セーラー服・スク水の可愛い女の子と、ゆるくてかわいい宇宙人の「ぬむも」さんと「んぽぬ」くんとのSF(=少し不思議)な日常を描いた粟岳高弘氏の作品(2017年刊行)。
ただ、ゆるくてかわいいというのも見た目だけで彼らは「第5系列異星人」というガチのSF設定。他にも「第1から第4まで」の種族がいるといういつもの粟岳高弘ワールドをベースにしている。本作品では更に人造人間が出てきて話を盛り上げてくれる。
ちなみに人造人間の名前は「マロン2CX」…と聞いてピンとくる人は古い人だ(笑)。これって1989年に発売されたアップル社の「Macintosh IIcx」(当時価格5369ドル=現在換算75万円)のパクリだよね。
本作品は過去に出た同人誌をまとめた短編集ではあるが、同じ短編集である『いないときに来る列車』に比べると難易度が低くとっつきやすい。というのも全体を通して一貫したストーリーがあるので読みやすいからだ。
特に最後の「超光速航行実験宇宙機3号」に至っては、人類はついにここまで来たか!と感動するクライマックスでとても良かった。
サンキュー
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