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麻雀マンガはマンガの中でも極めて特殊なジャンルで、...

4.5

投稿 : 2016/11/08 23:17

状態 : 読み終わった

麻雀マンガはマンガの中でも極めて特殊なジャンルで、
近代麻雀という専門誌で独自の進化を遂げてきた深海魚のような存在である。
通常、マイナーなテーマの作品は極力経験のない人が読んでも楽しめるように作られている。
そういないと人気が出ずあっという間に打ち切られてしまうからだ。
しかし麻雀マンガは麻雀のルールは知っている前提の作品がほとんどである。

この天牌というマンガは近代麻雀でゴールデンコンビとして知られていた2人が
原作者のちょっとしたイザコザで一般誌に移り大ヒットさせたもの。
高得点をつけてはいるが麻雀を知らない人には全く面白くないだろう。

ストーリーなどあってないようなもので、
渋いオッサンたちが延々麻雀を打ち続けているだけと言っても良い。
面白さの大半はキャラクターの良くわからないカッコよさと
繰り広げられる麻雀の内容(業界では闘牌という)に依存している。
このマンガを本当に楽しめるのはルールを知っているレベルではなく、
かなり麻雀に精通している人たちだと思われる。

麻雀好きにだけ勧められる、深海魚の頂点といえる作品です。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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