現在『カッコウの許嫁』を連載している吉河美希氏のデビュー作。
主人公は学校一の問題児である品川大地(高1男子)。そんな彼に明日の社会科見学に行きましょう！と声を掛けてきたのはメガネ+三つ編みおさげの委員長(高1女子)。
ふつうの漫画ならお節介な委員長だな…で終わるところ、本作品の委員長は見た目こそ真面目だが、学園一のバカでメチャクチャ喧嘩が強く、ついでに言うと中学時代に1年留年してたという筋金入りの元不良。こういう意外性のある2人が高校生活を送る漫画。ちなみにラブコメではなくギャグっぽい学園モノ。
主人公達以外にも喧嘩っ早い不良達が続々出てきてこいつら何するのかと思えば、高校で一番になりたいとか言って生徒会長に立候補とか、そんなになりたいのか？生徒会役員に？
そのうち、やっぱり最終的には大学行くしかねーよとか、行くんだったら頂点を目指すしかないって日本一難易度の高い「殿様大学」を目指して真面目に勉強するって、面白いのか？
大学に進学すること自体は否定しないが、折角問題児とか不良とかの初期設定を作っておきながら、結局は勉強なのかとちょっとがっかりした。
というか、不良達が紆余曲折しながら大学進学を目指すまでの全23巻が長くてイライラする。最初から真面目に勉強しとけって。
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