
読んだ感想は期待外れ。
SFなので怪物が現れたり元の世界と通信できる仕組みがあるのは良いのだが、
学校になぜかピストルがあったり、合唱が空気を振動させて雨が降ったり、
小学生がダイナマイトを一人で作ったりと、もうありとあらゆる出来事が無茶苦茶で
ご都合主義、子供だまし、ちゃち、陳腐という印象が先行してしまう。
勢いで誤魔化すにしても程度というものがある。
テーマパークのお化け屋敷のようにチープ。
未来の世界での醜い諍いと、元の世界での母の子を思う気持ちの深さの対比のさせ方や
文明科学へのアンチテーゼへ帰結させる流れは良いのだけれども、
こうも荒唐無稽な展開が続くと泣かせ所でも気持ちが高まらなかった。
恐怖感、不安感の表現も現代漫画の方が進化している。
レジェンド扱いされている作品だが過大評価だと思う。
サンキュー
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