他人の寿命が見える主人公．幼馴染で昔から好意を寄せていた女の子へ告白してOKをもらった瞬間彼女の残りの寿命があと１００日であることが見えてしまって．．．
彼女の寿命を伸ばすために奮闘する主人公と周りの友達のお話．
大筋は王道だが，ところどころ変化球を織り交ぜてきて，しかもそれが現実的で考えさせられるのがお見事．
また，幼馴染の女の子の性格も，そうなるに至った根拠が過去の回想を通してしっかりと描写されているのもすごい．
最終話付近，これまでの思い出を振り返るシーンが特に感動できる．
終わり方は賛否両論かもしれない．一見ご都合主義に見えるかもしれないが，実は問題は解決していなくて，すぐ先に悲しみが待っているかもしれない．そんな終わり方．
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