異世界冒険者モノの皮をかぶったギャグ漫画！
なろう原作で2019年に書籍化とコミカライズがされて、2023年1月からTVアニメ化という順調なメディア展開を続けている。※なおノベライズは2020年の第3巻で更新が止まっておりコミカライズの方が先に進んでいる
魔族でありながら魔法が使えない役立たずの主人公(32歳男)が、魔王軍から追放されるのが導入部分。よくある追放系の出だしだが、その彼が人間族に出会い成り行きで冒険者登録をしたところ(=異世界モノの定石)、実は彼は魔族ではなく人間族だった！という驚きの展開で始まる話。
そんなバカなことがある訳ないだろうと冷静に批判してはいけない。何故なら本作品はギャグ漫画なのだから素直に驚こう！
そのうち、魔族と人間族の戦いが始まるとか… 主人公の実の親(=人間族)が現れるとか… 一見シリアスな話になるかと思いきや、ギャグとのバランスが良く出来ていて楽しめる。
ちなみに原作のなろうでは2020年に無事に完結している。グダグダ続いて終わりの見えない展開をしている多くの作品と違ってこれは良い傾向だ。コミカライズも最後まで粛々と進めて欲しい。
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