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2021年5月現在、週刊少年ジャンプ連載中の"呪術...

4.0

投稿 : 2021/05/13 22:49

状態 : 読み終わった

2021年5月現在、週刊少年ジャンプ連載中の"呪術廻戦"。
その作者・芥見下々氏が、呪術廻戦前にジャンプ系列の別雑誌で連載していた、"東京都立呪術高等専門学校"が収録されています。

"東京都立呪術高等専門学校"は、"呪術廻戦"の前日譚にあたる内容で、"呪術廻戦"は本作の後で連載開始したので、本作は読まなくても"呪術廻戦"を読む上で支障は無いです。
また、本作も一冊で完結していて、"呪術廻戦"を知っておかなくても、本作からでも問題なく楽しめますが、"呪術廻戦"が"東京都立呪術高等専門学校"の時系列上後の話ということで、ストーリー上、密接に関わりがあります。
私は呪術廻戦の10巻を読んだ後で本作を読みましたが、ちょうど11巻で、本作の内容が前提となった展開(通称、メロンパン入れ)になったので、もう一歩遅かったらちょっともやもやするところでした。
ただ、呪術廻戦の割と序盤から、実は本作の登場人物に関する記載が度々あるので、一番最初か、あるいは、本書は3巻と同時発売だったため、2巻の後くらいに本作を読むのをおすすめします。
私は本作を読んだ上で、呪術廻戦をもう一度1巻から読んでみようと思っています。

本作の主人公は「乙骨憂太」という青年です。
幼い頃、将来を誓いあったが、不幸な事故で亡くなった祈本里香の怨霊に取り憑かれていた彼は、いじめてきた同級生に重症を負わせたことから、呪術師に拘束され殺されかけます。
そんな折、「五条悟」に声をかけられ、"東京都立呪術高等専門学校"という、呪術師の教育機関に転校します。
同級生の個性豊かな呪術師とともに、街に現れる呪霊を払い、力をコントロールして、自分に取り憑いた里香の怨霊を開放しようとする展開なのですが、その同級生は、呪術廻戦ではおなじみの呪術高専2年生メンバーで、敵として「夏油傑」が登場します。
その他にも、その後の呪術廻戦で登場するキャラクターが多数登場し、呪術廻戦連載前に掲載されていた別作品ですが、実質、呪術廻戦の一部として読むべき内容だと思いました(タイトルも"呪術廻戦 0"とある通り)。

本作のみでも完結しているので、「呪術廻戦流行ってるけど、長いし今から入りにくいな」と思っている方にもおすすめです。
個人的には、呪術廻戦は初期の方が好みなので、同じ雰囲気の本作はとても楽しめました。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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