一般的に異世界転移/召喚モノの主人公は転移前の現代社会において底辺だったり、落ちこぼれだったりする設定が多いが、本作品ではコミュ障という個性はあるものの「24歳の天才科学者でそれなりにイケメン(男)」っていうのが目新しい。
そういう恵まれた奴が異世界に行って身に付けたのが数100年に一人という超レアな「創造魔法」… あ、やっぱりいつもどおりのテンプレか…
ちなみに彼が異世界に転移して初めて出会ったのが凶暴な「虎」。いきなり襲い掛かる虎に対して、彼はポケットに入っていたスタンガンを使って感電死させる。「試作品のスタンガンが役に立つとはな」っていくらなんでも都合良すぎ。
原作が悪いのかコミカライズが悪いのか、ストーリーの流れが時々繋がらないことがありイライラする。
画力については、単行本表紙の美人さんで分かるようにそれなりに上手いはずなのに、本編中は明らかに手を抜いたコマが多い。また背景がろくに描かれていないのも減点対象だ。
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