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久しぶりに面白いファンタジー物に出会えた! ...

5.0

投稿 : 2022/02/24 23:53

状態 : 読み終わった

久しぶりに面白いファンタジー物に出会えた!

ストーリーの変わり目となるのは第7巻。途中ダレるかもしれないが是非そこまでは読んで欲しい。
それまでヘタレだったハーレム要員達がだんだん色気を出してパーティ内に要らぬ混乱が出てくるのと、遺跡調査クエストで"異世界への門"が出てくるあたりから、別物のように面白くなってくる。
更に第8巻で衝撃の展開があった後、第9巻で今までの伏線が一気に回収されて思いも寄らぬ方向へと進んでくる。このストーリーを考えた原作者(=謙虚なサークル)は本当に凄い。第1話を読んだ時点ではまさかこんな内容になるとは思わなかった!

改めて本作品の内容を記すと…
主人公は魔導師最高位の称号を手にした爺さん(90歳)。但し、誤った修練に気付いた彼は人生をやり直すべく、時間遡行の魔導によって少年時代にタイムリープする。そこから効率的に魔導を極めて再び最高位の称号を獲得しようと第二の人生を始める…というのが最初の話。

若い頃に戻って人生をやり直すという話自体は『村人ですが何か?』『そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中』などがあるが、個人的には同じ人生をもう一度繰り返して何が面白い?と思っているので、本作品も最初のうちはつまらなかった。
但し、天才魔導師(ポンコツ美少女)と出会ったことから、同じレールに乗った人生では過去の自分を超えられないと気付き、彼女と一緒に冒険の旅に出るのが良かった。その後、彼らのパーティには男装の少女剣士、鍛冶師の娘(巨乳)などハーレム要員が集まってくるが、主人公の少年は精神年齢90歳の爺さんのため彼女達を「孫扱い」という塩対応(笑)。

そんな彼女達と冒険を続けているうちに本メモ冒頭にあるように第7巻で大きな出来事があり、それまでの旅が全て巧妙に考えられた伏線であることが分かる。繰り返すようだが本当によく出来ているストーリーだ。

作画は『駆除人』の浅川圭司氏、本作品でも同様に女性キャラが皆綺麗に描かれておりとても良い。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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