
見所は、主人公の湊の嘘そのものであると思う。
湊は父親の連れ子である透に、ちょっとした嘘をつく事から始まり、中高生のような利己的で稚拙な嘘を重ねに重ね雪だるま式になっていく。
湊が成人女性である故に、周囲を巻き込み、自らの首を絞めていく様子は感慨深い。
成長し過ぎた雪だるまに比べ少女漫画的な収束が余りに呆気なく物足りなさをも感じたが、大事な人達を騙す湊への苛立ちは透に笑顔が戻ったことで相殺され、安堵に包まれた。
サンキュー
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