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1巻  倒したモンスターを食材として利用しながら...

4.5

投稿 : 2015/10/29 09:24

状態 : 読み終わった

1巻
 倒したモンスターを食材として利用しながらダンジョンを進んでいく物語。ダンジョンの奥でレッドドラゴンに飲み込まれた主人公ライオスの妹を救うことがダンジョンに潜った目的だが、主人公一行はお金がなくて食料を買えない。そもそも妹がドラゴンに飲み込まれたのも空腹でうまく戦えなかったから。冒険者にはバランスのよい食生活が大変重要なのだ。運良く魔物食の研究者であるドワーフのセンシに出会い、レッドドラゴンを調理してみたかった彼が仲間に加わることで豊かな魔物食生活が始まる。大サソリと歩き茸の水炊き、人喰い植物のタルト、バジリスクのロースト、マンドレイクとバジリスクのオムレツ、マンドレイクのかき揚げと大蝙蝠の天ぷら、動く鎧でフルコース。生き物を食材として加工していくのだから、ぐろい場面が少々。登場するのはファンタジー界の有名どころなモンスターで、構造や生態など面白かった。あとパーティで魔法使い役をしているエルフの女性マルシルが一々とても楽しかった。
 
2巻
 食べるだけではなく、食材調達の話や洞窟内での他者との関係など、相変わらず魔物を食べつつ多彩な展開。まずはゴーレムの使い方。斬新だ! オークの世界。オークも人の子!? ミミックの食べ方。いやミミックの生態なんて考えたこともなかった。小さいミミックは色々なところに潜んでいるらしい。チャルチャックの年齢。寿命が違う種族が一緒に旅しているのが面白い。宝虫が食べられるとは。見た目がよろしいと言ってもあまりコインを見て食欲はわかない気がする。幽霊は怖かった。厄除け聖水。みんなファリンのありがたみを実感。凄い人だったんだ。生ける絵画の中での食事。さすがにリアルのお腹は満たないと思う。美しきケルビー、馬油で洗髪いや洗髭? とにかく面白かった。
 
3巻
 哺乳類の人魚と魚類の人魚。魚類は亜人ではないので食べていいのか?いやダメだというのは気分の問題。髪に似せるための海藻は食べて良いらしい。クラーケンの弱点はイカと同じ? 巨大モンスターの場合寄生虫も大きく,さらに寄生虫の中にも寄生虫がいるから用心。マルシルとファリンの出会い。ウンディーネの魔力。昔の仲間ナマリとの再会。チャルチャックは友情のために残ったのではなかったらしい。テンタクルス(触手生物)と大カエルの皮。そろそろファリンを助ける日が近づいてきたようだ。
 
4巻
 地下5階,黄金城の城下町。オークたちが慌てて出て行った気配と,火の息でやられた魔狼の死骸。残された小麦でパンを作るセンシ。いよいよ炎竜と対決しマルシルを助け出さねばならない。3人で炎竜を倒すための策略を練るが…。
 魔物食に興味津々のファリン。復活したファリンの能力。マルシルが残した魔法陣のところに現れたエルフ。何でさっさと魔法陣を消しておかないのっ?!
 地上では西のエルフ王から島を返せという文が。迷宮には本当に巨大な魔術の設計書があるのか?

サンキュー

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