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バンド活動が主軸の少女マンガ。 バンドグループの...

4.0

投稿 : 2020/09/17 00:19

状態 : 読み終わった

バンド活動が主軸の少女マンガ。
バンドグループの活動がストーリーのメインで、それに恋愛を絡めた展開となっています。
アニメ化、実写映画化していますが、音楽活動が主軸ということで、メディアミックスではボーカル曲に気合が入っている様子です。
アニメ、ドラマ両方未チェックですが、それぞれコンポーザーが異なるようなので、そちらもチェックしておきたいと思いました。

舞台は神奈川県のとある高校。
幼い日に隣に住んでいた幼なじみの「榊 桃(モモ)」と、由比ヶ浜の浜辺で出会った、作曲ができる「杠 花奏(ユズ)」の2人と別れた「有栖川 仁乃(ニノ)」は、いつか2人と再会する日を信じて由比ヶ浜で歌い続けていた。
高校に進学したニノは、そこでユズと運命の再会を果たす。
そしてニノはユズの所属するバンド"in No hurry to shout(イノハリ)"のボーカルとしてスカウトされ、そこで歌い続けることを決める。
一方で、実は同じ高校に進学していたモモは、既にプロの作曲家としてキャリアを積んでいた。
というストーリー。

イノハリの他に、モモが所属する"SILENT BLACK KITTY"というバンドが対抗として登場し、恋愛模様を描くものになっています。
バンドは高校生バンドで留まるものではなく、野外フェスや数百人規模のハコを埋めるライブをし、タイアップや曲の提供を行うなど、高校生ながら商業的成功を収めている描写があります。
一方で、ロックバンドでラブストーリーですが、ドラッグとセックスに走るようなことは無く、ライブの苛烈さと日常のホンワカ具合の格差が感じられました。
いかにも少女マンガという感じの作品だと感じました。安心して読める作品と思います。

ライブのシーンは臨場感が凄いです。
こういうの読むとライブに行きたくなりますね。
ただ、ライブシーンはとても良かったのですが、ストーリー部分で状況が分かりづらく、するする読める割に頭に入ってこないところがあります。
しかし全体を通して作品の雰囲気は良く、スピード感と躍動感が溢れる作品でした。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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