
『陽の末裔(ひのまつえい)』市川ジュン氏のマンガで「思想弾圧」ではなく「思考弾圧」の日本史を思い出して欲しい!
大正から戦後にかけての激動の時代を、自分の信念を曲げずにたくましく生き抜いた二人の女性を描いた感動の大河ドラマ。大正8年、東北の没落旧家の気高き末娘の南部咲久子(なんぶ・さくこ)と貧しい農家の賢い娘・石上卯乃(いしがみ・うの)。性格はまったく異なるが固い絆で結ばれた咲久子と卯乃は、紡績工場の女子工員になると決意して東京へ向かう。しかしそんな二人を待ち受ける運命とは……!?
拙ブログ記事
→http://aonow.blog.fc2.com/blog-entry-539.html
ただ今、この作品を敢えて取り上げる理由は、これほどただ《女性》に生まれて来ただけで、ある種人間扱いをされず、自分自身の意思も意見も考え方さえも、表沙汰に出来ない時代。「表現の規制」はもちろん、口にも行動にも出しては行けなかった時代があったという事実を、まるで忘れたかのような事実上の「表現の規制」や、考え方や意思の表現すら認めない「思想統制」に通じる《児童ポルノ規制や青少年の健全育成》になぜか奔走する人々。
特に女性政治家には、改めてもう一度いかに自分の考えや意思や意見を、法律で「表現規制」する事の愚かしさと恐ろしさを、思い出していただきたいと強く願い、ここに改めて御紹介する次第です。
サンキュー
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