中世ヨーロッパにおける、芸術家の弟子の話です。貴族の娘であるアルテは画家として独り立ちしようと様々な工房に弟子入りを志願します。しかしどこに行っても門前払い。当時の社会は男尊女卑の最盛期。女性の幸せは裕福な男性の妻となり養われることと考えられていました。まして、芸術家の世界は男社会。女性でしかも貴族の娘である手は誰にも相手にされず、周囲からも「貴族の娘のお遊び」とバカにされます。｢女だからだよ｣と弟子入りを拒まれ激怒したアルテは「女を捨ててやる！」と髪をバッサリ。｢胸も切り取ってやる！｣と騒ぐアルテを抑える男。変わり者で有名な画家のレオ。弟子を持たないレオが弟子入りの条件として出したのは・・・。
様々な困難に対しても前向きに立ち向かっていくアルテ。女性ゆえに避けられ悩みや貴族育ち故に知らなかった現実を突き付けられることも。それでもくじけず進んでいくアルテの姿には元気をもらえます。
まだ、4巻までしか出ていないですが非常に楽しみな作品です。
サンキュー
このレビューにサンキューしてくれた人
このレビューは参考になりましたか？
『フォロー』ボタンを押すと、この人が新たにレビューを書いた時に、アナタのマイページに通知され、見逃す心配がなくなります。 マンガの趣味が合いそう、他のレビューも読みたいと思ったら、とりあえずフォローしてみましょう。
アルテの感想/評価はユーザーの主観的なご意見・ご感想です。利用規約を参考にあくまでも一つの参考としてご活用ください。
アルテの感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。
