水は生活に必要不可欠な物であり その水が枯れるとしたら そこで暮らす人々は死に絶えてしまう。そのためこの国には 雨乞いならぬ 水乞いの儀式が古くから伝えられていた。
干ばつが続く山間の村では一人の孤児の女の子スリジャが水乞いの儀式選ばれた。儀式の真偽は定かではなかったが、いくつかの決まり事があり 儀式用の沓を履いて水の神である河伯の住む翠湖まで 自分の足で歩いて行くこと その間 馬にも船にも乗ってはいけないし 眠るとき以外は沓を脱いではいけないとのことだった。
隣村では水乞いの儀式に30人もの若い娘がいけにえにされたという。
道案内は エンという人で 人間と見分けがつかない鬼人かもしれなかった。果たしてスリジャは無事翠湖までたどり着き 河伯に会って水を得る事が出来るのであろうか…。
ニャンキチの大好きなオリエンタルファンタジーのシリーズ物の作品です。水にまつわる不思議で魅力的なお話が いろいろ入っています。お薦めします。
サンキュー
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