最初の映画で来場特典でもらったやつだけ

目のつけ所が面白い！3巻くらいでネタが尽きるんじゃないかと勝手に心配してた（笑）

何か変わったキャラで独特な雰囲気の漫画でしたが、それなりに面白く読めました。

19世紀末のメイドのシンデレラストーリー。 というにはちょっと違う気もしますが、こういう話は好きです。ウィリアムいい役してる。

英国の産業革命時代を題材とした漫画。身分の差を超えたラブロマンスに期待してください

ヴィクトリア朝時代の英国を舞台とした、とあるメイドとジェントリの身分を超えた恋愛物語。 主人公の「エマ」は漁村で育てられ、人買いに拐われたが辛くも逃げ出して、花売りをして日銭を稼いでいた経歴があり、その後運命が重なって、引退したガヴァネス「ケリー」のオールワークスとしてメイドに雇われていました。 「ジョーンズ」は裕福な貿易商のジェントリで、ケリーの生徒でした。 ある日、恩師であるケリーの家を訪ねたジョーンズはエマに出会い、ロマンスが始まります。 ヴィクトリア朝時代というと産業革命による経済成長や科学の発展、芸術ではミレーやターナー、文学ではディケンズにオスカー・ワイルドなど、まさに英国の絶頂期というべき時代で、一方で偏重的で厳格な階級制度が敷かれていた時期となります。 ジョーンズは貴族ではなくジェントリで、社交界の振る舞いや商売の出来によっては簡単にエリートから零落するポジションです。 そんな中、平民のメイドに恋をしてしまうことは、ここまで家を積み上げてきた父や祖先の努力を足蹴にする許されない行為であることは想像に難くない。 父の反対、エマとのすれ違い、政略的な婚約、身分の壁などの障害の果て、辿り着く話になっています。 時代考証がしっかりできていて、作者の英国愛が深さが感じられます。 歴史は学校やネットで学ぶことができますが、本作はその時代のリアルな息吹を感じることができました。 産業革命を中心とした英国史に興味があればより楽しく読めると思いますが、知らなくても楽しめると思います。 全10巻ですが、7巻で一旦完結、8から10巻は短編集となっています。 10巻ラストではエマとジェームズのその後が描かれています。 いろいろ語り尽くせていないと感じる部分もありますが、ことエマとジェームズのストーリーとしては本作で完結していると思います。 とはいえ不完全燃焼な感があることも確かなので、さらなる番外編の発表を期待しています。

一風変わった青春群像劇です。 「女の子になりたい男の子」と「男の子になりたい女の子」を中心に クラスに一人や二人いた変わり者がこの漫画ではたくさん登場します。 書き込みの少ない白っぽい作画が 子供の頃の出来事の曖昧さ、懐かしさを感じさせます。 淡々とした雰囲気の中でもキャラクターは活き活きと描かれていて、 青臭く、時に鬱陶しく思えるほどインパクトが強い。 性的マイノリティをテーマにした作品ゆえに、 物語は「自分が何者かを知る」という結論へたどり着きます。 その答えを知った時に、どうにも好きになれなかった登場人物たちに対する思いも変わりました。 最終話のヒロインの涙を見て切なくなった。 同時に、残酷な設定をキャラクタに与えながら 優しく丁寧に描かれたこの作品を素晴らしいと思った。 「女の子になりたい男の子」と「男の子になりたい女の子」 放浪息子は二人の主人公を運命の出逢いに見せておきながら、 意識のずれを成長とともに開かせて決して叶わない恋を作り上げています。 その悲痛なる結末は私たちの記憶の中の引き出しにある痛みを思い出させ、 性的マイノリティに入る人が経験したであろう苦しみを想像させます。 文学性の高い作品です。 漫画にエンタメ以上のものを求める大人の方にお勧めします。

SFファンタジー漫画です。序盤の設定が複雑で悲劇が多いのでそれを許容できれば非常に楽しめると思います。

これ相当面白いですよ タイトルがなんか微妙で誤解されそうだけど、真面目な近未来設定で、なんと日本が中国に（自粛） ちゃんとＳＦっぽいし もっと評価高くていいけど、どう考えてもマイナーのままでしょうねｗ

和山やま氏の短編マンガ。1巻完結。 2021年のマンガ大賞3位にランクインしています。 森丘中学校合唱部部長としての最後の大会を銀賞で終えた男子中学生「岡 聡実」が主人公。 なぜか息苦しい雰囲気があり、誰かに見られている雰囲気を感じたその大会の後、岡くんはオールバックの男「成田 狂児」に声をかけられます。 「カラオケ行こ！」と。 内容は『カラオケ行こ！』の前後編に、狂児の昔の話を描いたあとがきです。 事情により歌がうまくなる必要があるヤクザたちの練習に巻き込まれた中学生が、流されながら、ひどい目にも合いながら、カラオケの練習に付き合う内容となっています。 和山やまらしい、テンポのいいギャグ漫画で、「ふふふっ」とした笑いを誘います。 終盤にヤクザに囲まれながらX-Japanの紅を熱唱するシーンは感動モノでした。「紅だーっ!!!」 和山やまの他作品を知っていれば本作も読んで間違いのないと思います。 岡くんと狂児が、なんだかんだで心の深いところで認めあったような感じになるのも、なんかよかったですね。

近くでトルコ料理屋さんがあれば、食べてみたいんだけど、ないみたい いつか食べれたらと思います。 日本とトルコのつながりを知るいい機会になりました。

こだわり過ぎ(´ºωº｀) 主人公がとにかくウザいw 話は「食」へのこだわりが題材。 まさかのNHKでのアニメ化には 驚きましたw 主人公の恋愛の行方が気になる。

冷凍じいちゃん・選挙ですよ！・地獄ゼリー・THE END OF THE ARTIFICIAL LIFE・サッカーロボはワールドカップの夢を見るか？・魂の保存されている所・師走・初夢・脳みそ・ゲーム（表）・ゲーム（裏）・あなたは閉じこめられました・誰かが未来をつくっている 未来の世界の大学の理学部人工生命学科で学ぶ学生の高橋亜鉛子さんの日常系？なSF。ちょっと怖いことなんかも起こるけど深刻って感じがしない。わらびん可愛いよわらびん。登場人物の名前が亜鉛子に続き銅太，錫彦，Zn・Cu・Sn。水奈って？

様々な業界についてお金にまつわるエピソード、業界常識を、入念な調査を元に、小さなエピソードに仕立てにした素晴らしい漫画。夢、現実を赤裸々に、お金の面から描いた良作。 　テーマが、お金、お金・・・という感じなので、そういう話が好きではない方にはちょっと厳しいかもしれませんが、内容は非常に教育的なので、若い人に是非読んでもらいたい漫画です。

タイトル通り、過疎気味というか完全に過疎地な温泉街の物語。 そこの旦那はやる気も失い現状に甘んじていた。 そして、その過疎地を死に場所と決めた売れないメンヘラコスプレイヤーが「自殺してやるー」とやってくる。 一方、旦那の息子は村で見たことのない謎の男に出会う。 その部外者2人によって始まる村再生プロジェクト。さぁ、この限界集落はどうなるのか？ という内容。 とても面白かったです。 専門的な知識が豊富で少し難しかったけど、全4巻と短いので特にこんがらがる事もなく読み終えることが出来ました。 ドラマとかに向いてそうな内容で、普段漫画を読まない人でも楽しめると思います。 最近で言うと、池井戸潤さんの作品に近いかも。 雰囲気は独特で軽妙なので、合わない人にはとことん合わないかもですが。

難しかった

夫の浮気が原因で離婚した真椿は、アメリカから帰国した空港で妹真百合の失踪を知らされる。 彼女は手がかりを探す為妹の嫁ぎ先である山間の洋館を訪れるのだが、そこには一癖も二癖もある怪しい住人ばかりがいて……。 変わった技法で描かれてるので一コマ一コマ楽しく読めた。 サスペンスの雰囲気作りも丁寧で、終始不気味な空気を維持していた。 まぁ要約すると、結局最後まで現実から目を逸らして逃亡する真椿なのでした、というお話。

ギャグ漫画家上野顕太郎のドキュメント漫画。 内容が内容なだけにシリアス。これから上野顕太郎を読みたいという人は、今作は最後に回した方が良いかも。 しんみりしちゃってギャグを純粋に楽しめなくなる人もいそうなので。