皮肉っぽいブラックユーモア、ナンセンスユーモア、そしてベタで分かりやすいバカバカしい笑い。色々なパターンがあって、これぞ四コマといった内容です。
昔の価値観で描かれており、それがまた面白い。現代と少し違う考え方に見えますが、本質的には同じ方向で「分かる分かる」と共感できる笑い。
所々難しい内容のものもありますが、意味が分かると「なるほどな」とクスっと来る。
作者の鬱憤、日頃の膿が上手い事笑いに昇華されていて感心しました。
辛いものは辛いし、真っ直ぐ見据えるとダークに落ち込む。だから頭空っぽで楽しめる、所謂「なろう系」や「日常系」が流行ったんだろうと思います。僕もそういう系統の作品は良く読むし好きですが、その分こういった蓋をしない作品が減ったなとは感じます。
リアルが根本にあって、それが重いという人には勧められません。
嫌なことなど笑い飛ばせではないですが、そこらへん無神経で大雑把、でも普段は神経質って人ならはまるかも。自分がそうなので。
サンキュー
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