和58年6月の雛見沢へ至る、運命の扉が開かれていく……。「ひぐらしのなく頃に」シリーズの完結編がついにスタート。すべての謎が明かされる――!!
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魅音可愛い!赤坂かっこいい!
「ひぐらしのなく頃に・解」4作目にして最終章、祭囃し編のコミカライズ。 前作では、ミステリーの枠をとっぱらってしまい、オヤシロ様や未知の病原体、国家的な秘密組織を登場させ、真面目に考察していた層を阿鼻叫喚させることになりました。 本作は完全にそれありきのため、過去作とは違い、少年少女の冒険活劇のような展開となっています。 "未知のウイルス"、"ヤマイヌ"と呼ばれる特殊部隊、突拍子もない話を訴える少女と、それを信じ行動する仲間たちが激突する物語です。 もはや惨劇ではなく、今までの物語を終わらせるためのクライマックスそのものでした。 第1巻表紙の少女は、幼き日の"鷹野三四"です。 鷹野三四の生い立ちから、入江京介、富竹ジロウの招待、これまでの鬼隠しの舞台裏が描かれており、かなり非現実的な内容ではあるものの、これまでの惨劇にまるっと説明がつけられているのは見事と思います。 雛見沢症候群という病について対策が示せていないのが気になりますが、本作でようやくハッピーエンドで終了していて、一作目製作時点でここまでプロットを考えていたとして紛れも無い名作と思いました。 圭一もレナも魅音も沙都子も梨花ちゃんも詩音も羽入も、かつて見せた表情は本作には無く、本作では未来を掴むためにみんなで協力して戦う前向きな姿が見られます。 これまでの作品を追ってきた身からするとその姿だけで非常に感動的で、同時に終わりが近いことを感じられ、寂しさもありました。 なお、中盤にある人物の頭を生きたまま開いて脳をいじくるという"猿脳"を彷彿させる禍々しいシーンがある他、序盤、幼少期の三四が壮絶な虐待を受けるシーンがあるなど、グロ・ホラーなシーンは本作でも健在です。 後半までは暗い展開となるので期待していいと思います。 なお、終盤、有名な"ひぐらしコピペ"のシーンがあるのですが、なんか感動しました。 コピペだけ見ると痛いセリフでしかないですが、一連の流れの中で読むと自然で、何より熱いセリフのように感じられます。 このシーンや、機関車富竹、入江京介の固有結界・メイドインヘブンのシーンは象徴的な名場面ですね。 メインストーリーは本作で終了ですが、コミック版はいくつかサブストーリーやオリジナルストーリーがあるので、そちらもあわせて読む予定です。
10 ミステリと言う勿れ
連載中 巻数 : 13
あらすじ・ストーリー
冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると・・・警察官がやってきて・・・!?
突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。
しかもその被害者は、整の同級生で・・・。
次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる・・・???
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田村由美さんの好きそうなキャラクターだなぁ。とニヤニヤしながら読んでいます。 クルクルの髪、好きな事だけに饒舌、時々入る田村由美ならではの一人ツッコミ。 これだけで田村由美好きが読むに値するものではないかなと思います。
11 ミュージアム
完結済 巻数 : 3
あらすじ・ストーリー
悪魔の蛙男、“私刑”執行。“ドッグフードの刑”“母の痛みを知りましょうの刑”“均等の愛の刑”“針千本のーますの刑”“ずっと美しくの刑”――。すべては、ある1つの裁判から始まった。超戦慄連続猟奇サスペンスホラー、絶望大解禁!!!
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サスペンスホラーです。漫画では無く他のメディアでやった方がいいんじゃないかと思ったら映画化されてました
「ぼくのかんがえたさいきょうのグロマンガ」といった趣きの作品。 次から次へと惨殺死体が現れるのでグロ好きにはたまらないでしょう。 ただ、人間の心の闇に迫るような作品ではなくあまり怖さは感じなかった。 犯人のカエル男の描き方にリアリティがないんだよね。 映像化作品ということで手に取ってみたが意外と浅いところで勝負しているマンガだな、という印象。 大衆娯楽として消費されるホラーだと割り切れば良作といえます。 気味の悪さ、グロさはなかなかのもの。耐性のない人にはきついかも。 最終話にちょっとした遊び心のある仕掛けがあります。 気になる人は探してみてください。正解はネットで検索すれば見つかるはず。
映画化もされたサスペンス漫画です。 短くて綺麗にまとまってはいます。
12 当て屋の椿
連載中 巻数 : 17
あらすじ・ストーリー
時は江戸時代。春画の仕事がきっかけで猟奇殺人に巻き込まれた浮世絵師・鳳仙は、殺された女からなくなっていたものを探すため「当て屋」を訪ねる。探し物・無くし物を探し当てるという当て屋の主は一風変わった女・椿だった。
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エログロ描写有りの推理もの。ハッピーエンドがあまりない、重い雰囲気の事件がよく出てくる。そういうのが好きな人にはいいかもしれない。
エログロい
13 不能犯
完結済 巻数 : 12
あらすじ・ストーリー
数々の変死事件現場にあらわれる謎の男・宇相吹正。しかし、誰も彼の犯行を証明することができない。人は彼を、犯罪を実証することができない容疑者「不能犯」と呼ぶ…。 憎悪、嫉妬、欲望そして愛…… 宇相吹は依頼人の歪んだ思いに応え、次々と人を殺めていく…。 戦慄のサイコサスペンス開演!!
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依頼相手をマインドコントロールして自ら死の道を選ばせる殺し屋「宇相吹 正」を主人公にしたサスペンスもの。 人の醜さ、身勝手さ、対象人物の心に潜む闇につけ込んでターゲットを自殺させる、あるいは第三者に殺害させるやり方で殺人を完了させるため、そう仕向けた者の検挙が難しいことから、宇相吹は通称"不能犯"と呼称されています。 基本的に一話完結の作品で、毎話様々な理由から、相手を殺したいと思っている依頼人が登場します。 言葉巧みにターゲットに近づき、疑心暗鬼にさせて思い込みから自殺、あるいは殺人をさせるのですが、大抵は実は依頼人の早とちりだったというオチが付き、「愚かだね 人間は」 というセリフとともに幕を閉じます。 宇相吹のマインドコントロールはテレビで見るようなものとは比較にならないほど強力なもので、ほとんどの人が見つめるだけで瞬間的にかかります。 ほぼ無敵の能力で、大抵の人は自由自裁にコントロールされるのですが、ごく稀に効かない人間が現れます。 第一話で宇相吹により間接的に殺害された警部補「夜目 美冬」の敵を取るため、マインドコントロールの効かない刑事「多田 友樹」がもう一人の主人公として、宇相吹を追いかけます。 殺人の依頼人はまちまちで、高校生やギャンブル狂の中年もいます。 依頼に対し報酬を受け取っている様子はなく、終盤にはその目的のみが明かされますが、最後はスッキリしない終わり方でした。 それほどの能力を持つ宇相吹が何者かについては明かされることなく、そもそも人間なのか、わからず仕舞いです。 正体を追い詰めつつありながら、結局、存在が世間に堂々と放たれたままで終わるため、主人公は交代となると思いますが、続編があると嬉しい終幕でした。 ラストには不満が残るものの、毎話ストーリーは凝っていて面白かったです。 ただ、後味の悪い話がほとんどです。 ターゲットになって殺される人は、殺されるほどのことをしていない人、そもそも何も悪くない人が大半で、宇相吹はそれを承知の上で殺し、結末をほくそ笑みながら眺めるような内容なので、それを前提として読む必要があります。 宇相吹の周囲の人物も人の命を重視しないアレな人だらけです。 等身大の大人たちが現代社会で展開する物語なのにファンタジーかバトルマンガのように殺される、それにも関わらず妙に説得力のある作品でした。
1話完結型で読みやすく、サスペンスとして高クオリティな話が多かったので楽しめた。 ラストで唐突にウソブキが霊的な存在として扱われたことには違和感がある。そこまで話を広げるならば、前任者や初代ウソブキの話など読みたいかも。 百瀬刑事が可愛すぎた笑
14 アクメツ
完結済 巻数 : 18
- 作者 : 田畑由秋 他
- 時期 : 2003年-2006年
- 雑誌 : 週刊少年チャンピオン
- 出版 : 秋田書店
あらすじ・ストーリー
己の立場を巧みに利用し、不正を働く官僚・政治家達を容赦なく滅する者がいた。自らの命と引き換えに、悪を裁く「アクメツ」に日本は、混沌の渦へと巻き込まれる。悪徳政治家達を滅するシーンは、かなりハードな内容となっています!実世界と比較して観ると、より一層楽しめる一作!
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微グロ描写が駄目な人にははキツいのかな? 内容はタイトル通り「悪を滅する」です、名作だと思います。
15 囚獄のヴァニタス
完結済 巻数 : 4
あらすじ・ストーリー
不可解な殺人事件が頻発する街・東都。殺人課の刑事・九鬼は、新たな事件現場で、人ではない何かを視てしまう。犯人の手がかりを捜す中、謎の少年・笘篠と出会ったことが、九鬼の運命を大きく変えていく──!! 人の妄執のなれの果て・宿惡(しゅくあ)が引き起こす殺人事件に、熱血刑事とクールな少年が立ち向かう、怪異×バディ×ミステリー、開幕!
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16 白暮のクロニクル
完結済 巻数 : 11
- 作者 : ゆうきまさみ
- 時期 : 2014年-2017年
- 雑誌 : ビッグコミックスピリッツ
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
そこは、「悲しき不老不死――オキナガ」が存在する世界。厚生労働省の新米公務員・伏木あかりが配属されたのは不死の種族「オキナガ」を管理する部署。厚労省での仕事1日目にオキナガ惨殺事件と遭遇し怪死事件を追う任務を与えられる、あかり。しかも見た目は少年、中身は88歳老人の殺人事件マニア・雪村魁とタッグを組まされ…。時を越えて生きるオキナガに起こる怪死事件、彼らの想いが紡ぐ年代記(クロニクル)。日常系×非日常ミステリーの世界へようこそ!
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17 心霊探偵八雲
完結済 巻数 : 14
- 作者 : 小田すずか
- 時期 : 2009年-2016年
- 雑誌 : 月刊Asuka
- 出版 : 角川書店(角川グループパブリッシング)
あらすじ・ストーリー
ぼくはただ、死んだ人間の魂が見えるだけだ―――。死者の声を聞くことが出来るという大学生斉藤八雲が難事件に挑むスピリチュアルミステリー開幕!
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18 金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ
完結済 巻数 : 5
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中学時代の友人・緑川繭(みどりかわまゆ)と会うため、金田一と美雪は、山奥にある仁久井(ひとくい)村を訪れた。昭和の街並みを再現したかのようなその村に、繭が所長をつとめる「仁久井村未来エネルギー開発研究所」、通称「人喰い研究所(ひとくいラボ)」があるのだ。旧友との再会を喜んだのも束の間、外界から隔絶された研究所で、次々と恐るべき殺人事件が……!!
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19 リバースエッジ 大川端探偵社
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東京・浅草…隅田川沿いの雑居ビルに、小さな探偵社があった――。『オールド・ボーイ』『湯けむりスナイパー』のひじたか憂峰、『軍鶏』『かぶく者』のたなか亜希夫。常に“人間”を描き続けた唯一無二の原作者と、漫画界随一の画力で驚異的な描写を続ける稀代の絵師。名作『ボーダー』で多くの信者を生み出した黄金コンビが、20年ぶりに奇跡の復活!!
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20 逆転裁判
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法廷…というと厳かでピーンと張り詰めた冷たい空気が流れ、淡々と論弁が交わされる…と思ったら大間違い!ゲーム版の熱さ・そのままに進む討論は見ていてコッチも燃えてくる!「諸君。法廷で待ってるぞ!」
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22 エンバーミング
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23 スモーキングガン
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24 亭主元気で犬がいい
完結済 巻数 : 8
- 作者 : 徳弘正也
- 時期 : 2011年-2013年
- 雑誌 : ビッグコミックスペリオール
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
凄惨な強盗殺人を引き起こした犯人を兄に持つ、九頭龍マリ。人殺しの妹として差別されてきたマリは捨てられた男の子供を身ごもり、川に身投げしようとしていた時スケベだが、温かくてやさしいおっさん、水田連太郎と出会う。マリは身も心も救われて、結婚へ!!……幸せを手に入れたはずだったが……スケベギャグとシリアスが絶妙にシンクロナイズする徳弘節の真骨頂!!
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