
バキシリーズ2作目"バキ"のスピンオフ。
なんとビックリまるまる一冊全て使って刃牙と梢江の初体験を克明に描かれているものになっています。
全裸で向かい合う刃牙と梢江の姿はまるで巌流島で相対する宮本武蔵と佐々木小次郎。
お互いの弱点(性感帯)を攻め合う様は、まさに格闘技と等しい行為というわけで、シャワーも許さずくちびるを奪った後、乳をまさぐり、ペッティングで情けなくイきかけるのを留めて、ついにやってくる本番行為!!その一部始終をお届けする内容です。
本作のターゲット層はどこなのか。
タイトルはバキ特別編SAGA[性]。
このSAGAは、叙事小説を意味するサーガとのダブルミーニングなんでしょうけど、内容は叙事的なんていう物悲しいものではなく、一匹の雄(刃牙)が、雌(梢江)と一晩中ヤリまくるという叙事的というより情事的な作品です。
とはいえ、若い男女がまぐわってるのにエロスは全く感じませんでした。
もし運悪くこの場に居合わせてしまったら、そのあまりの激しさに慌てて逃げ出すこと請け合いですね。
下手をしたら命も危ない、描かれているのはそんな性行為です。
コマ割りは大きく、文章も少ないので、あっという間に読み終えます。
面白いかというと、面白いというより唖然としました。
何を言えばいいのか思いつかないというのが正直な感想ですね。
ちなみに今、バキはアニメが放映中ですが、SAGAはアニメ化しないのかしら。
サンキュー
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