
これはひどい(ほめ言葉です)。
1989年~1991年に少年サンデーに連載されていた作品で、オケラのピースケが日本最強の虫を目指してバトルを繰り広げる漫画。
登場人物は全て擬人化というか、昆虫の着ぐるみを着た人間なのだが、彼らが昆虫の生態を忠実?に再現している点が、ひどいと言われる所以だ。
例えば、アリマキ(アブラムシ)という虫をご存知だろうか?
彼らはアリと共生しており、尻から甘い汁を出してアリに与える代わりに、アリに身を守ってもらうという特徴がある。本作品でもアリマキとアリが出てくるのだが、これが着ぐるみを着た女性(アリマキ)と男性(アリ)であったためとんでもない行為として描かれている。
※真面目にツッコムと、働きアリは全てメスなのでこれは間違い。書き直すとしたら、アリをメスにした百合描写もアリかも。アリだけに…
ちなみに本書は、2005年に発行された「復刻版」であり、1991年に小学館から出たものに対してパイロット版の「ピースケの復讐」と描き下ろしの「ピースケVS秩父山」、そして竹熊健太郎氏・相原コージ氏との対談(これも下品)が追加されているのがポイントだ。
但し、Amazonの【試し読み】ではこの追加された箇所が読めてしまう… 何を考えているのやら…
とりあえず、お下劣な漫画が好きな人はこの【試し読み】を見ては如何だろうか?
サンキュー
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