
和山やま氏の短編マンガ。1巻完結。
2021年のマンガ大賞3位にランクインしています。
森丘中学校合唱部部長としての最後の大会を銀賞で終えた男子中学生「岡 聡実」が主人公。
なぜか息苦しい雰囲気があり、誰かに見られている雰囲気を感じたその大会の後、岡くんはオールバックの男「成田 狂児」に声をかけられます。
「カラオケ行こ!」と。
内容は『カラオケ行こ!』の前後編に、狂児の昔の話を描いたあとがきです。
事情により歌がうまくなる必要があるヤクザたちの練習に巻き込まれた中学生が、流されながら、ひどい目にも合いながら、カラオケの練習に付き合う内容となっています。
和山やまらしい、テンポのいいギャグ漫画で、「ふふふっ」とした笑いを誘います。
終盤にヤクザに囲まれながらX-Japanの紅を熱唱するシーンは感動モノでした。「紅だーっ!!!」
和山やまの他作品を知っていれば本作も読んで間違いのないと思います。
岡くんと狂児が、なんだかんだで心の深いところで認めあったような感じになるのも、なんかよかったですね。
サンキュー
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