1 善悪の屑
完結済 巻数 : 5
あらすじ・ストーリー
街中にひっそり佇む小さな古書店。そこで営む2人の男 が本業とは別に担う仕事は 「復讐の代行」 。彼らは 「復讐屋」 を名乗り、法の裁きから逃れた加害者を被害者の代わりに壮絶な復讐をもって裁きを下す処刑人であった。凶悪な犯罪に巻き込まれた被害者やその遺族が「無念」を晴らすため、カモ達の元を訪れる。殺人、イジメ、強姦、リンチ…様々な悪意によって魂を踏みにじられた被害者達の心に安らぎが戻る時は来るのか…
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復讐屋の物語で有害指定図書の漫画です。暗い話ですし拷問や私刑描写があるので好みは分かれると思います。
残忍な事件を起こしておきながら、証拠不十分だったり巧妙な手口で被害者に訴えを起こさせないようにしたりするなどにより、のうのうと笑って生きる犯罪者達に対し、被害者に変わって復讐を行う"復讐屋"の日々を描いた作品。 取り扱う事件はどれも凄惨で、決して許すことはできない、また反省の色も見られない犯罪者に対し、復讐屋がその犯罪内容に見合った惨い仕置を遂行する内容となっています。 主人公は復讐屋の「鴨ノ目 武(カモ)」。 普段彼は、相棒の「島田 虎信(トラ)」と共に古書店を営んでいますが、依頼を受けて復讐代行を行う"復讐屋"としての裏の顔があります。 ひどい事件があり、その被害者や被害者遺族から依頼を受ける。 カモとトラは、安穏と過ごしている犯人を捕らえて、目を塞ぎたくなるような私刑を淡々と執行するフォーマットとなっています。 各事件にはモデルとなったであろう実在の事件が存在するのが特徴です。 凶悪犯罪として有名な事件がモデルになっているようて、ある程度知っている人が読むとピンときます。 実在の凶悪犯罪に関する知識がある程度あれば、それを推測しながら読む楽しさもありますが、知らない場合、マンガを読んで不快になり、元ネタの事件の内容を知って悲しい気持ちになる可能性があるので注意が必要と思います。 例えば、一話目の事件は「光市母子殺害事件」が元ネタだろうと思います。 また、「尼崎事件」や「スーパーフリー事件」などが元ネタと思われる事件が取り上げられてます。 事件の内容そっくりそのまま同じであるわけではなく、ある程度、脚色はされていますが、悪意のある第三者に人生をめちゃくちゃにされ、挙げ句罪もなく殺される様は、読んでいて心にくるものがありました。 カモとトラの私刑内容もまた惨いです。 相手は確かに凶悪な犯罪者なのですが、まさに死んだほうがましと思うような拷問を行った末に殺します。 犯罪行為の内容を鑑みると、妥当、なのかなあ、深く考えさせられるような内容だと思いました。 全体的にリアルで、グロいというよりも、人の残酷性に暗い気持ちにさせられます。 ラストは続編『外道の歌』に続く終わり方となっています。 スピンオフもいくつかあるので、そのうち読んでみたいと思います。
2 ブレインダメージ
完結済 巻数 : 1
あらすじ・ストーリー
心と体を破壊する!
衝撃エピソードの連続ダメージに貴方の脳は耐えられるか!?
奇想漫画家・駕籠真太郎が描くポップで猟奇的なエピソードを全4篇収録!!
Episode.1「4人の迷宮」
理不尽にくり返される虐殺。少女たちは恐怖の迷宮から逃れることができるのか?
Episode.2「呪いの部屋」
心霊現象が次々に起こる部屋。原因を探っていく少女を迎える衝撃の事実とは…。
Episode.3「家族の肖像」
ある日を境に姿を消していく知り合いたち。果たして失踪は闇組織の仕業なのか…?
Episode.4「血の収穫」
相次ぐグチャグチャ変死事件!! 事件解決の手がかりは…中古車!?
該当掲載作品
2作品
連載状況
巻数
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