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250万乙女のバイブル   当時中学生でした...

3.0

投稿 : 2015/09/07 22:24

状態 : 読み終わった

250万乙女のバイブル  

当時中学生でした。妹のためにりぼんを買って帰る友達から借りて、毎回読んでいました。作者はのちに「耳をすませば」において、たくさんの死者を生み出した柊あおい先生。
この作品は当時のりぼんのトップだったそうで、80年代を代表する三角関係、やきもき、すれちがいという、現代のスマホのようなガジェットがある世界ではストーリーが成り立たなかったであろう、あの頃の物語。何度か懐かしくなって読み返してみるのですが、当時は香澄ラブだったのが、年齢を重ねるごとに、好みが変わったり、逆に好きだったキャラが鼻についたり、さらに年齢を重ねると、一週回って香澄ラブにもどったり。単純なすれ違いドラマと鼻字の出そうな設定や、乙女チック言葉の数だけではなく、キャラクターの立て方が今となっては旨かったのかなと。

いま読み返してみると、少女マンガの古典的手法がすべてあり、そしてカップルになることで終わる世界というある意味王道と古典を極めるとこうなるという作品ですが、一読の価値はあるかと思います。

まー当時でも「古い」と(主に一条ゆかりに)言われてたらしいですけどね

サンキュー

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