1 PSYREN
完結済 巻数 : 16
あらすじ・ストーリー
PSYRENのテレホンカードを偶然入手した主人公・夜科アゲハは別世界に移動させられてしまう。そこで出会う色々な仲間と怪物との死闘が手に汗握ります。これからどうなってしまうのというハラハラ感があなたを包んでくれるでしょう。スリルを味わうにはお勧めの一冊です。
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始めてジャンプ読んだ時に最終話だったある意味とても懐かしかった作品。 超能力者もの、主人公最強系であまりジャンプでは類を見ない作品。 久々に友人にジャンプ見せてもらったらこの人が連載して驚いた
この作者の作品の中では一番長編だったのかな?結構好きでしたけどもう一声何かしらあれば傑作だったような?
王道をゆく邪道漫画。 設定はゆうて王道だと思うんだけどなんか邪道と言われるし、確かに邪道と言われると妙に納得する節がある、なぜだろう。 内容は結構好き。 打ち切り?(だっけ?)は残念だけど、無駄に長続きするよりはましかという印象だった。
2 斉木楠雄のΨ難
完結済 巻数 : 26
あらすじ・ストーリー
彼の名前は斉木楠雄、超能力者である。誰もが羨む才能も、本人にとっては災難を呼ぶ不幸の元凶。故に人前では力を封印、目立たず人と関わらずを心掛けてきた斉木だったが、何故かワケあり同級生が急接近!?
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安定した面白さがある
ギャグ漫画です。奇妙なキャラクターに主人公のツッコミが入りそれに共感できるかが面白さの分かれるポイント
隠れスーパー超能力者の日常、ギャグ増し増しという作品。主人公楠雄と変人だらけの痛烈ギャグ漫画である。 ふざけたキャラデザと巻数の多さに手を出しかねていたが、アニメ化で一気に好転! アニメ同様、漫画も中毒成分が高い!ショートストーリーの連続のくせに次が読む手が止められない。本気で一気読み徹夜してもうた。 アニメにならなかった話数もあり、特に連載前の単行本で短編的なものも面白い。(その時はまだキャラぶれしてるが) メインキャラも安定感があって良いが、中盤以降の新キャラが好きすぎる。 宇宙一美少女も良いんだが、とんでもギャルが登場して、楠雄には正直こちらと付き合ってもらいたいくらい。ギャル語が意味分かんなさすぎるが、特に解説しない作者がニクい。割れ鍋閉じ蓋ばりにはまる2人だと思う。 あと一押しは、楠雄が憧れる平均値男がある意味パーフェクト過ぎて素晴らしい。楠雄の思惑に嵌らない普通さがたまらない。サブで直々登場してもらいたい。
3 極黒のブリュンヒルデ
完結済 巻数 : 18
あらすじ・ストーリー
一度見聞きしたことを忘れない特殊能力を持つ高校生・村上良太は、子供の頃に事故で死なせてしまった幼馴染の少女・クロネコのことが忘れられず、彼女と交わした「宇宙人の存在を証明する」という約束を果たすべくNASAを目指して学年トップの成績を維持し、天文部で毎日夜空を見上げて探し続けていた。
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作者さんの過去の代表作から、なんとなく雰囲気は予想していました。 予想を裏切りませんでした。 でも面白いです。 しっかり伏線を回収していくところ、少しずつ謎が明らかにされていくのが良いです。
前半は非常に面白いんですが、後半がメチャクチャなのが残念です。 打ち切り終了らしいので仕方ないですかね。 エルフェンリートに比べると画力がかなり向上しているのはうれしい。
主人公は高校生・村上良太。 彼は幼い日にダムから落下して死なせてしまった幼馴染・クロネコと交わした「宇宙人の存在を証明する」という約束を守るため、以来、毎晩望遠鏡を覗いていた。 ある日、クラスに黒羽寧子という転校生が現れるが、彼女の姿は、幼い日に亡くしたクロネコの姿そっくりだった。 だが、彼女はクロネコであることを否定、それどころか、九九も分からず異様な怪力を持ち、そして自分の死の運命を言い当てる。 土石流に巻き込まれ、巨大な岩が落ちてくるのを目の当たりにし、死を覚悟したその時、寧子が現れ巨石を不思議な力で粉砕する。 実は彼女は、"破激"の力を持つ魔法使いと呼ばれる存在で、非人道的な実権を繰り返す私設から逃げ出してきたのであった。 作者は『エルフェンリート』などで著名な岡本倫氏。 「鎮死剤」という薬を飲み続けないと体がドロドロに溶けて死んでしまう魔法使いたちと共に、限られた「鎮死剤」を消費しながら刹那的に生きるダークファンタジー作品です。 寧子以外にも全身不随で「予知」の能力を持つ橘佳奈、電子空間を飛び回り情報収集や遠隔操作が可能なカズミ、どれだけ全身を切り刻まれても復活できる若林初菜など、複数の魔法使いが現れます。 彼女たちを救いたい良太は、鎮死剤の分析し、"魔法使い"の正体を探る。 やがて、首の後ろに設置された"ハーネス"の中に眠るおぞましい実態や、やがてくる"孵卵"という運命に抗うという内容です。 グロい場面が多々あり、理不尽な暴力や一方的な殺戮が行われるシーンが多数あります。 主人公グループを含めて、内蔵が飛び散り、激痛を伴いながら人体がドロドロと溶解するシーンもあります。 かわいい女の子が多数登場するハーレム要素はあるのですが、エロシーンはほぼ無く、グロを伴いながら施設によって送り込まれた魔法使いと戦います。 その中で少しづつ謎が明らかになってゆく展開となります。 序盤は、数日後には溶けて死ぬことが決まっていることを知りながら今を明るく生きる少女たちが描かれていて、それに対して諦めず抗う良太の奮戦があります。 中盤以降も残酷ながらも個性的な魔法使いが登場し楽しく読めましたが、二部からはとある能力を持ったキャラの存在や「鎮死剤」問題の解決により緊迫感が激減します。 また、ラストバトルへ至る展開に強引さがあり、主人公の父親による長文説明が入るなどテンポが悪くなります。 大半の伏線も未回収となり、かわりに最終話の最後に大きな謎を残して終わるという、あまりの急展開に打ち切り説が囁かれている作品です。 中盤まではとても良かったのですが、以降は個人的には非常に微妙でした。
4 とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲
連載中 巻数 : 18
- 作者 : 冬川基 他
- 時期 : 2007年-
- 雑誌 : 月刊コミック電撃大王
- 出版 : アスキー・メディアワークス
あらすじ・ストーリー
総人口230万人、東京都西部のほとんどを占める巨大都市。その人口の約八割が学生ということから、「学園都市」と呼ばれるその都市では超能力の開発が行われているんですの。学生たちが能力の強さに応じてレベル0~レベル5にランク付けされるこの都市で、7人しかいないレベル5の第3位に位置する能力者、御坂美琴お姉さまが本作の主人公となる。この物語は、彼女が通うお嬢様学校、常盤台中学校とそれを取り巻く仲間たちの平和で平凡でちょっと変わった能力者の日常を描く物語ですの。
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とある魔術の禁書目録のスピンオフ 御坂美琴を中心とした話で、科学サイドならではの面白さがあります。 禁書では少ししか登場する場面がないキャラクター(科学サイドの)もたくさん出てきます。 ところどころに魔術サイドのキャラクターがエキストラとして登場しています。ぜひ探してみてください。 ただ、新刊の刊行が遅く1年近くかかり、今後もしくはそれ以上かかる可能性があります。 ですが、物語はとても面白いのでぜひ読んでみてください。
ジャッジメントですの! 能力バトル・クローン・恋。 とある魔術の禁書目録のスピンオフ。 なんだかんだいってやっぱり面白い。
とある魔術の禁書目録のスピンオフ作品です。 個人的には本編よりも好きですね。 とあるの女の子はみんなかわいい! もちろんストーリーもよくできています! 漫画としての知名度は低いですが、なんだかんだいっておもしろい! 新章も始まってウキウキです^^
5 学園アリス
完結済 巻数 : 31
あらすじ・ストーリー
小さな田舎町で育った蜜柑は、突然都会の学校に転校してしまった大親友の蛍の後を追う。その学校には1度入学すると、卒業するまで外には出られないという噂があった。
向かった蜜柑が辿り着いたのは、天賦の才能=『アリス』を持つ者のみが通える究極の一芸入学の学校『アリス学園』だった。
学園の暗部や出生の秘密に翻弄されたり、芽生え始めた恋心に戸惑ったりしながらも、蜜柑は友達と共に数々の困難に立ち向かっていく。
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途中までは面白かったが、 お母さんが出てきて、その後の展開から難しくなり 読むのをやめてしまった。 最終巻が出たということで 最終巻だけ読んで、「ふむふむ」とわかったつもりになって終了した。 ただ、学園祭とかとても面白かった。 それゆえに後半のスローペースと鬱展開。 そして背後関係のよくわからなさがちょっと残念。
序盤のみかんが周りに認められていくまであたりと過去編の先生の話が好き。 好きなキャラは心読みくんと特力系の人達。
アニメを見てはまりました 学園ものですがスケールが大きく感動した作品です 好きなマンガのトップ10には入ります
6 ヒナまつり
完結済 巻数 : 19
あらすじ・ストーリー
芦川組の若手ホープ・新田の部屋に落ちてきた奇妙な楕円形の物体。それが全ての始まりだった!物体のなかに居たのは、無表情な少女・ヒナ。強力な念動力で新田を脅し、ヒナは新田家に住みつくことに。かくしてヤクザとサイキック少女の危険な共同生活が始まった!漫画誌Fellows!にて、読切から連載化、そして一躍人気作に。読者の熱い支持が押し上げたネオ・ユニバース、遂に単行本刊行!
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ギャグ漫画ではコレが一番面白かった。電車の中で読んではいけない。
エスパー少女とインテリヤクザという意味不明の組み合わせ。 これがボケとツッコミのゴールデンコンビで、次から次へとシュールな笑いを生み出します。 唯一の問題はマイナーすぎてあまり売っている本屋さんがないこと。 置いているマンガ喫茶も見たことないです。 とにかくクッソ面白いので見つけたらぜひとも全巻買いましょう!! もはやイクラと壺を見ただけで思い出し笑いしてしまう。 知っていると他人に教えたくなるマンガです。
あくまで主観ではあるが、ヒナまつりは新田というヤ○ザが主人公なので、ネット上では兎角「ヤ○ザ上げすんな」などといった 声も少なくない。それらを緩和する意図で、アンズやホームレスの方々、アンズを引き取った林夫妻などハートフルなキャラ達、及びそういった話をあえて多めに挟んでいるのではないだろうか? なんて思ったり。
7 AKIRA
完結済 巻数 : 6
あらすじ・ストーリー
2019年。東京湾上には、超高層ビルが林立する新首都「ネオ東京」が建設されており、その繁栄は爛熟の極に達していたが、反政府デモ隊と警察が衝突し、反政府ゲリラと軍部が暗闘を繰り広げる騒然とした状態が続いていた。いまだ再建されていない「旧市街」でも2020年の東京オリンピック開催を機に再開発工事が進められようとしていた。主人公である訓練校生・金田正太郎率いる暴走族の少年たちは、ネオ東京の外の旧市街へと続く遺棄されたハイウェイに入り込んで疾走していたが、「爆心地」付近で謎の白髪の少年と遭遇する。彼は軍(アーミー)の超能力研究機関から、反政府ゲリラによって連れ出された超能力者タカシ(26号)であった。
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近未来の日本を舞台にした超能力物。 これ多分アニメ映画のほうは結構知られてるんじゃないかと思うんだけどこれはその原作本。 アニメのほうもアニメなりの良さはあるけどどちらかと言うと原作のダイジェスト的意味合いが強い。 枠の問題もあるんで仕方ないとは言えかなり省略されてる箇所が目立つ。 大まかな相違点は アニメだと登場しないキャラが多数存在する。 これにより漫画では人物相関図が結構変わってきてる。 タイトルに名前使われてる割に出番の少なかったアキラだが漫画では出番大幅増量。 もうこの作品AKIRAじゃなくてTETUOじゃねーかなんて言わせない。 アニメでは登場即退場(しかも無残な)したミヤコ様が漫画では超重要ポジションに。 と言うか原作でのミヤコ様見る限り何故アニメであの扱いになったのか摩訶不思議である。 超能力の描写は明らかに漫画のが多い。 超能力の戦闘とかね。 アニメだと活き活きしてる男キャラとは裏腹に女キャラが絶望的に可愛くなかったが漫画では割と可愛く見える(一部除く・・いや一部が可愛く見えるのか・・) また漫画版は描きこみが結構細かいのも特徴。 タイトルも一応アキラではあるが物語の中心にいるのは主人公金田と鉄夫の2人。 ある意味ではこの2人の物語。 アニメに比べると色んな意味で濃密になっている漫画版だがストーリー自体は別に特別秀でているわけでは無いとは思う。 それでも引き込まれるものがあるのは物語のテンポの良さと作品の雰囲気の良さのせいか。 退廃的な世界観が絵柄とストーリーに妙に嵌る。 万人受けはしないかもしれないがアニメ映画見た人で興味があるなら是非一度は読んでみて欲しい。
8 SPY×FAMILY
連載中 巻数 : 13
あらすじ・ストーリー
名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者! “妻”は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!
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これがジャンプ+で無料で読めるなんて凄すぎます 絵もきれいで話もわかりやすく、キャラクターもとても魅力的です 万人におすすめできます
1巻・・・・・・スパイの彼は任務のため家族をつくる。しかし、妻は暗殺者であり娘は超能力者であることを彼は知らない。 2巻・・・・・・アーニャはイーデン校の生徒になった。 3巻・・・・・・ヨルの弟が家に訪問、アーニャはスター獲得のため頑張る。 4巻・・・・・・犬をつかった爆弾テロが計画されていた。 5巻・・・・・・アーニャの中間テスト。 6巻・・・・・・ミッションのため“黄昏”と“夜帷”は、ダブルスで何でもありのテニスの試合に出場する。 7巻・・・・・・ダミアンの父親と会う、ボンドの予知など。 8巻・・・・・・ヨルは護衛の任務で豪華客船に、一方ロイドとアーニャも同じ客船に乗っていた。 9巻・・・・・・豪華客船に爆弾が仕掛けられる。ベッキーがアーニャの自宅に遊びにくる。 11巻・・・・・・アーニャは学校行事で社会科見学に出かけるが、バスジャックされてしまう。 12巻・・・・・・バスジャック後、平穏な日々になるかと思いきやロイドの周辺でいろいろと起こる。
父:精神科医に擬装したスパイ 母:公務員に擬装した殺し屋(弟:外交官に擬装した国家保安局員) 娘:超能力者 お互いの素性を知らずに始まる擬装家族生活! いや、知ってるのは超能力者の娘だけか… 全ては敵対する西国のスパイである主人公が物語の舞台である東国で行われる潜入作戦のため! まずは娘を東国随一の名門校に入れて、エリートに仕立てあげるため!! でも娘は本当はおバカだし、嫁は敵には暴力的だし困り果てる主人公。 今の名前はロイド・フォージャー(偽名だけど) 妻の名前はヨル、娘はアーニャ。 色々問題山積の家族だが、果たして任務は果たせるのか気になるところ。
9 うえきの法則
完結済 巻数 : 16
あらすじ・ストーリー
強力な能力者たちがひしめく中、大事な恩師を助けるため、大切な仲間を守るために、‘ごみを木に変える力’を駆使して植木は己の正義を掲げて能力者バトルに臨んでゆく!
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最初に思ったのは「なんとなくガッシュと被ってるなー」って所。 まぁ少年誌なんだし多少被るのはしょうがないけど。 こっちの方が話のキリがよく終わらせています。余り長くもないのでスパッと読める。 ただ話の最後のまとめ方がちょっと急だったかな。もう少しエピローグ的な部分は長めに書いてほしかったかも。せっかくのキャラ達が立たずに消えてしまうのは凄くもったいなかった。
この作品に触れたのは月曜夜にコナンがやっていた頃。サンデーのCMを見て面白そうと思ったため。 内容としては「○○を××に変える能力」を使って、バトルしていき、パートナーである天界の神候補を神にさせる話です。 最弱?な能力な植木が自分の力や仲間の力で戦っていき、成長する王道な作品ではありましたが、少年心に火を灯してくれましたね。 アツさと感動、ギャグを楽しみたい人におすすめです!!
神の座を巡る神候補たちのバトルの代理人として天界人が選んだ中学生を戦わせ、最後に勝ち残った中学生の担当神候補を神にするというバトルが開催される。 主人公の植木耕助はボーッとしていて意思薄弱、一見何を考えているのかわからないタイプなのですが、ふと見せた正義の行動により神候補だった担任教師・小林先生に特殊能力を与えられ、バトルに参加することとなります。 優勝した中学生の担当神候補は神になり、中学生には 「空白の才」 という、自分の好きな才能を手に入れることができます。 また、神候補の担当がついた中学生には、戦う際の武器として担当神候補より特殊な能力を与えられますが、それは 「XXXをYYYにする能力」 と表すことができます。 早い話がこの特殊能力を与えられた中学生同士が戦う、能力者バトルマンガですね。 主人公の植木は 「(手に包めるだけの)ゴミを木に変える能力」 を与えられるのですが、他の能力者は 「ビーズを爆弾に変える能力」 とか、 「トマトをマグマに変える能力」 とか、 「ゴム玉を濃硫酸に変える能力」 など、結構シャレにならない能力を持っています。 作中、人死にがあるような描写は無いですが、神の代理として殺し合い紛いのことをさせられるとか、普通に人でなしな設定ですね。 ただ、作中の中学生たちはその能力を惜しみなくノリノリで繰り出して来ます。 「トマトをマグマに変える能力」 の人とか、コック姿で大量にマグマぶつけてくるので冷静に考えるとかなり怖い状況なのですが、あたっても"熱い"で済むあたりマンガだなぁという感じです。 マンガが違えばガチグロ描写の連続となりそうですが、本作は熱い系の少年漫画なので、そこは凄い能力の相手が現れたくらいのレベルの受け止め方で、知恵と勇気と友情の力を持って切り開く展開になります。 "金色のガッシュベル"が絵柄的にも展開的にも似ているなと感じました。 なお、能力者は全員中学生のはずなのですが、相手はどうみても中学生に見えないマッチョやおっさんです。 胸毛モジャモジャの汚い中学生オヤジは出てくるものの、ムチムチプリンな女子中学生は出てこないのはどういうことか。 作者は週刊連載は初でデビュー作なので、作中の画力向上が甚だしく感じました。 一方でストーリーは粗が多く、ラスト近辺では駆け足感があって能力の説明もよくわからなくなってきます。 バトルも途中で「神器」というものが登場してからは神器メインとなり、植木の 「ゴミを木に変える能力」 の使用頻度が減ってきて、能力者バトル的な要素が薄れてきたのも残念。 ただ、駆け足感があったもののストーリーとしてはきれいに終わっていて、序盤・中盤に伏線的に登場したキャラも忘れずに再登場してきたあたりは良かったです。 続編として「うえきの法則+」があるのですが、こちらは打ち切り的に終わっているそうです。読むべきか迷い中。
10 ファイアパンチ
完結済 巻数 : 8
あらすじ・ストーリー
『氷の魔女』によって世界は雪と飢餓と狂気に覆われ、凍えた民は炎を求めた──。再生能力の祝福を持つ少年アグニと妹のルナ、身寄りのない兄妹を待ち受ける非情な運命とは…!? 衝戟のダークファンタジー、開幕!!
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賛否両論になると思いますが途中から出てくるある強烈なキャラクターのおかげで大分話がこじれます。
11 エルフェンリート
完結済 巻数 : 12
あらすじ・ストーリー
ある日、偶発的な事故によって研究所に隔離されていたミュータントの少女・ルーシーは、拘束を破って警備員と研究所室長の秘書を殺害し、研究所からの脱走を試みる。
海に飛び込む直前に頭部を撃たれるも幸い軽傷で済んだルーシーは、そのまま海へ投げ出される。
一方、大学に通うために親戚を頼って鎌倉にやってきた青年・コウタはいとこのユカと共に由比ヶ浜を訪れた際、海へ投げ出された後に由比ヶ浜に流れ着いたルーシーを見つける。
彼女は頭部への銃撃が元で記憶を失った上、人格が分裂して全く別の人格が発現していた。
「にゅうにゅう」としかしゃべれなくなった彼女をにゅうと名付けたコウタとユカは、彼女が人類を滅亡させる存在であることを知らないまま、コウタが住むことになる楓荘に連れて行き、一緒に暮らすことになる。
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最初はどうみてもただのエロマンガでした。 黙って最後まで一気に読んでみたら感動で涙しそうでした。 キャラ一人一人が、それぞれの人生を生きてるんだよなぁって思わされます。
かなり面白いし、それなりの感動もあります 絵柄とかグロっぽいのは、気にならなくなります 敬遠している方はぜひ読んでみて欲しいです
差別と純愛の物語。 感情を揺さぶるのがとても上手い。気づいたら引き込まれてた。 誰もが不幸に突き進むしかない。 みんな皮肉な結末を迎えるんだろうなぁ、と思わせる空気感のお陰で、ずっと緊張感が漂っていて面白い。 ただ、後半はちょっとぶっ飛び過ぎてる感がある。
12 モブサイコ100
完結済 巻数 : 16
- 作者 : ONE
- 時期 : 2012年-2018年
- 雑誌 : マンガワン / 裏サンデー
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
100になると爆発する少年の名は…モブ!
自己表現がヘタな超能力少年、通称・モブ。 普通の生き方にこだわり超能力を封印しているモブだが、感情が高ぶり数字が100になったとき…少年の身に何かが起こる!!!!
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絵は上手いとは言えないが、話の内容はとても面白い。さすがワンパンマンの作者。 超能力をもった少年の苦悩がギャグ混じりに、ときにシリアスに描かれている。 超能力バトルも描かれているが、そちらも見もの。 モブの成長をみるのも楽しみ。
ワンパンマン原作者の別漫画。ワンパンマンと同じく最強主人公だが、全く違うタイプ。絵が気になる人もとりあえず2巻まで読んでみたらいいかと。
モブの成長物語であり、れいげんの成長物語でもある。最後は息を飲まずにはいられない展開である。
13 アライブ 最終進化的少年
完結済 巻数 : 21
あらすじ・ストーリー
高校生の叶太輔(かのう・たいすけ)は、親代わりの姉・陽子(ようこ)と二人暮らし。親友の広瀬雄一(ひろせ・ゆういち)をイジメから救い、幼なじみの落合恵(おちあい・めぐみ)とはケンカばかり。そんな平穏な毎日が、突如沸き起こった全世界規模の集団自殺騒動“悪夢の1週間”を契機に、音もなく崩れはじめた! 学校の屋上で起こった4人の惨殺事件。犯人は広瀬? 警察の勾留が解かれ学校に戻ってきた広瀬は、まるで別人となっていた――。生と死をわかつものは何? 話題の超能力SFストーリー!!
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オーソドックスに面白い。話が大きくなってきてもここまで綺麗にまとまれるんだなと。 ストーリー展開の動きは非常に単純明快で、超能力バトルものというわりにありがちな設定だが、作者の誠実さみたいなのは感じたし。そのオーソドックスの枠内で設定やメッセージ性がちゃんと練られているんだからすごい。もっと評価されるべき、と思うのですが。 そしてこの作品が終わってわりとすぐに作者死んじゃうんだよね。ほんとうにご冥福をお祈りしますが、他にもっと作品読みたかった。
端的に言うと、突如能力に目覚めた少年たちが戦う異能者バトルマンガです。 ただ、普通の異能者バトルとは違い、能力やバトルそれ自体に重きをおかず、"生"と"死"、"破壊"と"再生"を主題にしており、人類の最終形態を望むものとそれに抗うもの、そして人類という3者の争いの物語となっています。 主人公は「叶 太輔」という普通の高校生です。 彼は、ある日の授業中、唐突に"何か"がドスンと自分の中に落ちてきたことを感じます。 それと同時に宇宙の広がりを感じた太輔は、その日の帰り、少女の飛び降り自殺に遭遇します。 太輔は足元に転がる少女を見て、「うらやましい」と感じてしまいます。 そしてそれは、その日から始まる世界中で多発する自殺死亡者の急激な増加『悪夢の一週間』の始まりであることを知ります。 鬱系のノベルゲームのような導入ですが、内容はアクション色が強く、さっぱりとしています。 ただ、能力者により善良に生きている一般人があっけなく、無慈悲に、大量に殺戮されるシーンが多く、作品自体にどこか鬱蒼とした雰囲気を感じました。 特に序盤は太輔と仲良くなった少女、厚意を働いたおばちゃんも酷い殺し方で消し去るので、読んでいて驚きました。 重要人物や狂言回し、死にそうにない人物もあっさり死にます。 絵はきれいですがグロいわけではなく、本当にあっさりと死んでいきます。 グロ耐性は不要ですが、読んでいて「えっ!?」となりました。 主人公の友人「広瀬雄一」が、太輔同様能力に目覚めたことにより性格が豹変し、太輔の幼馴染「落合恵」を連れ去り、太輔は広瀬を追って旅を始めるというのが物語の導入部となります。 能力者を集めて世界に変革をもたらそうと画策する「勝又 重喜」という人物がおり、広瀬は恵と共に彼の元にいます。 太輔は旅の途中で勝又の一味の能力者を始め、様々な能力者とぶつかり合いながら、北に向かって進んでゆく展開です。 その道中劇はわかりやすかったのですが、北海道の湖で広瀬とぶつかった辺りから物語が加速します。 2部構成になっているのですが、特に2部以降はストーリーが複雑化していきます。 テーマがわかりづらく、読んでいるときは展開についていけなくなってしまったというのが正直なところでした。 "広瀬はどういうポジションだったのか"、"勝又の目的は何だったのか"、"御霊とは、アクロの心臓とは何なのか"等、検索サイトの力を借りながらようやく理解できました。 バトル描写、場面描写の移り変わりが激しい作品ですが、つらつら読むのではなく腰を据えて読む必要があったのかなと思います。 絵はとてもきれいで読みやすいですが、絵柄の印象と違い難解でダークな作品です。 ラストも開始時と同じ様にあっさりとした感じで終わり、なんとも不思議な雰囲気の作品だと思いました。
14 涼宮ハルヒの憂鬱
完結済 巻数 : 20
あらすじ・ストーリー
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上!」入学早々の自己紹介で、クラス全員をア然とさせた涼宮ハルヒ。だが、ハルヒは心の底から本気だった! 謎の集団・SOS団を結成したハルヒの暴走に巻き込まれ、一体どーなる俺の運命?
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アメリカ・カナダ・イギリス向けの英訳版を詠んだ。
面白かったですが、最後の方が微妙でした。
15 きまぐれオレンジ☆ロード
完結済 巻数 : 18
あらすじ・ストーリー
超能力一家の長男の春日恭介は、父の隆、双子の妹まなみとくるみの4人家族。恭介は超能力が使えること以外は普通の中学生。超能力は春日家だけの秘密事であり、超能力がバレるたびに春日家は転校を繰り返していた。
新しく引越してきた街を散策していた恭介は、赤い麦藁帽子をかぶった少女、鮎川まどかに出会い、一目惚れをする。
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ツンデレ好きには一見の価値あり。
超能力一家の長男である主人公が不良少女と付き合うラブコメ。1984年からジャンプで連載されていた人気コミックで、アニメ化もされた。 と聞くと、なんかスゴイ作品のような気がするが、改めて読むとコマ割りがぎこちない、話の流れがイマイチ、人物のデッサンが崩れている…など、とにかく大昔の漫画だなぁ…という印象。本当に、当時は人気があったのか疑問に思えるほどの内容だ。 あと、いくら不良少女を演出するためのとはいえ、中学生が普通に喫煙しているとか、今の時代からするとあり得ない描写が多い。 という訳で、付いていけない。
16 ホムンクルス
完結済 巻数 : 15
- 作者 : 山本英夫
- 時期 : 2003年-2011年
- 雑誌 : ビッグコミックスピリッツ
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
新宿西口の一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送るホームレス・名越進は、医学生・伊藤学に出会い、報酬70万円を条件に第六感が芽生えるというトレパネーションという頭蓋骨に穴を開ける手術を受けることになった。その手術以降、名越は右目を瞑って左目で人間を見ると、異様な形に見えるようになった。伊藤によると「他人の深層心理が、現実のようにイメージ化されて見えているのではないか」と言い、彼はその世界をホムンクルスと名付けた。そして、名越は様々な心の闇を抱える人達と交流していく。
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「だから何?」漫画の代表格
17 サイコメトラーEIJI
完結済 巻数 : 25
あらすじ・ストーリー
夜ごと起こる残忍な婦女暴行殺人――。謎の殺人鬼メビウスの正体を暴くため、過去の出来事や記憶の断片を読みとるサイコメトリー能力をもつ少年、明日真映児(あすま・えいじ)と、美人刑事・志摩亮子(しま・りょうこ)が立ちあがる!! ドラマ化もされた大ヒットコミック!!
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サイコメトリー能力を持つ不良の高校生「明日真 映児」と、独自のプロファイリング調査を得意とする美人刑事「志摩 亮子」を主人公とするミステリー漫画。 何らかの心的外傷を持った犯人が起こす異常な殺人事件を、その能力で解き明かす内容です。 事件の遺留品などからその物に宿った記憶の断片を読み取った情報、及び、現場の異常性から浮かび上がる犯人の生活習慣や年齢層などの情報により犯人を特定する流れはサイコサスペンスの洋画を彷彿とさせます。 なお、容疑者が複数いて、調査により犯人特定に至るのですが、通常の推理モノとは異なり読者がマンガ内のヒントから犯人を特定するのは不可能なものが多いです。 ただ、序盤の事件は特に、異常な事件、複数の容疑者、断片的なヒントなど、推理モノのミステリー漫画のフォーマットとなっていて、犯人もキャッチーなキャラクター付けが多いと感じました。 普段は普通の人物なのに、殺人鬼だと判明した途端、イカレ野郎に変化するのがお約束展開です。 絵はキレイで、テンポがよく読みやすいです。 ただ、中盤以降はより大きな組織的犯罪、心霊現象、ヤンキー同士の抗争、政治の話などが中心になり、キャッチーな異常犯罪を取り上げることが少なくなってきます。 それに伴いプロファイリングの活躍の場が薄くなり、序盤の洋画的な雰囲気が薄れているのが、個人的には残念でした。 ただ、最終章への盛り上げという意味では必要な展開であり、サイコメトラーEIJIという漫画全巻を通しては満足な内容でした。 死体描写はありますが、グロ要素はそれほど無かったと思います。 ただ、殺された側が悲惨すぎることが多いです。 一方的な勘違い、トラウマを追った結果、薬物摂取による犯行などが多く、救われない事件がほとんどでした。 そこも含めてサスペンス要素の強い事件を扱っていると感じました。 続編も出ているので、こちらもそのうち読んでみたいです。
18 童夢
完結済 巻数 : 1
あらすじ・ストーリー
超能力が殺人のチェイスを始めた!ペンと墨が構築した超四次元コミック。日本SF大賞に輝く初期大友作品の頂点に立つロングセラー。
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真っ赤なトマトになっちゃいな と無邪気に人を殺す老人。この頃のマンガで超能力をホラーとして書いた作品は珍しかったと思う。
有名な作家の人達が影響を強く受けた漫画のひとつとよく聞くため読んでみた。 全く古さを感じない漫画だと思う。
団地での超能力者同士の戦いを描いた漫画。作者は大友克洋氏。 「AKIRA」の2年前に描かれた作品であり、個人的には話が長引いてクライマックスがぼやけた「AKIRA」よりもこちらの方が好きである。 本作品では割と初めのうちに犯人が分かってしまう。もしこれが推理小説だったらNGな展開だが、本作品では犯人を知ってしまった読者も当事者として劇中に取り込まれるような雰囲気になる。 没入感がハンパなく、目を背けることも出来ずに惨劇を観させ続けられるようになり、最後まで一気に読ませるシナリオが素晴らしい。 その意味でも、たった1巻で完結させた本作品はよく出来ていると思う。 それにしても「子供は怖い」。自分はアーサー・C・クラーク氏の古典的SF「幼年期の終り」を思い出してしまった。
19 サイケまたしても
完結済 巻数 : 15
あらすじ・ストーリー
葛代斎下は、将来の夢も特別な能力もない、どこにでもいる、ごく普通の中学三年生。平凡で退屈な毎日を過ごすサイケだったが、ある日、幼なじみの蜜柑が事故で死んでしまう。絶望したサイケが池に飛び込むと、蜜柑が事故で死んだ“今日”が再び始まった。蜜柑を救うべく、問題の“今日”を繰り返すサイケだが…?あなたにはやり直したい一日はありますか?
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洋楽をヘッドフォンで聞きながら登校し、クラスの輪に入らず、昼食時には太宰治を愛読する。 外音を遮断し、夢がないと嘯く、斜に構えた葛代斎下という中学生の男の子が主人公。 ある日、彼の幼馴染・枸橘蜜柑が、彼の目前で交通事故に逢い、この世を去ってしまう。 その後、偶然足元が崩れて落下したモグラ池で溺れることにより、当日の午前7時に戻れることを知る。 タイムリープを繰り返しながら運命に抗い、蜜柑の命を救うために孤独な戦いに身を投じる。 ストーリーのスタートは、そんなリゼロかシュタゲのような雰囲気で始まります。 ただそれらのように風呂敷は広げず、人生を諦めかけていたその少年が、能力をきっかけに自分の生きる意義を見つける展開となります。 そこまでが1巻のストーリーで、2巻以降は一転、様々な能力を持った人物との奇妙な戦いの渦へと巻き込まれていく、ジョジョのような感じの物語になります。 斎下以外の能力保持者 (オラクルホルダー) と出会い、思想のすれ違いや、あるいは自分の欲望のため能力を使う敵を相手に、斎下を中心としたメンバーが能力を駆使して戦うストーリーです。 絵も違うし、スタンドのような具現化した能力も出てこないのですが、読んでてとにかくジョジョっぽいと感じました。 こちらのほうがギャグ要素が高く、斎下も思考が危なかったり何が目的で動いているのかよくわからないところがある主人公なので全然違うはずなのですが、次々新手の能力者が襲い来る展開や、能力者を求めてネパールへ旅立つシーンなど、どっかそれっぽい感じがします。 ジョジョに限らず、能力者ものでありがちな展開が多く、能力者バトル好きな漫画読みにはおすすめできる作品です。 なお、ストーリー展開は冗長で、ストーリーだけを追うと不要なシーン・展開が多いですが、本作はストーリーよりも能力者どうしの掛け合いやバトルを楽しむ作品だと思いました。 ラストは個人的に好きな展開です。 個性のない中学生に降って湧いたようなギフトが与えられたとき、それを手放すことなんてできるわけがなく、そんな中学生の代表のようだった葛代斎下の決断は本作の集大成とするにふさわしいものだったように感じました。 なお、現在、一週間限定でサンデーうぇぶりにて全巻公開されていたので読みました。 全15巻、2020年3月14日までの限定公開中です。是非。
『うえきの法則』の福地翼が2014年に週刊少年サンデーに連載していた漫画。 主人公の葛代斎下(くずしろ "さいけ")は、将来の夢もないボッチの中学三年男子。そんな彼だが、幼なじみの女子が交通事故で亡くなった時、自分に"死に戻り"の能力があることに気付く。以降彼は彼女が交通事故に遭わないように自殺を繰り返して過去を変えようとする…というのが冒頭の話。 自分はタイムリープものが好きなので、この部分はとても気に入った。特に、なんの夢もない根暗な彼が他人を助ける存在になりたいと変わっていく姿には青臭いけど少年漫画の王道を行っているようで良かった。 ところが、そのうち彼以外にも超能力を持つ者が出てきてからは、『うえきの法則』みたいな荒唐無稽な超能力バトルものになってしまった。まぁバトル自体も少年漫画の王道だからいいんだけど、なんか裏切られたようで残念だった。 あとストーリー展開が雑すぎる。冒頭の幼なじみを救うための話が終わると、今度は能力者同士の殺し合いが始まる。それはそれでいいんだけど、ヒロインとしてあれだけ話の中心人物であった幼なじみが全然出てこなくなるんだよね。自分も主人公に共感してなんとか彼女を助ける方法はないのかと心悩ませていたのにこの扱いは悲しかった。
20 enigma
完結済 巻数 : 7
あらすじ・ストーリー
灰葉スミオは普通の高校生…。だが、あるヒミツがあった。それは、未来を予知する才能「夢日記」!! 突然、謎の存在エニグマに集められた、スミオを含め独特な才能を持つという7人。 運命の脱出劇が今、始まる…!!
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密室のデスゲームモノで登場キャラが異能力を持っています。作者の旦那がうすた京介という事が一番驚いた。
後付け設定がおおく、わかりづらい点もあるが面白い点もある。
21 東京ESP
完結済 巻数 : 16
- 作者 : 瀬川はじめ
- 時期 : 2010年-2016年
- 雑誌 : 月刊少年エース
- 出版 : 角川書店(角川グループパブリッシング)
あらすじ・ストーリー
下校中、「空飛ぶペンギン」に遭遇した女子校生・リンカ。後を追うとそこには「空を泳ぐ光る魚」の群れ…。そして彼女は人智を超えた力を手にした。超能力(ESP)を題材にファンタジーやオカルト要素を織り交ぜたサイキックアクション降臨!!
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1部は主人公リンカがかなり好感もてるキャラだった影響もあり面白かった。 ただ2部は惰性感があり、キャラの動きももどかしいので好転して欲しい。
22 D・N・A2
完結済 巻数 : 5
あらすじ・ストーリー
人口過多が問題となっている未来からやってきた・葵かりん。彼女の使命は、将来100人以上の子供を残す桃生純太のDNAを書き換えること。ところが、純太の超能力が覚醒してしまい…?女の子が可愛いのはもちろん、見所は何といっても迫力あるサイキックバトルアクション!
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個人的には未来からきた女の子だっけかな?もうちょっと活躍させて欲しかったかな?
23 紅い牙 ブルーソネット
完結済 巻数 : 19
あらすじ・ストーリー
古代超人類の血を引き継ぐ超能力少女・小松崎蘭(こまつざき・ラン)とエスパーサイボーグ・ソネットの戦いを描いたSFアクション。スラム街で暮らす16歳の少女・ソネット・バージは、彼女の周囲で奇妙な事件が続発する事から、魔女と呼ばれて疎まれていた。それらの事件がソネットが持つ超能力によるものだと目をつけた悪の組織・タロンは、無自覚な超能力で母親を殺してしまって放心状態のソネットを引き入れて……!?
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24 デストロイ×レボリューション
完結済 巻数 : 9
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行き場のない怒りと孤独を抱える高校生のマコトが持ってしまった驚異の「力」とは…!? 理不尽な社会を相手に、破壊という名の革命が始まる! 最凶のSFテロルストーリー!!
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ホーリーランド、自殺島と続けて作者が描いた、初のSF作品。 あるきっかけで超能力を持った高校生が、世界に、人類に「平和とは何か」を問うテロリストと化す物語です。 作者の森さんの今までの作風と同じく、主人公が苦悩しながら「命とは何か?」「生きる意味は何か?」「人を殺す、痛めつける理由とは何か?」 を考える姿は、毎回ながら読者としても考えさせられるものがあります。 が、話がSFなだけに、どうしてもリアリズムよりも圧倒的な超能力に目がいってしまい、他2作と比べると見劣りしてしまう印象… 個人的には処女作のホーリーランドを読んでから本作を読むのをオススメします。 また、超能力、SF、テロ、アンチアメリカ、青少年の苦悩などの話が好きな方であれば、 先入観なしでも是非一度読んでみると良いと思います。
25 サトラレ
完結済 巻数 : 8
あらすじ・ストーリー
「サトラレにサトラレであることを気づかせてはいけない」――“サトラレ”とは正式名を「先天性R型脳梁(のうりょう)変性症」という謎の奇病によって、口に出さずとも自分の考えが周囲の人に“悟られ”てしまう不思議な能力の持ち主のコト。そして、例外なくあらゆる分野で天才的な功績を残すほどの才能を持つ彼らを、密(ひそ)かに保護するサトラレ対策委員会。これは、サトラレの青年・西山幸夫(にしやま・ゆきお)と彼を警護する小松洋子(こまつ・ようこ)、そして……その他大勢による少し不思議な物語。
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けっこう面白かった記憶あります
なっつ
絵柄が癖あるけど読みやすかった。先に見た映画やドラマはほぼ二人しかサトラレは扱われてなかったお話だったので色々なサトラレがでてきて新鮮だったしみんなが繋がってるのがよかった。続編が未完なのが残念
自分の考えていることが周囲に漏れてしまう「サトラレ」という者たちが主役の物語。 斬新な発想な上、活かすのが難しそうな設定だけど、上手く纏まっている。 基本的に一話完結型なので読みやすく、引き延ばしもないので安心して読める。 SFというよりは人間ドラマ寄り。
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