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ロリ・オタ・プーの三重苦を負いながらも、今日も元気...

4.5

投稿 : 2020/09/21 16:28

状態 : 読み終わった

ロリ・オタ・プーの三重苦を負いながらも、今日も元気にうんこを製造し続ける「大森カズフサ」。
そんな彼の熱い想いがラブセンサーに引っかかり、愛の天使「ラブやん」が見参するも、カズフサの想い人は、近所の小学校に通う小学5年生のモエちゃんだった。
カズフサの恋愛を成功させないことには仕事が終わらないラブやんは、カズフサをモエちゃんにアタックさせるも、不審者と思われ逃げられてしまう。
以降は一話完結型で、決して働かない、性癖も決して曲げないカズフサと、一緒に堕落していくラブやんの明日はどっちだとかなんかそんなんです。

15年の長期連載の間、コミックの売上も良く、ヒット作と呼んでいい作品にも関わらず、内容のヤバさ故か連載中は全メディア黙殺。
アニメ化もせず、お昼の情報番組でも取り上げられない、まさに知る人ぞ知る孤高のマンガと言えます。
まあ30代職歴無しが小学生に熱い視線を送るマンガなんて喧伝するや否や色んなところから怒られるだろうし、しゃーないですね。

いい年した成人男性が、やれ妹が欲しいだのメイドロボが欲しいだの内容はかなり痛々しいです。
オナホールを加工したり、屁かと思ったら思いっ切り身がイキリ発射するストーリーや、かと思えばロリに欲情しオネイニーに勤しむ日々が、ひたすら続きます。その、15年ほど。
連載開始時には25歳だったカズフサも、(作中の時間で)33歳児にまで年を重ねてしまい、その間、キャラクターは増えるものの、進展は一切無し。
むしろ、幼女の目の前でやおい穴を穢される歓びに目覚めるなど、こじらせる方向に成長するため、描かれるのは女性厳禁の世界だと思います。
もちろん私はこういうの大好き。
カズフサの反社会的且つ非生産的な日々は呆れ通り越して憧憬すら感じますね。

ラスト近辺で、もはや熟年夫婦感すら漂っていたカズフサとラブやんが急接近、落ち着くところに落ち着いて終劇します。
最後は数年後のラブやん達が見られて凄く良かった。

傑作です。読む時は大人の目の届かないところで、ベッドの下とか隠して読むといいと思います。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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