実写映画化するにはちょうどいい長さで且つ、10代には良くささりそうな作品。
ざっくり三行でまとめてしまうと
* 10年後の自分から手紙がきて、その手紙を参考に行動する
* 内容は「主人公が好きな男の子が来年自殺してしまうからそれを止めて欲しい」
* なんやかんやあって男の子は自殺を辞めて、みんな仲良くすごしました。めでたしめでたし。
というお話…なんだけど、とにかくこの男の子が苛々させてくれるというか、なんとなく自分で好感が持てなかった。
メインキャスト枠で好感持てないモテる男の子という矛盾が自分の中に引っかかってどうしても「名作」に位置づけが難しく、評価もし難かったという印象。
ただ、短い中にも作者の伝えたいメッセージはしっかりと込められていて、締めとしてもこんなもんかなぁという終わり方（誰もが予測でき、且つ引き伸ばしすぎずシンプル）だったためそこは好印象。
結論としては
絶対読んだほうがいい、とは言えないけど読んで損はない
と思いましたまる。
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