1 LIAR GAME
完結済 巻数 : 19
あらすじ・ストーリー
周囲から「バカ正直のナオ」と呼ばれるほど、他人を信じやすい女子大生・神崎直。そんな彼女のもとに小包が届けられる。 「LIAR GAMEに参加される場合のみ、この箱をお開けください」という注意書きをよく読みもしないうちに、直は小包を開封してしまう。その中には1億円分の札束がしまわれており、「いかなる手段でもかまいません。対戦相手からマネーを奪ってください」と書かれていた。
こうして直は、謎の組織が主催するゲーム・トーナメント「ライアーゲーム」の第一回戦「1億円争奪ゲーム」に強制的に参加させられることになった。なんとかゲームを降りようとするが、どこに相談してもまともに取り合ってもらえない。やがて、対戦相手が発表されたが、その相手は直の中学時代の恩師、藤沢だった。早速藤沢のもとへ向かった直だったが、藤沢の言葉に惑わされ、まんまと1億円全額騙し取られてしまう。なんとか1億円を取り戻そうと躍起になった直は、出所したばかりの天才詐欺師・秋山深一に助けを求める。
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ドラマから入りました。 こういう系の話大好きで、ドラマも大好きでした。 漫画も面白かったのですが、最後の1巻で、あれ~?これで終わりなの・・・?ってなっちゃいました。 うーーんおしい。 各ゲームは非常に練られていて、毎回必勝法を考えるのが楽しかったです。
小学生のころに夜中の時間帯でドラマ化されて、それを視聴したのがきっかけでこの作品を読み始めました。正直に言ってしまうとドラマの改編やら完成度の高さやらがすご過ぎて、 漫画を読み始めたときはガックリきてしまいました。 一番がっかりしたのが作画ですかね。 全部サインペンで書かれています。 この作者は内容で作品を売っているので問題ないと言えばないんですけど、ドラマのあの派手な世界観を目にした後だとどうしてもギャップがキツイ。 この漫画の一番の売りは何といってもゲームでしょう。 「少数決」や「密輸ゲーム」、「椅子取りゲーム」などルールを聞いただけでやってみたくなるような魅力的なゲームを億単位の金額をかけながら繰り広げられます。 キャラクターもキャラが立っていて魅力的です。アキヤマ、ナオ、フクナガ、ヨコヤ等々我の強いキャラたちを応援しながら作品を読み進めていくのも面白いです。 一見するとどうしようもなく難しいゲームでもキャラクターたちが次々とゲームのルールの穴をついて必勝法を見つけ出してきます。 それが非常によくできている!思わず「その手があったか~」と言ってしまうようなクールな方法でゲームを攻略していくので痛快です。 正直この作品のこのゲーム攻略は私の中のものの考え方を大きく変えてくれました。どんなゲームや勉強の問題をするときにも常に穴を探してそこを突くようになったので今の思考回路はこの作品によってもたらされたようなものです。 そのくらいこの作品には影響を受けました。 この漫画の主人公のカンザキナオは最初、人を疑うことを知らない少女という設定ですが、途中でアキヤマシンイチによって「人を疑うことはその人を知ろうとすることであり、決して悪いことではない。むしろ人を知ろうとしないことの方が悪い。」という言葉をかけられてから人を積極的に知ろうとしていきます。 そのことで彼女は他人に対して自分から歩み寄るようになり、本当の意味で人のことを信じられるようになっていきます。 私もあまり人を疑おうとしない性格なのでこの箇所は非常に参考になりました。 この作品は椅子取りゲーム以降急激に面白くなくなっていきます。それまではルールや相手の戦略を主人公たちが頭を使って攻略していくという点が面白かったのに、それ以降は主人公の言葉に賛同してライバルがゲームを降りてくれたりとゲームになっていません。 この作品のラストがハチャメチャというかいきなりバッサリ無理やり終わらせたような形になってしまったので一部ではかなり不満の声が上がっていましたが、私的には傷が広がる前に終われてよかったのではないかと思っています。
高額な賞金を得られる代わりに、失敗するととんでもない額の負債を抱えることとなってしまうゲーム『ライアーゲーム』に、ふとしたことから参加することになってしまった女子大生を主人公とした作品。 カイジシリーズなどと同様、巨大組織により集められた人々が、大金を得るか返すアテもない借金を背負うかのゲームを行う内容です。 主人公は、他人をすぐに信じてしまう女子大生「神崎直」。 彼女は、自宅に届いた1億円の入った小包を何も考えずに開封してしまったことで、意志とは無関係にライアーゲームにエントリーしてしまいます。 また、その小包が、ライアーゲームの1回戦の軍資金で、その1億円を同様に突然届けられた他者と奪い合い、所有金額が多い方が勝利というゲームが始まります。 対戦相手がかつての恩師だったと知った直は、恩師の提案に乗って、1億円を預けてしまうが、それは実は騙し取られていたことに気づく。 期限が来ると1億の借金を背負ってしまう状況に追い詰められた直は、天才詐欺師で心理学を修めている「秋山深一」に助けを求めるという展開です。 ライアーゲームは、"嘘つきのゲーム"という名前の通り、知力やテクニックよりもいかに相手を騙し、上手に奪うかがポイントで、狡猾な手口で相手を陥れようとする人間の醜さが描かれます。 対して、直の考えは馬鹿正直で、基本的にどのゲームでも全員が助かる抜け道を模索し続けます。 ゲームは複数行われるのですが、ルールはシンプルながらもそういった、談合や内通行為、裏切りが横行し、相手の行動の読み合いが2手、3手先まで繰り広げられるため、結果難解で文字が多く、理解して読むのはかなりきついです。 私自身、4戦目の『密輸ゲーム』あたりから完全についていけなくなり、ちゃんと読めば「すごい!」となるかもなのですが、雰囲気を楽しむものとなってしまいました。 ちなみに本作は実写化の評判がよく、ドラマと実写映画が話題になりました。 マンガより実写版の方がまとまりが良いという話があるので、そちらも見てみようかと思います。 なお、本作は最終話の一話で、ライアーゲームの目的や運営側の正体が早足で語られる上、まさかの"俺たちの戦いはこれからだ"エンドで終結します。 現時点で続編はなく、スッキリしないまま終わるので、そういう意味でも実写版の方が良いかもしれないです。
2 クロサギ
完結済 巻数 : 20
- 作者 : 黒丸 他
- 時期 : 2004年-2008年
- 雑誌 : ビッグコミックスピリッツ
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
こんなことまでするのか?という手段を使い、目には目を、の精神で詐欺師を落とし穴にハメる様は痛快だ。そしてこの漫画では、社会の裏側が学べる。簡単にハンコを押したり、サインをすることの恐ろしさを痛感できる。
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3 新クロサギ 完結編
完結済 巻数 : 4
あらすじ・ストーリー
世に詐欺師、3種あり。人を騙し金銭を毟り取る白鷺、異性の心と体を弄ぶ赤鷺、そして、人は喰らわず白鷺と赤鷺のみを喰らう史上最凶の詐欺師―――黒鷺。父親が詐欺師に嵌められて起こした無理心中で唯一生き残った黒崎は、この世の白鷺を喰い尽くすため、家族を破滅させた詐欺の計画を立てた張本人であるフィクサーと呼ばれる男から情報を買う、黒鷺となった。
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綺麗に終わった漫画。満足度は高い。 難点は完結編までが一辺倒で少し読むのに時間がかかった。
4 アナノムジナ
連載中 巻数 : 4
あらすじ・ストーリー
一見どこにでもいそうな高校生・佐滝匡。だが彼には、超天才詐欺師という裏の顔があった。人を化かす妖怪“狢"から受け継いだ洞察眼と舌先三寸を武器に、法では裁けぬ悪党たちを華麗に化かす!
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もっと見る5 水瀬陽夢と本当はこわいクトゥルフ神話
完結済 巻数 : 3
あらすじ・ストーリー
平凡な女子高生・水瀬陽夢は、ある日、不気味な男に誘拐されてしまう。間一髪の所を元探偵の古鉄に助けられた陽夢は、彼と共に事件の謎を追うことに。だが、これは混沌と狂気が渦巻く世界への幕開けだった――。
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