ラノベ作家の細音啓原作(最近の代表作『キミと僕の最後の戦場～』)による異世界ファンタジーもの。
※ちなみにタイトルの「世界録」は「アンコール」と読むらしい(なんで？) こういう自分に酔っている設定は、プロのラノベ作家あるあるだと思っている。(例:禁書目録=インデックス、刀鍛冶=ブラックスミス、彼女=ヒロイン、戦姫=ヴァナディース)
主人公は見た目こそ300年前世界を救った英雄に瓜二つだが、才能が全くない少年(17歳学生・一年留年)。そんな彼が、300年前の英雄パーティのメンバーの生き残りである三大姫「天使」「魔王(ロリっ娘)」「竜姫」とともに至宝「世界録」を探す旅に出る話。
話の流れとしては…
1. 旅先で伝説の勇者の再来かと主人公が間違われる
2. 全くの別人で、実力もないことが分かってバカにされる
3. アクシデントに見舞われ、絶体絶命の危機
4. 助っ人が登場し主人公を助ける
5. めでたしめでたし
の繰り返しで世界を旅する話。ステップ4が盛り上がるポイント。
絵はそれなりに綺麗で女の子も可愛いのだが、いかんせん書き込みが少なくシンプルすぎる。特に背景はあっさりしすぎていて好みじゃない。
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