1 進撃の巨人
完結済 巻数 : 34
あらすじ・ストーリー
繁栄を築き上げた人類は、突如出現した“天敵”「巨人」により滅亡の淵に立たされた。生き残った人類は、「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という巨大な三重の城壁の内側に生活圏を確保することで、辛うじてその命脈を保っていた。城壁による平和を得てから約100年後。いつしか人類は巨人の脅威を忘れ、平和な日々の生活に埋没していた。
城郭都市の外縁地区ウォール・マリア南端より突出した(甕城)シガンシナ区で生活する少年、エレン・イェーガー。エレンは医者の父グリシャと口うるさい母カルラ、そして幼馴染のミカサ・アッカーマンと暮らしていた。壁外の世界を夢見るエレンは壁外調査へと出る調査兵団に憧れていたが、両親やミカサには反対され、同じく壁外の世界を夢見る幼馴染のアルミンと話し合うことしかできなかった。
エレンが10歳となった845年に突如現れた、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によって破られた壁から巨人が侵入し、そのうちの一匹にエレンの母、カルラは捕食されてしまう。通称「鎧の巨人」によって遮断不能となったウォール・マリアは放棄され、人類の活動領域はウォール・ローゼまで後退することになった。家族、家、夢、全てを奪われたエレンは巨人への復讐を決意し、調査兵団を目指し「第104期訓練兵団」に入団する。
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二巻読み終わりーーーーーーー 5年?ぶり進撃の巨人に目を置くね。当時アニメ版のOPまだ脳裏に残ってる。 今日はアニメ二期の便乗にして初めてマンガを手に取るだけど、ストーリーが情熱すぎで胸が熱くなってたどころか、涙も何度もこぼしたんだ。とくにミカサが初めて巨人を倒し、商会ボスを恫喝したシーンとエレンと悪人三人組倒したシーンがすごくかっこよかった。惚れちゃう。 二十二巻読み終わりーーーーーーー セリフかっこよすぎで時々場面をスルーしちゃってセリフに見据えていた(A;´・ω・)。 現在の時点で、ようやく巨人の由来、壁の形成、将来のやるべきことなど、だいぶわかってきてるよね。やあ、やはり進撃の巨人面白いね、伏線たくさん埋められて、読みつつ解いていく感覚素晴らしいです!諌山創さんすごい話し手です。夢を売るマンガとでも言われてるんだよ!w どころで、画力は確かにみんなの言った通りひどいけど、ストーリーが良ければ売るべくして売ったよね これからの展開は、もしくはマーレ政府を負けて実権を手に入れ世界を統一させる。最後に九つの巨人を食えてエレンゲリオンは神になる(誤) ネット上でのループ説もなかなか説得力持ってるね!ミカサもしほんとのキーだとしたら、ループ世界のストーリーをもとで進撃のループもあり得るでしょ!(笑) いまの伏線はミカサにばかり持ってるよね。刺青とか、頭痛とか。楽しみな。 ガブは次の鎧に、ファルコは次の顎になるかもと思ってる まあ、あと二週ぐらい経ったら、六月号見えるでしょう
うしおととらや、からくりサーカスや、封神演義や、ひぐらし等伏線回収が凄いと言われる一般的にも評価の名高い、自分にとっても人生において出会えてよかったと思えるこれらの不朽の名作漫画を読んできた中で、進撃を22巻まで一気見した後覚えた感覚は「凹み」だった。 その凹みは漫画の内容そのものの話ではなくて、初期こそ補食シーンに衝撃を受けたもののそうじゃなくて、漫画の面白さそのものにだ。そして諫山創という作家の才能に酷く打ちのめされた。 それは自分でも素人として漫画を描いているからなのだけど、他の作品を読んで「クソ面白い」とは思っても、凹みまでには至らなかったのは何故なんだろうと自問した時、出た結論は「謎」という伏線提示に対するその時点の興味の度合いの強さと、「回答」という伏線回収を、考えられうる限りの最高の舞台で用意する演出の見せ方が、自分にとって他の作品よりも進撃の方が圧倒的に勝っていたからだ。 この作者は作画が成長しているようで雑な部分は本当に雑で、作画力はいわゆる雑味感を生かした絵の「迫力」の方に注力されている。 その辺りはうしおととらやからくりには叶わないけど、「漫画力」として総合で語るならこれらの不朽の名作にも引けを取らない以上の実力を進撃は兼ね備えているし、もうひとつ大好きだった伏線をブン投げて終わったBLEACHのようにならない為にも、進撃にはこの人気も面白さも最高の状態のままなるべく早くに終わってほしい。 そういえば、こんなにも早く終わって欲しいと思った漫画もこれが初めてかもしれない。
突如出現した正体不明の「巨人」により人類は滅亡の危機を迎える。 生き残ったごく僅かな人類は、巨人にも乗り越えられない強固な"三重の壁"を作り、その中で生活をしていた。 そうして100年経ち、多くの人は壁の外を知らぬまま年を取り、平和に馴染んでいた、という設定の元、物語は幕を開けます。 最も外側の壁"ウォール・マリア"の内側、シガンシナ区で生活する少年「エレン・イェーガー」が本作の主人公です。 彼は、イェーガー家に引き取られた「ミカサ・アッカーマン」と、幼馴染の「アルミン・アルレルト」と共に、壁の向こうの世界を自由に駆け回る夢を語っていました。 そして、いつか壁の向こうを探る『調査兵団』に入ることを希望していました。 そんなある日、突然、壁よりも大きな体を持つ"超大型巨人"が現れ、壁が破壊されて大量の巨人がシガンシナ区に押し寄せ、エレンたちの街は蹂躙され、母も目の前で巨人に食い殺されてしまう。 エレンは"巨人を一匹残らず駆逐する"決意を固め、ミカサ、アルミンと共に、訓練兵団に入団します。 最初は巨人と人類の戦いを描いた、ダーク・ファンタジーとして開始します。 巨人は人間の形をしていますが、知性があるように見えず、人を捕らえて捕食するだけの不気味な存在として描かれます。 人類側も、例えばミサイルや戦車砲などは持っておらず、巨人に対抗するのは立体機動装置というワイヤー射出とガスで飛び回る器具に大ぶりの刃という、貧困な装備となっています。 また、ファンタジーですが、ロボットや魔法なども登場しません。 人類の英知と気迫で、気味の悪い巨人共を迎え撃つストーリーとなっています。 そう書くとシンプルですが、ストーリーは進むにつれて複雑になっていきます。 知性を持った謎の巨人の存在や、巨人に変身できる人間の存在、エレンの父が残した"地下室の鍵"に眠る何かなど、序盤から伏線がたくさん張られていて、多くのことが謎として置かれたまま襲いくる巨人と戦い、そして死んでいきます。 序盤は巨人との戦いがメインですが、中盤以降、政府や内部的な派閥との抗争が多くなるため、序盤のノリでパニックホラー展開が続くと思ったらだんだん重くなるため注意が必要と思います。 何度もアニメ化され、実写映画化などメディアミックスされた大人気作ですが、中盤からラストまでは文字が多く難しい内容が続きます。 ただ、ラストは伏線も全て回収されます。 『巨人はどこから来たのか』、『巨人はなぜ人を食うのか』、『地下室に眠っている秘密とは』など、また、エレンの両親の過去やミカサの家系の秘密、最初にエレンの母を食い殺した巨人の正体など、後でわかる事実も多数あり、ストーリーが進むたびに驚きが続きました。 ラスト近辺ではストーリーがちょこちょこ過去になったり未来になったりして混乱しそうになりますが、きちんと読めば理解ができると思います。 キャラクターが皆どこか少し変なのも魅力的です。 ただ、お気に入りのキャラであっても容赦なく死んでいくのが、仕方ないとはいえ悲しかったです。 特に、"あのキャラ"が後半あっさりと、必然でもなく殺されてしまったのがとても残念です。 ラストは壮絶です。 一時期、上の"あのキャラ"死亡で読む気が失せてしまいましたが、完結したので1巻から通して読んでみました。 リアルで追っていたときは、途中巨人が出てこなくなる辺りからダレて来た感じがしていましたが、そうなることを知っている上で最初から読むと面白さが全然違いました。 展開が早く複雑なので、単行本で通しで読むのをおすすめします。
2 暁のヨナ
連載中 巻数 : 43
あらすじ・ストーリー
建国神話・四龍伝説が伝わる高華王国。緋龍城では当時、王の他には世継ぎの皇太子も、世継ぎを産む皇后も無くただ齢十五の王女・ヨナが、大切に大切に育てられていた。
そして迎えた十六歳の誕生日、武器を厭う心優しい父王・イル、幼なじみで護衛のハクや、ヨナが想いを寄せていた従兄弟のスウォンと共に、幸せな一日を過ごす…はずだった。
宴の夜、スウォンとの婚姻を反対するイルに、ヨナは自分の気持ちを伝えに行く。しかし、イルの部屋で彼女が遭遇したのは思いもよらぬ過酷な現実だった。
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アニメから始めましたがマンガはマンガ良さがあり、全巻揃えました。 毎回ハクとヨナのジレジレの恋愛にドキドキさせられています。 早く続き読みたーい!
人間味があって一人一人が愛らしい!恋愛も「好き」とはっきり言わないし、表情とかが複雑でそこから感情を読み取る感じがいい。ギャグのセンスも抜群。 なんといっても「間」がいい…!
ストーリーはものすごく面白いです。 読んでいて続きが気になるのもオススメですね♪ 最初は何も出来なかった主人公が成長していくのも観ていて楽しいです♪
3 惡の華
完結済 巻数 : 11
あらすじ・ストーリー
ボードレールを愛する少年、春日高男。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた、大好きな佐伯奈々子の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和に見られていたことが発覚!! 盗んだことをバラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは‥‥!?
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つまらないというより、主人公の思いやりの無さにイライラする。 サブキャラも増悪な描写で読了不可な作品でした。
イガイガしてドロドロして爽やかな青春マンガ、素晴らしいです。 実のところ、物語の内容というより、何か作者の惡の華をカッコつけて意味もわからず持ち歩いたとかのエピソードへの共感がすごかったところもありますが。 押見修造は自分に誠実で、やもすると青春文学といえるようなやり方が本当に魅力的だと思う。 ただ、話の展開の仕方はやや迷走していたようにも思う。最初に全体の構想はちゃんと練っていたのだろうか。青年マンガにありがちな重々しいテーマと瞬間的な詩的な描写のために全体の構成があまりうまくいっていない現象が若干あるように思う。 まあ週刊マンガ(だよね確か)でやるにはやや重すぎるテーマかな。
最初に読んだときの感想は「何だこれ?」でした 難しく何が言いたいのかよくわからないと感じました 数年後ふと読み返したくなり読んでみると「あ~そういうことか!」とか「作者はこういうことを伝えたいんじゃないか?」とか色々と感じるものがありました そして、それと同じくらい理解できない描写も多くありました 似たようなことが自分の人生であったような気もするし非現実的でありえないと思う気持ちもある その後も何年かに一度読み返していますがその時の精神の状態や年齢によってこの作品から受け取るものが違うように思います 評価はすごく難しいので★3とさせていただきますが是非いろんな方に読んでもらいたい作品です
4 ドリフターズ
連載中 巻数 : 7
- 作者 : 平野耕太
- 時期 : 2010年-
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
西暦1600年、関ヶ原の戦いの最中、謎の存在『紫』の手により島津の退き口から、エルフやオークのいる異世界に召喚された島津豊久は、同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。その地で「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる豊久らは、成り行きと武士としての本能から、人間が支配するオルテ帝国に虐げられるエルフの村を解放、その勢いのまま「国奪り」を開始する。
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絵が苦手で敬遠してましたが、アニメを見てとてつもなく面白かったので漫画を一気に読みました。 歴史好きやGATE好きなら面白いです。
5 妖狐×僕SS
完結済 巻数 : 11
- 作者 : 藤原ここあ
- 時期 : 2010年-2014年
- 雑誌 : 月刊ガンガンJOKER
- 出版 : スクウェア・エニックス
あらすじ・ストーリー
旧家・白鬼院家の令嬢として生まれた少女、白鬼院凜々蝶。彼女は幼少期の同級生による妬みや担任の対応から、家名の権威が先に立ち、その状況を甘受せざるを得ない自分を痛感する。大人に守ってもらわないと生きて行けない無力な自分と環境に息苦しさを感じ、メゾン・ド・章樫、通称「妖館(あやかしかん)」に一人暮らしを始めるが、そこは一世帯につき1人のSS(シークレットサービス)が付く最高級のセキュリティーマンションだった。
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素敵な作品に出会えました。大好きです。
全十一巻の内アニメ化されたのはたったの2巻と少しでした。 おかげで途中からほとんど知らない内容で楽しめました。 この作品の内容は大体甘々のラブコメなんですが、妖怪や先祖返り、転生というシステムのおかげでマンネリな展開は避けられています。 若干バトル要素もありますけどたいして重要じゃないというかコスプレして戦ってるだけ。 序章が終了とともにびっくりするくらい話が大きく動き出します。 その部分はアニメ化されていないので是非ともアニメしか観ていない方に読んでもらいたいです。 女性キャラは可愛くて、男性キャラもカッコ可愛い感じです。 絵やデザインも可愛いです!カルタと蜻蛉のコンビが好きです笑。 蜻蛉は最高にキャラ立ってますねwwwSM診断が無生物にまで適用されるところがなんかツボです。 また、リリチヨとミケツカミの絆がすごくいい!自分のことが嫌いというか自信を持てないでいる二人がお互いを愛おしく思い好きになっていく描写は切なく感動的です。 ワタヌキとカルタのカップルにも泣かされました。 いろいろな要素が混ざってはいますが、純粋にラブコメとしての魅力が十分この作品には詰まっています。
厳重な審査を通過したものしか住むことが許されない高級マンション『メゾン・ド・章樫』。 ただ、それは表向きの顔で、実はそのマンションは、先祖返りをしてしまった妖怪の末裔達が人目を避けるため住まうマンションでした。 本作はそこに住む住人たちを主役に据えたストーリー漫画です。 主人公は、旧家・白鬼院家の令嬢「白鬼院凜々蝶」。 家名が重視され、常に守られてきた現状から脱却するため、そのマンションで一人暮らしを始めることから物語が始まります。 そのマンションでは、一つの住居につき一人のシークレットサービスが付きます。 そのため、凜々蝶にもシークレットサービス「御狐神双熾」が付きますが、初手から双熾は凜々蝶LOVEで、実は過去にあった二人の間のあれこれや、二人の間柄や進展など、恋愛マンガ的な側面がある作品です。 なお、凜々蝶は鬼の先祖返り、双熾は妖狐の先祖返りです。 凜々蝶は見た目は可憐な美少女なのですが、一人称が"僕"で、見知らぬ人に話しかけられると心にもない毒舌を吐いてしまうという残念属性を持ち合わせています。 その他のキャラもとても個性的で、読んでいてとても楽しい作品でした。 絵も非常にキレイで、キャラの書き分けもできており、読みやすい作品だと思います。 また、何よりもツンデレ凜々蝶を始めとして、女性キャラが非常にかわいいです。 男性キャラも(ヘンタイ率が高い気がしますが)線が細くイケメンだらけなので、女性にも男性にもおすすめです。 ただ、ストーリーはやや難解です。 3部構成になっていて、ストーリー途中でキャラの多くが転生するイベントがあります。 そこから再度過去に飛んだり、キャラによっては記憶が引き継がれたり、妖怪の能力が絡んできたりと、ごちゃごちゃしてきます。 ギャグパートはとても良かったのですが、シリアスパートは正直なところ理解が追いつかないところがありました。 ライトに読める部分もあるのですが、ストーリーが進展する部分は、腰を据えて理解しながら読む必要があると思います。
6 男子高校生の日常
完結済 巻数 : 7
- 作者 : 山内泰延
- 時期 : 2010年-2012年
- 雑誌 : ガンガンONLINE
- 出版 : スクウェア・エニックス
あらすじ・ストーリー
ネットで話題騒然となった、「男子高校生の日常」の単行本1巻がついに登場! ショートギャグ15本に加え、「お嬢様の日常」、描き下ろし「女子高生は異常」が収録され、読み応え十分な1冊です!!!
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日常なのか非日常なのか、とにかく楽し気な男子高校生活を描く。 面白いです。アニメ2期来い!
文学少女最高です! くだらなくてホント笑えるw
女子高生が主役のマンガ・アニメであふれる昨今、どこにでもいる普通の男子高校生を主役に据えた日常系マンガ。 友人同士の3人の男子高校生、「ヒデノリ」、「タダクニ」、「ヨシタケ」が中心となり展開します。 一話10ページ程度の一話完結型。ワンクールでアニメ化もしました。 タイトル通りの日常系マンガで、マンガ的な展開はありますが超自然やファンタジーは存在しません。 キャラクターは増えますが、最終話次点でもそれほどキャラ数は多くなく、ストーリー展開もほぼないです。 そのため、キャラの描き分けが微妙なのですが、キャラ数は多くなく、頭を使わずに読めます。 また、2009年から2012年連載でなので、作中、スマホやSNSは登場しないです。 今の男子高校生の日常とは全然違っていると思うので、読む上で時代的なところは考慮する必要ありますね。 男子高校生で日常系というと、ヤンキーかスポーツマンガみたいになりそうですが、本作登場の男子高校生は不良ではなく、スポーツもやってないです。 男子高校生が友人の家でだべったり、バイトしたり、遊びにいったりする内容となっています。 割りと淡々としていて、雰囲気的にはシュールギャグに近いですね。 男子高校生が中心ですが、女子高生も登場します。 むしろ、登場キャラの半数は女性キャラな気がするくらい、女性キャラ出てきますね。 絵は微妙ですが、女子高生キャラはかわいらしく、個人的には近隣女子校の生徒会長「りんごちゃん」がお気に入りです。 また、女子高生の一人「羽原」は過去に「アークデーモン」と呼ばれ恐れられていて、過去に討伐隊が形成されたような話があるなど、女子側のほうが個性が強く物語向きな感じがありますが、あくまで外伝的な位置づけで、平和な男子高校生がバカなことをやって終わるだけの日常系マンガが本筋となってます。 そんなので面白いのかというと、大笑いはできないものの、クスリとすることが多いです。 日常系作品らしい脱力して読める作品です。
7 アカメが斬る!
完結済 巻数 : 15
- 作者 : 田代哲也 他
- 時期 : 2010年-2017年
- 雑誌 : 月刊ガンガンJOKER
- 出版 : スクウェア・エニックス
あらすじ・ストーリー
帝国の圧政によって苦しむ村の少年剣士・タツミは、殺し屋集団「ナイトレイド」の一員である赤目の少女・アカメと出会う。そして仲間達と共に、腐敗した帝国に立ち向かう。
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「最愛だからこそ…早く救済(ころ)してやりたいんだ」 「真剣で私に恋しなさい!」「結城友奈は勇者である」のタカヒロ原作ダークファンタジー!! エスデス推しです。
期待ほどではなかったですが、面白かったです!グロいバトル系の漫画が好きな人はハマると思います!あと、キャラが良かったです!
先帝が倒れ、暴虐の限りを尽くす大臣「オネスト」の傀儡と成り果てた幼帝により悪夢のような世の中となってしまった帝国が舞台。 重税より寂れた村出身の少年剣士「タツミ」は、元は帝国の兵士となるべく仲間と共に村を出たのだが、ある出来事により腐敗した悪政を糺すべく集結した暗殺集団"ナイトレイド"の仲間となり、悪に立ち向かうことを決意するというストーリー。 その世界には1000年前、帝国の始皇帝により作られた"帝具"と呼ばれる超兵器が存在していて、ナイトレイドのメンバーは皆、"帝具持ち"です。 帝具には相性があり、相性が合わない場合は使用に耐えることができない、また、半数以上は行方不明で、存在が確認されているのは僅かであるという設定で、未知の力を持つ帝具を持つ"ナイトレイド"と、同じく帝具持ちの帝国軍特殊部隊の、能力者バトルといっていい内容と思います。 凄惨な拷問、数万人規模の大量殺戮、無実の者の処刑と残された家族への非人道的な仕打ちの描写が容赦なく、酷なシーンが多々あります。 また敵味方共にキャラクターが立っていて、多数の帝具持ちが登場するのですが、そのほとんどは戦いの中で命を落とします。 最後まで生き残ったキャラは敵味方併せて数人程度で、とにかく死にまくる作品という印象が強いです。 一方で敵側、味方側共仲間内間の結束は強く、やり取りなどがコミカルに描かれるシーンもありました。 戦闘シーンも読みやすく、ストーリーのテンポも良くて、なかなかの良作だと思います。 最初はナイトレイドが悪政を敷く官民を処罰するシーンから始まるのですが、帝国側の帝具持ちが集まり、ナイトレイドに死亡者が出て以降は、帝国軍側の帝具持ち集団がナイトレイドの前に立ち塞がって一体、また一体と殲滅する展開となります。 中盤展開がパターン化されつつありましたが、主要キャラの死亡や残酷描写が挟まることで中弛みのようなものは感じなかったです。 そこそこ長いですが、読んでいて飽きなかったです。 また、描写は過激ですが、個人的にはサラッと読めました。アニメはもっとグロくて、原作では死なないキャラも死にそうなので、アニメはアニメで視聴したいと思います。
8 血界戦線
完結済 巻数 : 10
あらすじ・ストーリー
異界と人界とが一晩で交差し変わり果てた世界。深い霧と超常現象により隔離された元ニューヨーク「ヘルサレムズ・ロット」という街に、いつ破れるとも知れぬ均衡を守るために様々な事件に挑む秘密結社が存在した!
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夢は「ゾンビっ娘とチュッチュする」こと!ゾンビをこよなく愛する高校1年生・降谷千紘(ふるや・ちひろ)は、ひょんなことから清楚可憐なお嬢様・散華礼弥(さんかれあ)と知り合い、一緒に愛猫「ばーぶ」の“蘇生”に取り組むことに。でも、礼弥が発したひと言「私が……ゾンビになったら、責任取ってくれるってことですね……?」が、まさか実現するなんて!?史上初?ゾンビに萌えちゃう青春ラブストーリー、ここに誕生!!
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ゾンビっ娘とのラブコメという内容は斬新だなぁと思ったが、ストーリーが希薄すぎて全く印象に残らなかった。
10 絶園のテンペスト
完結済 巻数 : 10
- 作者 : 城平京 他
- 時期 : 2010年-2013年
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あらすじ・ストーリー
ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ島流しにされた。ある日、ひとりの少女が唐突に殺され、犯人が捕まらず時が過ぎた。そしてある日、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を越えた戦いが始まった!
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11 のんのんびより
完結済 巻数 : 16
- 作者 : あっと
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あらすじ・ストーリー
両親の仕事の都合で東京から引っ越してきた一条蛍は、小中併設校の「旭丘分校」に転入することになる。しかし、そこは自分を含めて全校生徒がわずか5人の学校だった。道路には「牛横断注意」の標識があり、バスは5時間に1本しか来ないほどの田舎での、一条蛍、宮内れんげ、越谷夏海、越谷小鞠、越谷卓ら分校生徒の、日々の光景を描く。
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14 蒼き鋼のアルペジオ
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突然、世界各地に「霧の艦隊」と言われる謎の超兵器を搭載した戦艦群が出現。人類はその艦隊になす術無く敗戦し、海上に出る事が出来なくなった…。その海戦から17年後、何故か「霧」の潜水艦イ401に乗り込んだ千早群像とその仲間達は、イ401の人体化(メンタルモデル)のイオナと共に、霧の艦隊に戦いを挑む…。
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人類がほとんどいなくなった終末世界で、生き残った少年1名+少女3名の日常を描いた物語。永遠に続く夏休みみたいなほのぼのとした雰囲気と、人類を絶滅に追いやった謎の生命体との戦いが魅力。 水着や入浴シーンが多いので、ハーレムとか百合展開を期待しがちだが、残念なことにそっちには行かない。 というか、ラストで伏線回収があるが、本作品は意外にもSF作品。これが一番の驚きだ。
16 オバハンSOUL
完結済 巻数 : 4
あらすじ・ストーリー
世界最強&最凶の生物、それはオバハン――!!大阪の長屋に住む家族思いの激烈オカン・渡辺直美。アニマルプリントにくるくるパーマの大阪ファッションを身にまとい、女だてらにトラックを駆り、運送屋として額に汗してコツコツ働く毎日。仕事が終わり家に帰れば、亭主や息子を口やかましくも温かい愛情で包むことも忘れない。だが、ひとたび気に食わんヤツを見つけたら、天下の公道を激走し、烈しく容赦無くシバキ倒すッ!!必殺武器のフトン叩きを片手に腐ったヤツを一喝、オバハンの熱き愛が皆の心を変えていく…!!奇才・もりやまつるが描くナニワ世直し人情物語、一直線に突っ走るは無敵の女道ッ!
<電子版提供元:日本文芸社>
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期待以上に濃く、予想外に温かい。
濃すぎる人情漫画。 おかあちゃんが義理人情に厚くめちゃくちゃいい人。 大阪が舞台なので、大阪に住んでる自分はそれだけで楽しめました。
17 となりの柏木さん
完結済 巻数 : 12
- 作者 : 霜月絹鯊
- 時期 : 2010年-2016年
- 雑誌 : まんがタイムきららフォワード
- 出版 : 芳文社
あらすじ・ストーリー
桜庭雄斗はオタクな男子高校生だけど、オープンにしていて結構楽しい毎日。最近はお絵描きSNSで見つけた絵師『sayane』のイラストの大ファン♪新学期を迎え、学園内でトップを誇る才色兼備の美少女・柏木琴子と席がとなり同士に!ドキドキの雄斗だが、柏木さんは大の『オタク嫌い』だそうで…!?ドキドキのラブコメディー第1巻♪
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最近読み始めたが、ストーリーは似通ったものもほかにあると思うが、自分としては面白い。主人公以外の友達の恋愛にキュンキュン来てしまった。
初期はキューンとなる甘いラブコメだが途中から本線ほったらかしにして別のカップルが3組登場してそれがメインになります。第1巻が2010年。長いです。 美少女オタクの柏木さんがかわいいだけに、もっとその子と主人公の本線カップルを前面に出してほしい
メインはオタク趣味二人のラブコメで他キャラの恋愛もあり、ライバルも登場せずゆっくりとしたペースの話です
18 Another
完結済 巻数 : 4
- 作者 : 清原紘 他
- 時期 : 2010年-2011年
- 雑誌 : ヤングエース
- 出版 : 角川書店(角川グループパブリッシング)
あらすじ・ストーリー
26年前、夜見山北中学にミサキという生徒がいた。一年生の頃から周囲の人気者だったが、クラス替えで三年三組になったミサキは急に事故で死んでしまう。だが、人気者の突然の死を受け入れられない同級生たちは“ミサキは生きている”フリをし続けた。ところが卒業式の日…、集合写真に実際にはいるはずのないミサキが写っていたという…。そして――。
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まだ読んでない
アニメ化もされたミステリー作品。 4巻という短さで終わってしまったのが 残念でした(*´Д`*) 賛否あると思いますが個人的には良く出来たストーリーだったと思います。
怪談をベースにしたホラーミステリーです。注意深く読んでいれば色々推理できる話ですが結構強引でした。
19 ウィッチクラフトワークス
連載中 巻数 : 17
- 作者 : 水薙竜
- 時期 : 2010年-
- 雑誌 : good!アフタヌーン
- 出版 : 講談社
あらすじ・ストーリー
「多華宮(たかみや)君は私のお姫様だから」同級生(クラスメイト)の火々里(かがり)さんは僕を護る最強の護衛者(ガーディアン)だった!--さえない学園生活を送る高校生、多華宮仄(ほのか)。彼を襲う、謎の襲撃者達が現れる。襲撃にただただ戸惑う彼を助けたのは、爆炎を操る魔女。その魔女の正体は、多華宮君の同級生、火々里綾火(あやか)だった!多華宮君と火々里さんの爆炎スクールライフが今、始まる!
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アニメから入って立ち読みし始めた人なので、全巻読んだかわかりません。 マスコット的キャラクターが多くてかわいい。
20 ましろのおと
連載中 巻数 : 31
あらすじ・ストーリー
津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者・澤村雪(さわむら・せつ)。師でもあった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人と出逢いながら今、自らの音を探す旅を始める。――「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂(らがわ・まりも)が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!!
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佳作。 主人公♂、16〜17歳ほど。青森出身。津軽三味線の天才。ムラが多い。祖父を尊敬。 兄、19〜21歳ほど。見た目がめちゃくちゃ老けてる。津軽三味線で大会優勝を目指す。穏やかで弟を何に付けても優先する。祖父を尊敬。 祖父、故人。盲人で津軽三味線の孤高の存在。余り表に出ず世に知られなかった。 その他漫画のようなあり得ないキャラが多数。 佳作なのは全部通過点に見えるから? 高校甲子園しかり、大会優勝しかり、ユニット活動しかり。 最終的には主人公ソロで表に出るんだろうな〜て想像できる。 総じて、主人公が何かを掴んではまた思い悩むの繰り返し。 三味線の音の表現は伝わりにくいなぁ。 心象風景でなく、過去語りに移行してしまうからかなぁ。技術的な描写ももっと欲しいんだよ。 特に現代の孤高の奏者、神木清流(名取名)のバックグラウンドを大分組み立てたのに楽曲表現が何か物足りなく、その後の作品はキャラ自体ほぼ触れてさえいない。ほったらかしな状況。 要所要所でその楽曲の持つ表情が伝わってこない。 民謡で難しい言葉なら現代語で簡易なのも併記したら良いのに。 そうそう、しょっぱなから青森弁の解説なくずっと方言喋りっぱなしなのは面食らうけど、なんとか慣れてきた。 まあそうは言え、1巻20分程で読む漫画じゃないと反省。一気読み駄目。 もっと民謡の歌詞とか噛み砕いて時間をかけて読むべき作品なんだろう。 本当に時間がある時に推奨。
21 夏の前日
完結済 巻数 : 5
- 作者 : 吉田基已
- 時期 : 2010年-2014年
- 雑誌 : good!アフタヌーン
- 出版 : 講談社
あらすじ・ストーリー
夏の暑い日、芸術大学で油絵を描く青木哲生はバイト先の画材屋で画廊に勤める年上の和服美人・藍沢晶と知り合う。絵を描いているところにたびたび現れる晶に対して当初は反感を持つが、ある雨の日、晶が取った行動から恋愛関係となる。
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芸術学校に通う主人公と画商(?)である女性の恋愛譚。 漫画にある派手さはないし、少々唐突さを感じるところもあるが、漫画の画力から登場人物立の心情や空気の質感は突出しており、私の心を掴んで離さない。 台詞よりも漫画の絵として心を感じさせる、例えるなら「ジェスチャー」の強い作品かもしれない。
生々しいというか、凄く空気感のある漫画だと思います。 夏の暑さ、とか雨の日の湿った空気など絵で表しにくいものが伝わってくる稀有な漫画です。オススメです!
22 ライアー×ライアー
完結済 巻数 : 10
あらすじ・ストーリー
私×義弟(おとうと)×女子高生姿の私=三角関係!!? ――ある日、ノリで友達の高校時代の制服を借りて街に出た湊(みなと)はそこで義理の弟・透(とおる)と遭遇してしまう!! 別人だと言い張る湊を信じた透だけど、透はその「女子高生姿」のほうの自分に惚れてしまったみたいで……!!? 世にも奇妙なラブストーリー開幕!
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このねじれた感じの恋愛が好き
ハチャメチャラブストーリー。義弟と偽りの姿で仲良くなってしまい、果てには恋愛へと発展してしまうお話。ヒロインが徐々に心を開いていく様子が何とも可愛いらしい。義弟も本当に可愛いらしい。 癖があるので好みは分かれそうですが、オススメします。
主人公に共感できる部分が少なくて4巻で断念。絵もノリも嫌いじゃないんですがね
23 煩悩寺
完結済 巻数 : 3
- 作者 : 秋★枝
- 時期 : 2010年-2012年
- 出版 : メディアファクトリー
あらすじ・ストーリー
彼と別れたばかりのOL小沢さん。ある日、飲んだ帰りに訪れた同じマンションの一室は、とんでもない部屋だった。住人の小山田くんはいたって普通の青年だったが、「煩悩の限りを尽くす」という兄から送られてくるモノで溢れるその部屋は、統一感なし、センスなし、意図も不明。しかし何が気に入ったのか、そんな部屋で癒される小沢さんはヒマがあるとその部屋『煩悩寺』に通う日々が始まるのでした。
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24 アラクニド
完結済 巻数 : 14
- 作者 : 村田真哉 他
- 時期 : 2010年-2016年
- 雑誌 : 月刊ガンガンJOKER
- 出版 : スクウェア・エニックス
あらすじ・ストーリー
叔父と暮らしている高校生・アリスは苛められて過ごしている。ある日、アリスは「蜘蛛」と呼ばれる殺し屋に叔父が殺されるのを目撃する! 気を失ったアリスが目覚めた先は「蜘蛛」の自宅だった…。そして、身内もいないアリスは「蜘蛛」によって殺し屋として育てられることに…!!
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バトルシーンがすごくかっこいい 糸使いっていうのがすごくいい
話の展開に大分無理があります。ギャグマンガとして読めば楽しめるかと…
25 狼の口 ヴォルフスムント
完結済 巻数 : 8
あらすじ・ストーリー
14世紀初頭、アルプス地方。イタリアへと通じるザンクト=ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。難攻不落をもって知られるその場所を、人々はこう呼んだ。ヴォルフスムント―――“狼の口”と。 圧倒的な作画によって再現される中世人の生活様式や、鎧甲冑、鎖帷子、武器、兵器の数々……。そして、圧政者に立ち向かう市井の人々の身を賭したドラマをダイナミックに描き上げる作劇!
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復讐ものが好きな自分は楽しめました。 酷い殺され方ばかりで本当に逆転できるのかと思いながら読んでいました。 この作品は主人公と言える人はいません。 それはスイスは一人の力でなく農民みんなの力で独立できたからだと思います。
個人的に、こういうオチの付け方に弱い。 読了し一息つく。 読んでいる最中は曖昧だった現実とファンタジーの境界が、くっきりと立ち現れる。 それでもなお、いやそれゆえに、両者に通底し、今に受け継がれている価値が、ストンと心に落ちてくる。 歴史フィクションの醍醐味を味わえる全8巻だと思います。 舞台は中世・アルプス山脈。 オーストリア・ハプスブルク家は、交易路の権益を狙い、アルプスへと支配の魔手を延ばしていた。 自由と独立を守るため、アルプスの民は「盟約者団」を結成し立ち上がる。 一方ハプスブルク家は、交通の要衝ザンクト・ゴットハルト峠に堅固な関所「狼の口(ヴォルフスムント)」を設け、そして残虐非道な代官・ヴォルフラムを派遣した…。 希望と失意、憤怒と冷笑が拮抗する、残酷で重厚な歴史フィクション。 一言で紹介するなら、「人民の『死』一つ一つが主人公なマンガ」でしょうか。 代官ヴォルフラムの悪辣さがとにかく強烈。 盟約者団の前に立ちふさがり、死体の山を築き上げていきます。 勇士も策士も美女ももれなく吊るされるため、絵面が痛い。 果たして盟約者団は関所を攻略できるのか。 積みあがる死の意味を読者が知るのは、物語の結末において。 中世という過酷な山行の果てにたどり着いた頂きからは、現代の我々まで見通す眺望が開けているはず。 アルプスだけに() 一見露悪趣味にすら取れるヴォルフラムの残虐さに、「いつか絶対ケツにデカいのぶち込んでやるぜ!」の反骨心でなんとか耐えて、ぜひ一気に読み通して頂けたらと。
拷問だとか戦争だとかで描写が結構エグいんで好みは分かれそう。 この作者グロが描きたいだけちゃうんかと思ってしまったくらいエグい。 普段それ系を見慣れてないからそう思ったのかもしれないけど。 とにかくキャラが死にまくるのも特徴。 主要キャラだろうが容赦なく気前よく退場していく様はある意味圧巻。 主人公が誰なのかよく分からないところも見ようによっては面白い。 特別面白いわけでもないとは思うが何故か見てしまう不思議な作品。 それは多分お代官様のキャラによるところも大きいのかもしれない。 いい意味ではなくこの外道がどんな最期を迎えるのかという期待感のようなもの。 認めたくはないがこの作品の魅力の半分以上はお代官様が担っていたと言っても過言ではないのかもしれない。 事実お代官様以降の展開はどこか物足りなさを感じてしまい言うなれば消化試合のような感じにも見えてしまう。 登場キャラは比較的多いはずなんだがお代官様に寄りすぎたのが惜しいと言えば惜しいのかもしれない。
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