
主人公は中学2年生の「佐伯夕花」。
彼女は困っている人によく出会う体質を持っていて、また、困っている人を見ると助けずにはいられない優しい性格をしています。
ある日、下校中に穴にはまって抜け出せないでいる地底人の「ちいちゃん」を助けます。
夕花の家にはすでに、宇宙船が壊れて困っていた宇宙人の「うっちゃん」が居候していて、3人(?)の変わった日々が始まるという内容です。
ちゃおで連載されていた女子児童向けの少女漫画で、作者は"ミルモでポン"、"ちびデビ"などの篠塚ひろむ氏。
"ミルモでポン"はアニメを見ていたのですが、ミルモが可愛くない上に性格がムカつくのであまり好きではなかったんですね。
本作のちいちゃんもひどい性格ですが、うっちゃんが常識人でツッコミが厳しいのと、夕花も結構いい性格をしているので、本作は楽しく読めました。
ちいちゃんが空気を読まない上に意地汚く図々しい、余り愛せない性格をしています。
女の子向けの少女漫画にしては内容が激しく、時にはコロコロのギャグ漫画かと思うような展開になり、バカバカし過ぎて笑うようなシーンもあるので、このイラッとするキャラクターは逆にはまっていると思いました。
テンプレートのような作品の多いちゃおの中においては、大人でも読みやすい作品かと思います。
全7巻で、中学生から高校生になり、表紙の夕花の顔もどんどん大人びていくのが感慨深いです。
恋愛ドラマもあって、優等生の夕花が一生懸命想いを伝えているのに、ちいちゃんの酷い横やりがあって雰囲気台無しになるのが楽しい作品でした。
ちいちゃんがリアルに存在したら、私は絶対に一緒に暮らしくたくないです。
ラストは大団円です。
子供向けの少女漫画は、基本ハッピーエンドなので、安心して読めて良いですね。
サンキュー
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