
妹が死んだ。名前は春。まだ19才だった
2016年の一番の印象に残る作品だったと思います。最愛の妹をなくした姉と、婚約者をなくした男性のお話。ただ悲壮によるわけでもなく、ただラブストーリーと言うわけでもなく、心にザラリとした気持ち悪さを持たせたまま、話が現実のように進んでいきます。まるで純文学のようですが、絵がある分救いのなさが際立つ感じです。どうしようもない現実感と罪悪感がテーマでしょうか? 絵も癖ありますし、万人にお勧めする作品でもないのですが、個人的には非常に評価しています。
サンキュー
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