自分が大人になったからかもしれないが、こんな素敵な友達や先輩たちに会ってみたいと思う時がある。この作品の中では主人公の桐山零くんはプロの世界で孤独に闘いながらも、学校に通う。しかし学校でも孤独に屋上階段で一人でお弁当を食べるなど一人ぼっちで寂しい生活をしながら、川本家と知り合うことで家族の温かみを感じていく。正直本当に羨ましいと思ってしまった。将科部の野口先輩も本当に頼れる優しい先輩だし、自分のことを一生のライバルとして立ち向かう二階堂など羨ましい限りだ。後半になればなるほど桐山零くんの人間らしい箇所が徐々にでてきて感情がむき出しになる。そんな中突然現れる川本家の父親・・・。あの時は零くんかっこいい！！！！！と本当に思った。最新刊ではどう続くのか楽しみだ。
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