終末を迎えた世界を舞台に、ふたりの少女がバイクにタンデムで旅をする漫画。と言うと『少女終末旅行』を思い出す人も多いと思う。
『少女終末旅行』が『BLAME!』っぽい超構造体の世界を最上層という目的地はあるものの先の見えない旅を続けるのに対して、本作品では人類が死に絶えた日本各地の名所を過去のSNS情報を元に観光する流れになっており、主人公の性格も含めて悲壮感はない。
個人的に『少女終末旅行』にはあまり良い印象がなかったこともあって、自分は本作品の方が好き。
第1巻では、何故人類は滅んだか？生き残りの人間はいないのか？旅を続ける少女の正体は？などが明らかにされておらず、回想シーンや作中エピソードなどでヒントを垣間見るしか出来ないが、色々と伏線を貼っているようで今後が楽しみである。
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