
1 俺は星間国家の悪徳領主!
連載中 巻数 : 7
あらすじ・ストーリー
星間国家アルグランド帝国の辺境惑星を治める伯爵家に転生し、幼くして領主となったリアム・セラ・バンフィールド。
持ち前の善良さ故に、妻や会社に裏切られた前世の反省から今世では“奪う側"として生きると決意する――
「悪徳領主になって、悪の限りを尽くす! 」
だが、受け継いだ領地は虐げるまでもない寂れっぷりで……
止む無くリアムは自領の建て直しから着手することに。
人工知能を重用!
宇宙艦隊を縮小!
不正貴族を一刀両断!
常識など無視して思うがまま傍若無人に振る舞うのだが、結果的に領民は豊かになり、好感度がうなぎ登りで……!?
悪徳領主を目指して頑張ってるはずがなぜか名君と崇められる勘違い領地経営譚、開幕!!
この漫画を読んだ人のおすすめ記事ピックアップ
なにこれ 何がしたいのかよく分かりません
悪徳領主を主人公にしたファンタジー作品はいくつもあるが(例:『底辺領主の勘違い英雄譚』)、本作品では時は未来、ところは宇宙に置き換えたスペースファンタジーとなっている。 発想は『目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい』と同じ。※ちなみに原作のなろうでは本作品の方が『最強宇宙船』より早くから連載されている では、本作品はスペースファンタジーとして何らかの特徴があるのかというと… そんなことはない。 宇宙を舞台にしているだけでSF考証はまったくなく、どうやって光速を突破しているとか、どうやって寿命を延ばしているとかの背景はない。 それならば、通常のファンタジー物としてのストーリーがしっかりしているかというとそれもない。 本作品には、主人公を星間国家の領主に転生させた「案内人」という存在がいて、彼が主人公の運命を左右しているらしいのだがどう見ても行き当たりばったりなシナリオとしか思えない。 個人的に不満なのは主人公の身の回りの世話をするメイドロイドの扱いで、もう少し色っぽい展開が欲しいところだ。 あと、画力が低く見ていて不快である。※特に人物の横顔を見ると目玉が横長に伸びているのがダメ(第1巻表紙)