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近代麻雀で連載された、大和田秀樹のれっきとした麻雀...

3.5

投稿 : 2020/01/09 23:47

状態 : 読み終わった

近代麻雀で連載された、大和田秀樹のれっきとした麻雀漫画。
大和田秀樹といえば、"大魔法峠"とか"ガンダムさん"とか、その場のノリと勢いで突っ走り落ちを投げっぱなしジャーマンさせる作風という印象が私的にあり、そんな作者が麻雀なんて心理戦重視のゲームまともにかけるのかというと、全くまともじゃない麻雀漫画となっていたので逆に安心しました。

内容はいくつかの章で別れていますが、いずれも日本という国をかけて麻雀で戦う内容となっています。
実在の政治家をモデルとした(多少悪意を感じる誇張がされている)キャラクターが登場します。
序盤は名前などある程度ぼかした表記になっていましたが、後半になるとめんどくさくなったのか、実在人物そのままのビジュアルで名前もそのまま使用しているので、北の将軍様や共産主義の方たち、あと民主党の方々に怒られないか心配になります。

内容は一応麻雀漫画ですが、まともに麻雀をしないので、ルールが分からない人にも安心です。
国を動かすような立場の人々は豪運があるそうで、人和や地和、国士無双十三面待ち、四暗刻自摸なんかがあたりまえのように飛び交います。
それだけならまだしも、自摸った牌面を指先の摩擦で削り取って強制的に白にしてドヤ顔で全部白で上がった時、気づきました、これは麻雀漫画じゃなく、麻雀漫画のフリをした別の何かだと。
それでいて作中のキャラは真面目なので逆におかしいです。
いや、明らかにイカサマですやん!

ラストは区切りがつきますが、続きが示唆される終わり方になっていて、現在、タイトルだけ変わって続編が連載中です。
続編は機会があれば読むかなー。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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