これは壮大なシリーズの3作目なので、まずは初代の「僕の地球を守って」から読んで欲しい。
少女漫画SFの金字塔である。
80年代の作風なので当時の絵は古すぎるが、ストーリーは今見ても面白いし、切なく感情を揺さぶられるものである。
子供の頃は冗長に感じた部分も大人になって読み返すと、全てに意味があって、本当に大作だと思う。
少しも飽きさせるところがない。
仲間の裏切り、疑惑、生き残り、宇宙最後の1人、超能力、バトル、地球破壊願望、生まれ変わり、年の差ラブストーリー
などのキーワードが見所。
対して第2シリーズ「ボクを包む月の光」は次世代編と題し、数々の謎と試練と成長などが次世代キャラによって紡がれる。
20年ほどの時間を置いて、また物語が動き出したのは、ファンにとっても感無量の類を見ない出来事だった！
もちろん初代キャラもてんこ盛り、幸せほのぼのストーリーで柔らかい作風に変化してるので、後日談として幸せな気分になれる。
第3シリーズの今作はまだ始まったばかりだが、完全に第2シリーズの続きで、タイトル変えてまで別シリーズにする必要は無かったかもしれないが、作者に思うところがあったらしく、第2シリーズとは違った更なる展開が期待できる！
ちなみに3作で一体の作品だと思ってるので、この評価にしました。
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