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2021年12月27日現在、主人公の"鈴ヶ森ちか"...

5.0

投稿 : 2021/08/23 23:10

状態 : いま読んでいる

2021年12月27日現在、主人公の"鈴ヶ森ちか"が初日の出を見に行く場所をTwitterで募集しています。〆切は12/28の18時頃。興味のある方は一票投じてください。

で、個人的な話で申し訳ないのですが、本書第3巻に出てきた青森の谷地温泉に先日泊まってきました。コミックと同じ体験が出来てとても良かったです。また旅館のロビーには「ざつ旅」のポスターや本文の該当シーンが貼ってあって、漫画と一緒に温泉を盛り上げようという意気込みが感じられました。聖地巡礼者冥利に尽きます。
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2021年12月3日現在、主人公の"鈴ヶ森ちか"が青森へ旅に出ている様子がTwitterでリアルタイムで流れてきています。

今夜は、弘前の嶽温泉の旅館に泊まっているようで、相変わらず旨そうな物を食べています。

自分、弘前へは『ふらいんぐうぃっち』の聖地巡礼で何回も行ったことがあり、その時のことを思い出しています。←最近このパターンが多い
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2021年11月17日現在、主人公の"鈴ヶ森ちか"は再び北海道へ旅に出ていることがTwitterでリアルタイムで流れてきています。

今日の時点でズワイ蟹丼という旨そうな物を喰っているようで、まさに使うべきところで金を使っているのがよく分かります。

場所を細かく言うと北海道の「紋別」です。
自分も以前、紋別へ行ったことがあり(=皆川亮二氏の『D-LIVE!!』第8巻に出てきた砕氷船「ガリンコ号2」に乗るため)、その時のことを思い出しています。
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2021年10月5日現在、主人公の"鈴ヶ森ちか"はフォロワーからのアンケート結果に基づいて北海道へ旅に出ています。

その様子がTwitter(@suzugamori2)で流れてきていますが、既にこの時点でハプニングが起きていて笑えます! いずれこの内容がコミック化されることが今から楽しみです。

今夜は函館に宿を取るようですが、写真を見るとそこそこ良い旅館(=純和風旅館 一乃松と判断)であり、まさに「お金のかかる趣味」を実践しているのがよく分かります。というか夕食のウニ鍋が美味そうです。これなら金をかける価値があります。

自分も以前、函館へ行ったことがあり(=『ノエイン もうひとりの君へ』の聖地巡礼)、その時の思い出が呼び覚まされながらTwitterを見ています。
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『私はお金のかかる趣味に目覚めてしまった』(第1話より)
旅をテーマにした漫画っていうのはいくつもあるが、旅費については特に言及しないか、または安上がりにすることを最優先としたものが多いと思う。しかし、普通の社会人が実際に旅に出たら「たまには贅沢してみよう」とか「ここでケチっても意味ない!」と判断し、結局それなりの費用が発生してしまうのが現実だ。

本作品は、漫画家志望の女子大生が気分転換に旅に出る話だが、「旅に出ること」「いま一歩を踏み出すこと」を優先的に考えているため、結果として贅沢な内容になっている点が、共感出来てとてもよかった。(但し、豪遊はしていないし、一般常識の範囲内なので安心してほしい)
そう!旅っていうのは金が掛かる趣味なんですよね。それを肯定している本作品はとても清々しい。

具体的なストーリーは、主人公の"鈴ヶ森ちか"が実際に旅に出たという設定になっており、Twitter(@suzugamori2)では旅先での写真を見ることができる。という意味で、本作品はSNS連動型ドキュメンタリー旅漫画であり、聖地巡礼のネタにもなりそうだ。
あと、この主人公は語彙力がないという設定になっており、絶景スポットに行った時のコメントが情けなくて毎回笑える。

実は私も旅が趣味で色々なところへ行っている(47都道府県全制覇済み)。
自分の場合は入念に下調べをして綿密な計画を立てて行くスタイルだが、それでも旅先ではハプニングに合うことが多く、それが旅の醍醐味だと思っている。
本作品はろくに準備もしない「雑な旅」をモットーにしているため、当然思いも寄らぬ出来事に合う。しかしそれが漫画の「オチ」となっているのが見事であり楽しい。

なお、登場人物達(全員妙齢の独身女性)の名字は以下のように東京都大田区・品川区の駅名/地名にちなんだものになっているので、地元の人はニヤニヤしながら読むことをオススメする。(『蒲田魔女』と同じ)
・鈴ヶ森 ちか…品川区の地名より。※鈴ヶ森刑場跡があるところ。大田区まで約500m
・天空橋 りり…大田区の天空橋駅@東京モノレール/京急空港線より
・蓮沼 暦…大田区の蓮沼駅@東急池上線より
・鵜木 ゆい…大田区の鵜の木駅@東急多摩川線より
・糀谷 冬音…大田区の糀谷駅@京急空港線より

旅をするのもままならないこのご時世だが、新型コロナが落ち着いた暁には本作品を片手にのんびりと旅をしたいものだ。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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