世界最高の暗殺者(高齢のため引退予定)が逆に暗殺されて異世界転生する話。というか、このジジイの口封じのために巻き添えを食って殺された旅客機の乗務員や客達はどうなる？死んだまま？このジジイだけ異世界転生できるのって不公平じゃない？…とモヤモヤがある導入部分。
転生後は、赤ん坊の身でありながらその世界の知識の習得や魔力の鍛錬などに励み、幼くして成人男子を超える力を身に付ける。更にその後出会った身寄りのない少女を自分専属の使用人(=兼暗殺稼業のサポート役)として育成するとか、暗殺遂行の際に助けた女性をハーレム要員にするとかの展開って、「ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント」と同じパターン。
漫画として見ると画力はあるものの、コマ割りのルールがダメ。一般的に漫画のコマは「逆Z」の流れでストーリーを進めるのがセオリーだと思っているが、本作品では所々でこの基本に沿っていないシーンがあり読みづらい。
なお、本作品では主人公は『勇者を暗殺する』という目的のために転生させられたシナリオになっており、今後どのように勇者と接していくのかが楽しみである。
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