
正直期待してなかったけど面白かったです。
自伝「的」と紹介されていることもありますがノンフィクションの自伝ですね。
ギャグタッチで自虐的に描いた学生時代で笑わせつつ、最終刊でホロリとさせる。
最後は先生への懺悔で締めくくっていますが・・
東村アキコさんは連載を何本も抱えているすごい執筆力の漫画家として有名。
そのバイタリティの原点が美術教室で先生にしごかれた日々であり、
離婚してもネットで叩かれても十分売れてもマンガを何本も並行して描き続けることが
先生の最後の言葉「描け」に対するアンサーであり、
本当は誇らしく思っているんじゃないだろうか。
でもそれを自分で言ってしまうと「ダサい」から作中では書かない。
そこに巧みさと、したたかさを感じる。
サンキュー
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