
朝目新聞のジブリネタ画像で一定年齢以上のネットユーザーの知名度が異様に高いマサオ氏の初連載作品。
元はpixivに投稿されたマンガですが、その後、ヤングキングで連載が開始されました。
男子高校生「あさくら」を主人公とした、一話完結形式のシュールなギャグ漫画で、彼の荒唐無稽な日常を描いたものとなります。
ストーリーらしいストーリーもないです。
パンチパーマで、おっぱいを崇拝しているあさくらと、彼のことが大好きで将来は一緒にお花屋さんをしたいと思っている「石田」が登場します。
キャラの表情が固く、背景等も無機質で動きが感じられないです。
Flashアニメでもみているかのような雰囲気で、シュールさが際立たされます。
あさくらと石田以外のキャラクターも、常識から外れた変なキャラクターだらけでクセがとても強く、読み手を選ぶマンガだと思います。
私個人的にはとても楽しめました。
思考回路のぶっ飛んだキャラクター達のとんでも行動の連続で読んでいて飽きはなく、何度でも読み返したくなります。
もともとマサオさんの絵は昔から知っているので、そういう絵だと知っているというのもあるのかなと思いました (朝目新聞でも昔マンガ描いてましたね)。
クセの強さにハマれば楽しめると思いますが、理解できない方にはただただ意味不明とだけ映ると思います。
登場する女の子はかわいく、露出シーンも多いのです。
ただ、マサオさんの描く人間の体は肉感がないというか、フィギュアのような感じがあるので、ちょっと興奮はできないです。
そういう部分も含めて、特徴的な画風の作家さんだと思います。
全2巻ととても短いのが残念です。
なお、作者はトレス疑惑で騒ぎになり、本作も打ち切りになったのではという疑惑があります。
確かに絵の動きがカクカクしているような感じはありますが、昔からこういう感じだったので、違和感は感じませんでした。
マサオ信者ではないですが、ある程度、わかってる方向けなのかなと思います。
サンキュー
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