１巻･･････15歳になり成人した者は神様からスキルをもらう。マインは「カット＆ペースト」と「鑑定・全」のスキルだった。　　　 ２巻･･････入会したばかりのギルドを追放されたマインは森へオークキングを倒しにいく。　　　 ３巻･･････シルフィとのことで第一王子のアルトと模擬戦、クロードとは決闘することになった。 ６巻･･････クラン名を決めマインはクランハウスの建設にとりかかる。その頃オオセ王国は魔人に襲撃されていた。

才能のようなスキルを1人最大3つまで神から与えられる世界で、人のスキルを全て見ることと奪うことが出来る能力を与えられた主人公の話 このスキルは才能と努力が一緒になっているようなものでスキルがあれば努力をせずに能力が使える代わりに、スキルが無ければどんなに努力をしようが使えないそんな世界観です なので主人公が得たスキルは人の価値を簡単に左右できてしまう強力な能力です 強すぎる能力を得た主人公がうまく能力を使いこなして活躍する話を期待してましたが、主人公が未熟者故にたいして使いこなせず読んでいてもやもやします そもそもスキルが絶対的すぎる世界で主人公の能力が破格すぎて高揚感が全くなく、悪人からなら能力を奪ってもいいだろうという都合のいい倫理観の元、不自然に悪い奴がわらわら出てきて違和感があります 主人公のことはいい子にしたいがゲスな泥棒キャラにしたくないためだと思いますが、中途半端で個人的にはどちらかに振り切れた方が面白いと思いました 始まってそうそうハーレム展開になって、主人公の葛藤も苦悩もなんもかんも安っぽく感じました やってることは特にこの世界では最低な行為なのに、主人公が善人キャラなのが1番気になって楽しめませんでした

15歳の成人の儀でチートなスキルを手にした少年が無双するファンタジー物。但し、ありがちな俺TUEEEではなく、主人公は謙虚な態度を取り、たとえ相手が悪人だろうと人殺しを躊躇う姿がよい。 この国では強いスキルを持つ者を王族に取り入れる施策があるため、早速彼を婿にと第一王女(19歳)がやってくる。更に優れた血筋を絶やさないという名目の一夫多妻制によりギルド受付嬢(24歳)とも重婚。 ギルド受付嬢と結婚といえば『マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合』があるが、本作品は主人公(15歳)の同意を得るまでもなく強制的にハーレムが築かれていくのが羨ましい限りだ。 なお原作小説には僅かながら存在しているエロ描写が本コミックでは一切ない。 ちなみに主人公が得たチートスキルとは、相手のスキルをCutしてそれを自分にPasteする能力。この能力は『山田くんと7人の魔女』でも「魔女殺し」の最強のスキルとして出てくるが、どんな強い相手でもその能力を奪って自分のものに出来るとかって、都合が良すぎ。 ただ、完璧に無双出来るワケでもなく、色々と問題が出てくるのでそこそこ話は盛り上がる。 物語中に悪人は出てくるものの、主人公を取り巻く街の住人や王族は皆善人ばかりで読んでいて落ち着く。 絵柄や雰囲気が『魔石グルメ 魔物の力を食べたオレは最強!』に似ているので、ファンタジー物初心者にお薦めしたい。