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かつて日本を席巻した、金字塔というべき「ねこまんが...

3.0

投稿 : 2018/05/19 00:15

状態 : 読み終わった

かつて日本を席巻した、金字塔というべき「ねこまんが」。
アニメ化もしていて、ある程度より上の年齢層の方なら知らない人はいない有名作品です。
8巻で一旦連載は終了したのですが、その後連載が再開され2003年に14年ぶりに9巻が発売されました。
なお、私の手元にあるのが文庫版なので、文庫版に収録のある8巻までの作品まででレビューを書いています。

オスのトラ猫「マイケル」を主役とした1話完結のギャグ漫画。
各話は独立していて、共通のエピソードもあるのですが、話によってはマイケルは飼い猫だったり野良だったりします。
また、そもそも猫がほとんど出てこなかったり、犬や猫、猿などが擬人化して麻雀を打ったり、お見合いをしたりしする回もあり、ストーリー性のないバラエティーに富んだ作品となっています。
独特の画風ではありますが、作中のネコ達はとても可愛らしく、ネコ好きにはおすすめできる作品です。
ただ、1話あたり6ページで読みやすいのですが、面白いかというとなんとも言えない感があります。
内容はわかりやすいものもあるのですが、大半はシュール系やそもそもわけがわからないものとなっていて、正直なところ思い出補正が強い作品です。
子供の頃友達の家で初めて読んだのですが、そのときはどこがそんなにツボったのか、腹が捩れるくらい爆笑した記憶があります。
多分、小学生くらいには笑いのツボがあうのかなと思います。かわいい猫が失敗をごまかすためにダンスをするシーンなど、爆笑はしないまでも、今読んでもほっこりします。

ラストは最終回という記載なく、プッツリと終わります(そして忘れた頃に連載再開されました)。
懐かしさを感じる方は今更ながら手にとってもいいかもしれませんが、その際には過度な期待は持たないほうがいいかも。
また、以外にアダルトだったりブラックな展開もあるので、今思うと子供向けでもないなとも思います。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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