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2002年夏のコミックマーケットで発売され以来、大...

4.0

投稿 : 2020/07/12 11:20

状態 : 読み終わった

2002年夏のコミックマーケットで発売され以来、大きく話題になった同人ゲームのコミカライズ。
ゲームは出題編・全4章、解答編・全4章で、2003年の冬コミ以外で毎回1章ずつ発表されていましたが、マンガの方も同じく、1章ずつ別の作品として発表されています。
本作は出題編第1章である鬼隠し編のコミカライズです。

東京から、とある田舎村に引っ越してきた少年・前原圭一が主人公。
その村に住む学友と楽しい日常を過ごしていたのですが、ある日、カメラマンの富竹ジロウより、過去にこの村で発生した凄惨な事件について聞く。
毎年の村祭りの度起きる1件の殺人事件と1件の失踪事件、オヤシロ様、そして、村に仕事に来ていた富竹ジロウの変死事件が発生し、彼の日常は狂ってゆく、という展開です。

私が原作をやったのは随分昔なので、内容は断片的にしか覚えていなかったのですが、セリフひとつひとつに懐かしさを感じました。
ただ、選択肢無しにも関わらずかなりボリュームを感じた原作を、コミックは2冊でまとめているので、かなり端折っているんじゃないかなと思います。
読んでいて駆け足している感じはないので、原作プレイ済み方が振り返る分にはお手軽で良いと思います。
もちろん未プレイでも楽しめると思いますが、ひぐらしの名場面であるレナの「嘘だ!」というシーンは、ゲームの方が衝撃的に感じます。
ゲームかマンガかというゲームの方がオススメですね。

ちなみに私は原作を全章プレイ済みのためオチを知っているので、本作で右往左往する圭一は哀れでならなかったです。
未プレイだと色々考察したくなるんだろうなーと思いました。
今となっては色々言われていますが、出題編を改めて見返すと、やっぱり引き込まれる作品だと思いました。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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