ひとをわかるってどういうことですか?
この漫画はとても地味ではあるが、ユーモラスな台詞や核心をつく「ドキッ」とするような台詞が散りばめられている。
ただ、地味なシーンや台詞、無言、キャラクターの表情をじっくり読むことでどんどんこの漫画の深いところへ到達する。
そこまではまってしまったら月に1回はついつい読み返してしまうだろう。
よく短い映画のようと表現されているが、その通りだと思う。なぜそのように感じるのかは個人的には無音の描写が多いからかなと思う。
人というのは常に話したり、誰かといたり、何かしているわけではなく、思考したり、ボーッとしている時もある。その「無音」の雰囲気を風景であったり表情でゆったりと感じ、想像を膨らますことができる。
終わりかたも読者本意な結末ではなく、作者がある程度提示しているのも個人的には助かるし、最高。
これを書いていたらまた、読みたくなった。
サンキュー
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