1950年にSF作家ハル・クレメントが刊行した小説『二十億の針』。
宇宙からやってきた異星人が地球人の体内で共生するというストーリーはその後『ウルトラマン』や『鉄腕バーディー』『寄生獣』など数多くの作品に受け継がれている。
本作品『70億の針』はそのタイトルの通り、これらの大元である元祖にインスパイアされた直系のSFである。
特に第1巻では、寄生した宇宙人と寄生された女子高生が、ちぐはぐなコミュニケーションを通して宿敵を探すという王道を見事に再現してくれた。
しかし、本作品の特筆すべきは第2巻以降である。これはオリジナルにはなかった「その後」であり、まさにハードSFという名に相応しい超展開となっている。
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